アールグレイ日和

春畑 茜(短歌人+里俳句会)のつれづれ。
降っても晴れても、そこにサッカーはある。

ケロリン

2005年02月23日 17時17分29秒 | 俳句


個人的には昨夜から「ジュビロの川口くん骨折」の情報に、それはもう〈かなり〉へこんでいるわけですが・・・一番へこんでいるのは川口くん本人だろうし、一番痛いのも本人でしかないわけで、あーそれでも無情にもJリーグは開幕するだろうし、最終予選(3月25日イラン戦、30日バーレーン戦)もつつがなく行われるだろうし、窓を開ければもれなく花粉も飛んでくるし、頭は痛いし肩は凝るし・・・もーこうなったら無理やりテンション上げるっきゃないやんっ!と、今日は記念日俳句に投稿する句を考えている(<どーでもいいけど、長いんだよ)。


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今日の記念日俳句は「富士山の日」。

【天】
富士山の日やケロリンの永久桶  伊波虎英 
 
【地】
大漁旗舳先に刺し富士山の日   蝸牛

【人】
富士山の日の電源はどこですか  島田牙城


伊波虎英さんの句の「ケロリン」は頭痛薬の名前だと思ったのだが、選評によればケロヨンだとか。永久桶というのがレトロな言葉で、ええ味出してるなあと感心。蝸牛さんの句は大漁旗のあざやかな色彩が目にうかぶよう。島田牙城さんの句は笑える。そういえば去年(だったか?)名古屋駅のホームのコンセントでノートパソコンの充電をした人が罪に問われたニュースを思い出した。


さて、先の「ケロリン」という頭痛薬は、昔パート勤めをしていた置き薬の会社で扱っていた。なんとなくレトロな感じのする外箱で、いかにも頭痛に悩んでいるような女性の絵がついている。最近では名古屋のドラッグストアでも売られていたりする。この「ケロリン」という語感、頭痛がケロッと消えてしまいそうなあかるい語感がいいな、と思うが、まあ鎮痛薬はそれなりに注意して服用しないと・・・とも思う。私は頭痛持ちなので、「ケロリン」にはかつてよくお世話になっていた。


腰椎の持病のため、時々(病院でもらう)鎮痛薬を飲むことがある。痛みは長く続けば辛いし、日常生活にも影響が出てしまう。横浜マリノスのFW・久保竜彦が同じ病気で、最近ようやく復帰に向けて動いているらしい。ジュビロファンではあるが、久保にはぜひ頑張ってほしいとも思う。ただし、ジュビロ戦ではお手柔らかに、と願う(<相変わらず勝手なヤツですみません~)。


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J1選手名鑑(全18チーム全選手完全ガイド)、発売中。「週刊サッカーマガジン」のと「週刊サッカーダイジェスト」のがあり(どちらも定価550円)、書店で悩んでみたけれど、結局きのう両方買ってしまった(<帰宅して、家に2冊も同じような本があることに笑っていた家人は、熱烈赤鯱ファンである)。とにかくあとは開幕を待つばかり!






・牡蠣雑炊神の愛にはほど遠く
          春畑 茜(「里」2月号)