今日は記録的な寒気が押し寄せるという予報にしては,暖かったですね。
私はつくばエクスプレスに揺られて川崎に行ってきました。
生まれて初めて足を踏み入れる川崎・・・。川崎まで90分。けっこう近い。
駅から降り立った川崎の中心街は,先週見てきた広島の街並みにもどこか似ています。
さて,どうして川崎に行ったのかといいますと・・・。
なんと,ヴァイオリニストの菅沼ゆづきさんが御出演されるコンサートを観に行ってきたのです!
菅沼さんファンの私としては,いそいそと出かけてきたわけです。
会場は川崎教育文化会館。川崎駅から歩いて10分くらい。
今回のコンサートは,東大オケ「フォイヤーヴェルク」の定期演奏会。
菅沼さんはブラームスのヴァイオリン協奏曲をお弾きなるとのこと。
予習嫌いの私ですが,それは教科によるわけで,好きな教科や好きな先生の時には頑張っちゃうんです。
てなわけで,
カラヤン指揮 アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)
ヨッフム指揮 ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン)
の2枚を入手して,予習万端で会場入り。
関係者用のチケットですんなり入場。チケットありがとうございました!
客席に向かおうとしたら,演奏者(おそらく)の女性がカンパのためのボックスの前で立ってるわけです。
で,またこのボックスが段ボール箱そのままみたいな手作りのかんじで出来てるんですよね。泣かせるわけです。
なんだかそのまま通り過ぎるのが申し訳なくっちゃいまして,先にカンパさせていただきました。
少額でごめん。宝くじ当選したらドンと入れますからm(_ _)m
会場に入ると,意外と(失礼!)お客さんの入りが良い。
この会場,キャパが大きいんです。恐らくはつくばの誇るノバホールよりも広いですね。
ちなみに演目は以下。
**********************************
《日時》
2005/12/17
開演14:00
《場所》
川崎市教育文化会館
《曲目》
ブラームス 悲劇的序曲 作品81
ブラームス ヴァイオリンコンチェルト ニ長調 作品77
ドヴォルザーク 交響曲第7番 ニ短調 作品70
《独奏》
菅沼 ゆづき
《指揮》
鷹羽 弘晃
***********************************
思い返すと,私は学生オケをちゃんと観た経験がない。
楽団員入場時に,赤い衣装の人が青い衣装の裾を踏んづけてたりしてたのもご愛敬。
まず悲劇的序曲。初めて聴くけど,良いです。今度CD買おう。
そして,ついに菅沼さんのブラームスです。ぱちぱちぱち。
お!緑色のとても奇麗な衣装での登場です。
しまった。もっと前の席に行くべきだった(笑)
とにかく何が良かったかと言えば,この曲を菅沼さんのヴァイオリンで,しかも生で聴けたことです。
第1楽章はもとより,特に第2・第3楽章は素晴らしかった。
えぇ。きょう1日はこれで満足(^^
余談だが,ドボルザーク7番のときにも菅沼さんが出演されていた。
遠目からでもすぐ分かりました。雰囲気がまわりとちがうんだもん。
あぁ,やっぱりもう少し前の席に・・・(以下自粛)
菅沼さんの協奏曲が聴けて,フォイヤーヴェルクの演奏を聴けて,とっても楽しかった。
配られたパンフレットのパート紹介の文書も面白かったし。
金曜日の忘年会での3次会にわたる大盛り上がりで,土曜日はどうなることかと思ったが(笑),川崎に行って良かった!
今年の楽しみが一つずつ終わっていって,ちょっぴり寂しく感じる,夕暮れ迫る師走の帰り道でした。