杭州ひとりごと

旦那の海外赴任に便乗して中国杭州で生活することにしました。中国語はちんぷんかんぷん。それでも楽しく生活しています。

鍵をあけるのは一体誰!?

2010-03-11 08:55:09 | 日記
訪問販売が立て続けに来たあの日以来、できるだけ居留守を使うようにした今日この頃。

昨日も突然、ドアをノックする訪問者が現れました。

「誰??水道代は先週払ったし…。ガスの検針??でも、いつも大声で叫ぶのに叫ばないなぁ…。よし!居留守だ!!

じっと息を潜めて、訪問者が立ち去るのを待ちます。

そこへ予想外の出来事が

カチャカチャ…

え!?


なんと訪問者が鍵を使ってドアを開けようとしている音が聞こえてきたのです。

「え?この部屋の鍵を持っている人!?誰?旦那の会社の人?

もちろん内鍵を掛けていたので、訪問者はドアを開けることはできません。

中国の家って面白い構造で、家の中から内鍵を掛けると、外から開けることができないんです。完全に別構造になっているの。

でも、逆に考えると「内鍵が閉まっている」=「家の中に人がいる」なんですよねー。




また訪問者はドアを軽くノックしはじめました。
恐くなったけれども、この部屋の鍵を持っているってことは、関係者なんだろうと思ってドアを開けることに!

そこには!

???

…知らないおじさん(おじいちゃん?)が立っていました

誰?会社の人でもなさそう??

彼が自己紹介をしてはじめて分かりました。
この部屋の大家さんでした!

この部屋は旦那が4月から住み始めたので、今月いっぱいで丸一年。
たぶん、来月の更新契約にあたって部屋を見に来たのでしょう。
「部屋をちょっと見せて」と言ってきました。


大家さんはものごしが柔らかくて、結構好印象
「何か困っていることある?」と聞かれたので、テレビの調子が悪いことだけ伝えたら「じゃあ、借主(=旦那の会社)に連絡とって伝えておく」のようなことも言ってくれました。

あら?親切でいい大家さんだわ


そんな感じでいい雰囲気のまま部屋のチェックは終わりました。


ただねー。もし、私が不在だったら、勝手に合鍵で入って部屋を見て行ったということですよね?
中国では大家さんにはそういう権利があるんですね
日本では、たとえ大家さんでも、一旦貸した部屋には勝手に入ることができません。(…というか、入ってきたら非常識!)
やはり、国が違うと常識が違うんだなぁと思った出来事でした。







旦那さんが帰宅後、衝撃の事実発覚!!

「今日、大家来たんだろ?会社の担当者に電話あったみたい。なんか家賃の値上げを要求してきたってさ

えぇそのための部屋のチェックだったのねー