杭州ひとりごと

旦那の海外赴任に便乗して中国杭州で生活することにしました。中国語はちんぷんかんぷん。それでも楽しく生活しています。

鳳凰単叢

2010-03-03 08:33:02 | 中国茶
先日買った鳳凰単叢を飲んでみました。


お店には二種類の鳳凰単叢があったんですが、説明も中国語なので、漢字の雰囲気で適当に買ってきちゃいました。
しかも、結局どちらを買ったのか忘れてしまった。

まぁ、そんな感じで手に入れた鳳凰単叢です。

味は…


渋い!



え?え?淹れ方が悪いの?抽出長すぎた!?

だって、鳳凰単叢はフルーティーで美味しいって、ある人に聞いたのに



その後、抽出時間を変えて何回か飲みました。

なんか、とっても淹れるのが難しいお茶です
上手くいくと程よい渋さなのに、香りが甘いという不思議なお茶になります。
でも、上手く行かないと渋くて香りがとんだお茶になります。



ちなみに、このお茶を飲んでいて、香りを堪能するコツがちょっとわかりました。
とにかく鼻腔をひろげること!(当たり前?)

いや、私、今まで香りも味わいも強い鉄観音を好んで飲んでいたので、鼻腔を広げる必要なかったんです。
でも、このお茶を何度か飲むうちに、鼻腔を広げることで感じられる香りを発見することができました。

あとは、ゴクンと飲んだ後にも、口の奥を意識して広げる(=鼻へ香りを逃がす)
そうするとお茶を飲んだ後にも甘さがあることが敏感に感じられます。

そうやって程よい渋さなのに後に甘い香りが残るという状態がわかるようになりました。

最初は渋くて、買うお茶失敗したと思ったけど、コツがわかるとかなり美味しいです。

飲みこんだ後にトロンとした甘さを感じるお茶。えー、不思議!


ただ、調べてみたら鳳凰単叢ってたくさん種類あるんですね。
もっと渋みがないものや、香りが強い鳳凰単叢もあるようです。
今度はそっちも探してみよう…。