つくばの“ド素人”音楽同好会

クラシック音楽から,邦楽,洋楽とジャンルにとらわれず幅広く語り明かす,音楽の素人さんのための憩いの場です。

棒ふり旅がらす(11)~いよいよ国立歌劇場へ

2005年12月21日 23時42分45秒 | ウィーン’05
このままだと年内にウィーン旅行記が終わらないような気がしてきた。
気が付けば,暮れも押し迫っているが,こっちの旅行記は一向に押し迫らない・・・。
ちょっとスピードアップします。
まだまだ年内に書きたいことがたくさんあるので!

さて,国立歌劇場に向かう前に雪が降ってきたのが前回までのお話。
雪が舞うウィーン。とてつもなく寒い。
この時期の旅行代金が格安の理由が肌身に凍みてよ~く分かった。
でも,シュテファン大聖堂に降る雪は,殊の外きれいでしたよ!


そのシュテファン大聖堂を北上して「アンカー時計」を見に行った。

アンカー時計とは,ウィーンの歴史上重要な12組の人物が時報と共に1組ずつ現れる時計。
そして正午のみ12組全員が登場する,ちょっとした観光名所なのだ。
現地に着いたはいいが,雪である。寒い。
その時計台の前にあったスーパーで一休み。
なぜか爪切りとかを買ってみた。

正午になると雪にもかかわらず十数組の観光客が。
順番に12体の人形がお目見えする。
6体まで見終わったところで,あまりの寒さにリタイア。

凍えた身体を温めるべく,ゲッサー・ビアクリニックへ。
要するにビアホールにビールを飲みに行ったわけだ。
そこの黒ビールのうまいこと,うまいこと。

飲みやすいのに,悪酔いしない。こんなビール日本にあるんだろうか?!
また飲みたいなあ。

店から出ると天気は回復。青空さえ見える。
「よしよし」というわけで,次はウィーン市庁舎に行くことにした。
ちょうど,この時期はクリスマス市なのだ。グッドタイミングとは正にこのこと。
それにしても雪が降っていただけあって寒さに変わりはない。

バスで行こうと,バス停で時刻表を見ていると,側にいたおじさんが話しかけてきた。
「めいあいへるぷゆー?」
別段我々は助けて欲しくなかったが,折角の好意だからと「いえす,いえす」と話を進めた。
すると,おじさん曰く,
「庁舎はこの通りを真っ直ぐ行って左に折れればすぐなんじゃぞ。さぁ行け。若者達よ!」
と,ドラクエの神父みたいな事を言うのだ。
こっちは寒いからバスで行こうとしてるのに・・・。
仕方ないから,しばらく歩いてまたバスに乗ろうと歩き出した。
しかしながら,よほど,心配だったのだろう何度振り返っても,あの親切なおじさんはこちらを見ている・・・・。
結局,庁舎まで歩いてしまったm(_ _)m


ウィーン庁舎ではクリスマス市が真っ最中。
この雰囲気はこの時期じゃないと味わえないのだから,そう考えると,少し寒さも和らぎました。
沢山の出店が所狭しと並ぶ。
それにしても,庁舎の見事なこと。
シュテファン大聖堂みたいじゃないか!

これが庁舎かと度肝を抜かれた。

OGT君はヴァイオリンを弾く天使の像がよほど欲しいらしく,行ったり来たりしながら何体も買っていた。
私もクマちゃんのぬいぐるみを買ったみた。

滞在時間は時間にすると50分弱。でも見応えは充分。
夜に来たらもっと奇麗なのになぁと,話しながらその場を後にした。


このときまだ,午後3時頃。国立歌劇場は午後7時30分開演だ。まだ時間がある。
てなわけで,休憩もかねて訪れた喫茶店がSirkだ。
ここは国立歌劇場の真横。ウィーンフィルのメンバーも常連だという。
ウィンナーコーヒー(や,メランジュか?)を飲みながらソレらしい人を探すが見つけられず。

とまあ,こんな感じで過ごしたものの,さすがに2人とも旅のお疲れが出てきた(特に私)。
ホテルに戻り,オペラまで休むことに。

それにしてもかなり強硬なスケジュール。まだ今夜は「椿姫」があるのだから盛りだくさんだ!
さて,今回の旅行記も「椿姫」まで辿り着かなかった。また明日以降に。


<OGT君へ>
それにしても,われわれはザッハートルテも食べているのだが,いつ食べたのだろう?
時系列的に振り返っているんだけどどこだったか。翌日はザルツブルク入りなので。やっぱり4日目の
どこかだよねえ。補足お願い。

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1 コメント

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ていうか (OGT)
2005-12-23 23:36:38
ザッハーは小澤の前に行ったよね。あまったるかったわ。余の口には会わず。ゲッサーのほうが美味かった。 
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