「シャガール展」 東京芸術大学美術館 2 

2010-10-16 10:10:37 | ガラス/美術展 

放浪の画家

憧れと癒しのパリ 

 「私と村」・・パリ滞在中に描く

  

「窓から見たパリ」

フランスで活躍した・・・巨匠「マルク・シャガール」(1887~1985)の作品 パリにあるポンピドウ・センターの所蔵品により実現した展覧会  白ロシアから・・・近代絵画の華やかな中心地であるパリへの進出、祖国への帰還と、前衛運動への失意、ユダヤ人ゆえのアメリか亡命 最愛の妻ベラの死と画家自身の信仰の問題

 

 「シャガールとベラ」

運命の恋人ベラとの結婚・28歳


「緑色の恋人達」

「ベラ」は特別な存在

28歳結婚・・最愛のベラを描く

 

 愛する二人の胸の高まりを細やかに描いている

「誕生日」・・結婚を控えた「シャガール」

 

シャガール」は・・・貧しい労働者の子息、「ベラ」はヴィタベスクで宝石商を営む裕福な家柄の出身 画家としてパリで初の成功があってもベラの親は反対

1909年にベラと出会う・・・「ベラの」美しさと聡明さに夢中になる 高い教養と芸術に関心を持つ 「ベラ」からは近代史の父・ボードレールの素晴しさを教えられる 「ベラ」は画家を目指す若いシャガールに対し、好意以上の感情を抱く

二人が織り成す精神の交換・・・ヴィタブスクの大地に咲き誇る香り高い野生の花々を摘んできて、それを花束にした「ベラ」・・・才気あふれる「シャガール」によって自分が描かれることの喜び・陶酔 こうして「誕生日」は生まれた

「誕生日」のモチーフの由来・・・1015年「シャガール」の誕生日 二人は結婚式を18日後に控え、「ベラ」は誕生日用に花束と食べ物、部屋を飾るタペストリー(綴織)を買い求め、「シャガール」を訪ねる

制作の場を故郷に移す・・・フランス美術界での評価を得、「シャガール」は故郷に残してきた運命の恋人、「ベラ」と家族の反対にあっても結婚を成就させる 「シャガール」の絵画を良く理解する妻「ベラ」は、晩年まで創造の源泉でありつづけた

1910年パリへ・・・奨学金を得て念願のパリへ エコールド・パリの巨匠たちと交流を結ぶ アンデパンダンテンに出品をつづけ、評価を高める

 

故郷ロシアの仲間と

  

 

31歳・シャガール

ベラとシャガール31歳

ゴンチャローワ画

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

故郷「ヴィテブスク」に

前衛的な美術学校の創設

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「シャガール展」 東京芸術... | トップ | 「シャガール展」 東京芸術... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
家に居ながら・・ (パコ丸)
2010-10-15 11:13:10
毎日多忙な日々、haruさんのお蔭で家に居ながらシャガール展を見られます。
有り難うございました。

つづき楽しみにしています。
明日は生涯学習フェスティバル。これからクリエートホールに搬入です。
生徒の作品展だんだん疲れてきました。
返信する
80代でパソコン先生 (haru)
2010-10-16 14:29:21
「シャガール展」は11日で終了しました やっとブログに編集おえたところです 早々お訪ねくださり、お待たせいたしました 初期から晩年まで70数点が展覧 シャガールの人生がよく理解できました 見応えある展覧会でした

今日は「生涯学習フェスティバル」ですか 今頃は生徒さんたちに囲まれ、パソコン指導中ですね 70歳からパソコン始め、HPとブログを開設 80歳で現役パソコン先生ですね ボランティアでしょう? 大変なことです
返信する

コメントを投稿

ガラス/美術展 」カテゴリの最新記事