ハルムの動く日記

「はるむ職品工房」子狐はるむの日記というかアニメ・特撮メインの感想及びツッコミ。休止期間を抜けてぼちぼち再開中。

「ファンタジックチルドレン」第1話「闇の果てから」

2005年03月04日 | 2004秋の新番組
 実はこのシーズンの作品群の中でイチオシだったんだが、なかなか観られる機会に恵まれず、やっとCSアニマックスで放映されたんで観始めた次第。

 なかむらたかし原作・キャラデ・監督で、じゃあスタジオパルムかと思ったら一応日本アニメーションだったという。だがまぁ、実質、日本アニメーションつっても名前だけ、っつーか、プロデューサーだけだろうしなぁ。

 「鉄人28号」の後のせいか、なんか線に変なクセがついてしまってますのぅ。

 19世紀、死して100年で生まれ変わる「取り替えっ子」、すなわち「ベフォールの息子達」の物語から幕を開ける。合流を拒否した一人は偉大な発見を為し、そして発見が遅れた一人は死を迎える前に月の船の絵を遺した。合流し、活動する彼らは年を取らず、そうでない二人は老いていた。では、死した彼女の家で囚われてしまった一人の運命は?

 不老、そして輪廻として不死の、白髪、そしてマント姿の子供達。このキービジュアルだけでゾクゾクと物語の予感が押さえきれないイイ感じ。行動目的も、過去の過ちも語られないまま、舞台はBパートへ。

 Bパートは2012年の東南諸島へ。トーマ(皆川純子)は、近隣の島の「施設」から逃亡した、無表情無反応な少女と出会う。迎えに来た男達に引き渡される彼女に、何も出来ないトーマ。だが・・・。

 朽ちた巨石仏の手のひらで寝ころび、無表情に髪を風にたなびかせる少女の図、てなトコがなかなかイイ感じ。一言もしゃべらないので声優クレジット無し。
 エンディングの三世代の「月の船」の絵の、最後の作者のヘルガですかのぅ? その絵だけ誰も乗ってないのは意味があると考えて良いのか?

 てなワケで、「白髪で命がアレなヒト」「無感動娘」「エンディングが月」という、実はエヴァものなこの作品。まぁ、謎だらけなのもうなずけるってモンです。

 正直、期待しすぎたかな、って感じはあるけど、充分面白いので期待してぼちぼち観ますです。ハイ。
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