つくばの“ド素人”音楽同好会

クラシック音楽から,邦楽,洋楽とジャンルにとらわれず幅広く語り明かす,音楽の素人さんのための憩いの場です。

棒ふり旅がらす(10)~僕とアナタとベートーヴェン

2005年12月19日 02時00分11秒 | ウィーン’05
さてさて,細切れになったウィーン旅行もやっと4日目。
今日の一大イベントは国立歌劇場で観る「椿姫」です。
この「椿姫」,日本ではチケットが手に入りませでした。
前のブログにも書きましたが,カールスプラッツ駅構内のチケット屋さんで幸運にも2枚ゲットしたわけです。
今回の日記は「椿姫」までの行程です。これがまたいろいろあるんだな。

4日目の午前中は土曜日ということもあり「蚤の市」に行きました。
あれ?どこ駅で降りったけ?記憶があやふやだぁ。
OGT君は古い手帳みたいのを買って,私に見せびらかしてました。はい。

それから一行は,ハイリゲンシュタットに行きました。
ここはウィーンの西側半分をぐるりと取り囲むような形。ガイドブックには「ウィーンの森」と書いてあります。地下鉄とバスを乗り継いで40分ほど。
ここには,あのベートーヴェンの住んでいた家があるんです。
それにしても道中はとんでもなく寒い!風が強くて強くて・・・。そろそろ雪の予感が。

そのハイリゲンシュタットではベートーヴェンが苦悩のうちに遺書を書いた家を訪れました。
外観は当時のままということで,どうぞ写真を参照してください。
この家,狭いんです。小部屋が2つあるだけ。ベートーヴェンが裕福でなかったことがよーく分かりました。隣接する小さな記念館では,エロ以下・・・・。失礼。まったく,一太郎は文化というものを
解さないですな(怒)。
交響曲第3番「エロイカ」をナポレオンに捧げて書き上げた後,彼に失望し,そのことを悔やむかのように塗りつぶした箇所のある楽譜などを見ました。この街並みをベートーヴェンも歩いたんだねと,我々
もベートーヴェン気取りで歩いてみました。
でも如何せん,寒すぎたのでウィーンに戻りました。

ウィーン市街に戻ると市立公園へ。1862年にリングに沿って細長く造園された英国式庭園です。お馴染みのヨハン・シュトラウス像,ブルックナー像,そして生粋のウィーンっ子シューベルト像を前にして記念撮影してきました。
うーむ。これがブルックナーか。
なーんてしてたら,ついに雪が舞ってきました!

さてさて,続きは明日に。「椿姫」まではなかなか辿り着かんな,これは(苦笑)



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2 コメント

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ていうか (OGT)
2005-12-20 00:16:28
世間はクリスマス一色なのに盛り上がらない自分がいるのは、この日の印象が強すぎるんでしょうね。

のみの市はナッシュマルクトですな。カールスプラッツの一個手前の駅でした。

ハイリゲンシュタットのホイリゲは行きたかったねぇ。店先の飾りをバックに、写真取っただけなのが心残りです。

結局ほとんどワインは飲まなかったですね。ビールばっかりで。美味かったけど。
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だよねえ。 (つくつく(管理人))
2005-12-20 00:48:48
うむ。確かにそうだよね。



ときに,ザッハートルテを食べたのはこの日だよね?

明日はザルツブルクだし,食べたとしたらこの日しかないよね?!



世間はクリスマス一色?

いいことだ。私は大植さんの「悲劇的」を聴きながら過ごすとしましょう(笑)

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