《 国宝迎賓館 》
赤坂離宮
1909(明治42)/『東宮御所』完成
1974年/『赤坂離宮・迎賓館』
に名称変更
『赤坂離宮は迎賓館』に(1974年)・・・『東宮御所』は紀州徳川家の江戸中屋敷跡に皇太子の住居として建設されました(1909年/明治42年) 国内唯一のネオ・バロック様式の西洋風宮殿建築 皇太子・嘉仁親王が大正天皇即位後は住居としてお住まいになりませんでした 『東宮御所』は贅沢すぎると明治天皇が語ったと、伝わります その後、国賓・公賓の宿泊施設・会談・レセプションなど外交活動の表舞台になりました
2009.12.8/迎賓館は国宝に指定
迎賓館/赤坂離宮
仏ベルサイユ宮殿
英バッキンガム宮殿参考
2016年から一般公開
(ハガキ&Netで予約)
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迎賓館
赤坂離宮内部
西口1階より入場、本館2階を順次拝見
『彩鸞の間→花鳥の間→朝日の間→羽衣の間』
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『羽衣の間』
(POSTO CARDから(写)
『彩鸞の間』
(POSTO CARDから(写)
『花鳥の間』 を彩る七宝/
(POSTO CARDから(写)
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設計者は『片山東熊』(宮廷建築家)
『鹿鳴館』を設計した外国人建築家
『ジョサイヤ・コンドル』の一番弟子
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迎賓館/赤坂離宮 と名称変更
明治以降の建造物
『国宝』指定されました
2009.12.8
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「ル・コルビュジェ」の建築
国立 西洋美術館
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世界遺産登録
美術館には、絵や彫刻と同じくらい重要なものがあります それは建築です フランスで活躍した建築家ル・コルビジェの作品『国立・西洋美術館』を・・・ゆっくり見学してきました
ユネスコ《第40回》
世界遺産委員会
「ル・コルビジュの建築(7ヶ国17作品)」世界文化遺産に
『国立 西洋美術館』は西洋の美術品を展示
世界遺産登録 決定
2016.7.17(日)
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国立 西洋美術館・・・建物の入り口部分、雨や強い日差しを避けることができます ゆとりある空間は多くの円柱で支えられます 柱の直径は1階60cm/2階55cm 重さを支える1階の柱は2階より太く、姫小松の木の型枠にコンクリートを流し込んで木目が美しく浮き出ます
建築家『ル・コルビジェ』とは・・・20世紀を代表する建築家の出身国はスイス 近代建築の巨匠です パリに仕事の拠点を移し活躍しました 世界遺産認定された建築は、7ヶ国17作品です ル・コルビジェ作品の一つとして世界文化遺産に登録されたのが、1959年に完成した『国立西洋美術館』です 『国立・西洋美術館』は新しい時代の建築に相応しく、『ル・コルビジェ』らしいさまざまなアイディアが満載・・・斬新です
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アイディア満載
国立 西洋美術館
天井の高さ トップライト
写真撮影(可)
スロープを通り中2階へ
バルコニー
2階展示室には、壁を突き抜け2ヶ所にバルコニーが設けられています そこからホールを見下したり、もう一つのバルコニーの奥の展示室を見ることができ、この建物の複雑な空間を感じることができます
スロープ/(斜路)
ル・コルビジェの建築によく用いられる斜路、19世紀ホールと2階を結んでいます 空間の変化をゆっくり楽しみながら上の会に移動することができる建築的プロムナード(散策路)
トップライト
19世紀ホールの天井部分に三角形にあけられた北向きの明かりとりの窓です トップライトからの自然光で、晴れた日にはホール全体が明るく見えます
天井の高さ/照明ギャラリー
2階展示室の天井は、高い部分と低い部分が組み合わされています 歩く先に空間の広がりや変化を楽しめます
2階展示室の低天井の上にあるガラス張りの部屋は、屋上から取り入れた自然光を展示室に入れるための回廊空間(照明ギャラリー)でした ル・コルビジェは当初自然光を使って絵画を照明するように設計していました が、現在は人工照明のみを使って照明しています
見通しの良い回遊空間
2階展示室は、角を曲がると同じような景色が現れる不思議な空間です 壁が所々で切れることで見通しが生まれ、来館者は途切れることなく次々現れる展示空間を回遊するように歩きます
バルコニー
壁を突き抜けバルコニーが設けてあります そこからホールを見下したり、奥の展示室を見ることができ、この建物の複雑な空間を感じることができます
トップライト
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国宝/迎賓館赤坂離宮
世界遺産/国立・西洋美術館
2016.12.20(火)