つくばの“ド素人”音楽同好会

クラシック音楽から,邦楽,洋楽とジャンルにとらわれず幅広く語り明かす,音楽の素人さんのための憩いの場です。

【緊急提言】サイトウ・キネンに大植英次先生を☆

2011年03月02日 22時21分48秒 | マエストロ
↑と思うのですがいかがでしょうか?

実現したら、私、行きますよ。
2006年以来の長野県松本市に

あのときの「革命」にも感動したけど、松本市に鳴り響く、マエストロ大植さんの指揮もぜひ観たいです

関係者の皆様!
ぜひともお願いいたします(__)

☆大植英次さん☆

2011年02月20日 23時17分22秒 | マエストロ
行ってきました。

大阪フィル、東京公演!
第48回 東京定期演奏会


2011年2月20日(日)
14:00開演 13:30開場

サントリーホール 大ホール

指揮:大植英次

<プログラム>
ショスタコーヴィチ/交響曲 第9番 変ホ長調 作品70
ブルックナー/交響曲 第9番 ニ短調


久しぶりのサントリーホールに、大阪フィルに、そして大植英次先生!!!

前置きは置いておいて本題に。

特筆すべきはブル9。

すんばらしかった!

メリハリのある演奏、大植さんの、これまたメリハリのある指揮。

奏者・指揮者共に、ここぞでの集中力と本気度は素晴らしいの一言。

サントリーホールが揺れるほどの大音量。

これがブルックナーなのか、と感動・・・そうです感動したのです。

金管の凄まじさ、弦楽器の美しさが、大植さんの指揮のもとでピッタリと合わさりました。


奇跡のような演奏会でした。


やっぱり、プロフェッショナルが本気になるとすんごい。


大阪フィル&大植英次指揮のブルックナーは生で聴かないともったいないです。

これからの残りの人生で、これほどの演奏会に出会う機会があと何回あるんだろう???

大阪フィルのみなさん、本当にありがとうございました!!!





遅いご報告。

2010年05月03日 20時34分50秒 | マエストロ
みなさま、お久しぶりです。
GWも働きずくめの管理人です


さて、ご報告が遅れました。
2005年にウィーンに行ってきた私ですが(OGT君のご厚意により、最高の旅でした)、ここ2年間で、さらに海外で音楽修業を積んできたことをお知らせします(笑)

まず、NY。
ロリン・マゼール指揮で、ニューヨークフィルを鑑賞。
メトロポリタン歌劇場でオペラ鑑賞。

続いてロンドン。
残念ながら私の滞在中には、LSOはアメリカツアーの真っ最中でした
しかし、ビートルズのゆかりの場所(アビーロード)等々を散策。
横断歩道で静止して写真を撮っていたら、車に轢かれそうになりました。


ベイカー街では、あのシャーロックホームズになりきりました。
ホームズもヴァイオリンを弾きますよね。

そして、先日はイタリアへ。
ミラノスカラ座の前でしばし立ちすくみました。
あのアバドの故郷。
「おぉヴェルディ・・・。おぉスカラ座」と、感慨にふける間もなく、ガイドさんは私をバスに詰め込みました。
その間わずか数分。あはは


てなわけで、2年分のイベントを今頃書いてみました。

最近はブログに近況を書くこともままならなくなっています。
個人的に忙しいことはもとより、自らの限られたキャパシティをどこに重点的に配分するかで苦心しています(汗)
しかしながら、音楽(特にクラシック)に対する配分率を下げる気持などサラサラないので、また、何か面白い話を見つけたら書き込みします。

どうぞ、ひと月に一度くらい、このブログを覗いてやってください。

いつも駄文にお付き合いいただき感謝しております>おーる

朝比奈隆とマックス・ウェーバー

2008年06月01日 21時29分19秒 | マエストロ
自分で書いていて、なんとたいそうな題名だろうと思っているところです。

朝比奈隆先生は、言わずと知れた、関西が生んだ最高のカリスマ的マエストロであり、ウェーバーももちろん社会学の大先生なわけであります。
お二人ともあまりに偉大すぎて、言葉に換言できませんけど・・・。

最近、わけあって、マックス・ウェーバーの本を読んでいたらこんな記述がありました。人間の行動について、以下。

―自分で同じ行為を行うことが出来なければ、理解することが出来ないというわけでもない。「シーザーを理解するのには、自分がシーザーである必要はない。」完全な追体験可能性というのは、理解の明確性にとっては大切であっても、それは意味解釈の絶対的条件ではない―

と言っているわけです。なるほど。
しかしその前段で実はウェーバーはこうも言っているのです。

―神秘的な過程、つまり、言語で十分に伝達し得ない過程は、この体験を知らない人たちには完全に理解することはできない―

さて、私はハタと朝比奈先生の話を思い出し、あわてて先生の書を読み返してみました。先生は指揮者とオーケストラの関係についてこう述べています。

~だから私はいつも言っているのですが、指揮者は何かの楽器のプロのプレイヤーでなきゃいけない。そうすればプレーヤーの職人気質というものがわかるでしょう。現役ではないから自分ではそんなにうまく弾けないけれど、お互いに理解しあえるものがある・・・・・・これは指揮者とオーケストラの共同作業ですから、指揮者が若い人であろうが年寄りであろうが非常に大事なことだと思います~

私は朝比奈先生のここを読み返して、「あー、そうなのか」と深く感銘したわけです。
だから、音楽とは、神秘的な過程を追求し、理解していくものなのか・・・。
そして朝比奈先生とウェーバーが、60年の時代を超えて対話をしているかのようにも思えたのです。

音楽はかくも素晴らしく、また学問もかくも素晴らしいものかと、ちょっぴり考えさせられた瞬間でありました

おぉ!アバド!!おぉ!ルツェルン祝祭管弦楽団!!

2006年10月15日 23時34分18秒 | マエストロ
ついに,ついに,行ってきました!

ルツェルン・フェスティバル・イン・東京 2006です。

今年最大級のイベントでしたので,楽しみにしていました。
曲目は以下。

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曲目 モーツァルト :コンサート・アリア「わがいとしの希望よ!…ああ、お前にはどんな苦しみかわかるまい」K416
:コンサート・アリア「ああ、できるならあなたに説明したいものです」K418
:コンサート・アリア「私の感謝を受けたまえ、やさしい保護者よ」K383
マーラー:交響曲第6番 イ短調 「悲劇的」
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マーラーの「悲劇的」です!
私が大植英次さん・大フィルの公演で大きな感銘を受けて以来の「悲劇的」!
しかも,クラウディオ・アバドの指揮です。

サントリホールの照明が暗くなって,マエストロ・アバドの登場。
感動しました。
さっきまでタワレコの棚に並ぶCDのジャケット写真で見ていたアバドがそこに。

「悲劇的」には,サントリホールの舞台が狭すぎるかのような大人数の編成で,第4楽章のハンマーも大きな音を出していました。
演奏内容の詳細は他の人に任せるとして(笑),驚いたのは第2楽章と第3楽章が入れ替わっていて「え?え?!」って思いました。

第4楽章の最後の音が終わると,指揮者は棒を下ろさず,オケのメンバーも楽器を下ろさない。そして,サントリホールに深い深い静寂が・・・。1分?それとも2分?
あの大ホールが完全な静寂に包まれたのには息をのみました。

そして,指揮者がゆっくりと胸に手を持って行き,それから指揮棒を下げると,一斉に「ブラボー」と拍手の大歓声が鳴り響きました。
満足げに舞台裏に戻る指揮者とメンバー達。

しかし大歓声はいつまでも已むことなく,ついには舞台前に観客が押し寄せてきました。
「朝比奈さんのコンサートのような観客の熱狂ぶりだぜ。」
一緒にコンサートを観たOGT君が私の隣で誰に言うわけでもなく呟きました。

「でも,俺は音楽の余韻を楽しみたいんだ。今日のマーラーはそんな演奏だった。先に失礼するぜ」と,共にアバド・ルツェルンを堪能したOGT君はカーテンコール鳴りやまないホールを静かに後にしました。
あの後ろ姿,格好よかったぜ!
私が人をかきわけながら指揮者を一目見ようと必至で前に出ていったのとは対称的でした(爆)

それにしてもこの秋は巨匠が続々と登場ですね。
チケット取るのだけでも大変でしたけど,行けて良かったです
これで当分は,アバド指揮のCDばかりを買いそうです。

これから行かれる方!キットカットを食べながら飲むネスカフェのコーヒーは美味しいですよ(謎笑)



あややもいいが,ミキティも可愛い。間違いない!

2006年09月24日 20時47分45秒 | マエストロ
↑題名と内容は関係有りません(笑)

さて,岩城マエストロのTV番組がやってきました!
うれしー!!

意外と岩城さんの映像って入手が難しいので,嬉しいんです。
ビールも,録画の用意もできました。
久しぶりのマエストロを楽しみます。
放送は以下です。

☆岩城宏之率いるメルボルン響▽共演歴30年以上▽厚い信頼関係▽初来日の公演から▽アルプス交響曲ほか☆

思い出の名演奏◇ことし6月に亡くなった指揮者の岩城宏之さんが、メルボルン交響楽団と共演した1987年の来日公演を送る。56年に指揮者デビューした岩城さんは、69年にNHK交響楽団の正指揮者に就任。国内だけでなく、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団やベルリン・フィルハーモニー管弦楽団など海外の著名なオーケストラを指揮してきた。日本人作曲家の作品を積極的に取り上げ、数多くの新作を初演。日本の音楽界に多大な功績を残した。岩城さんはメルボルン交響楽団との関係が非常に親密で、30年以上にわたり指揮を務めた。メルボルンでは彼の名を冠したホールも建てられるほど高く評価され、終身桂冠指揮者の称号を受けた


うーむ。アルプス一万尺♪よいよい♪♪・・・と。
よしよし,もう1本ビール買ってこよっと。

それにしても,私の節目節目には必ずそこには岩城先生がいる!
マエストロ,ありがとう!!



ブラボー!岩城!!

2006年08月29日 22時53分22秒 | マエストロ
こういうCDが出ているのを皆さんはご存じですか?

【曲目】
間宮芳生: オーケストラのためのタブロー2005 (委嘱作品・世界初演)
ブラームス: 交響曲 第3番
【演奏】
岩城宏之(指揮)、オーケストラ・アンサンブル金沢

岩城宏之先生のお亡くなりになる3ヶ月前の録音です。

ブラームスの3番が収録されていますが,この第3楽章は私でも知っていたくらい有名なメロディでした。
きっとあなたもどこかで耳にしたことがあるはずです。
騙されたと思って,ぜひ明日石丸で買ってきて,聴いてみてください。
(しかも信じられないくらい安いんです)

いい。
美しい・・・。

私は岩城さん指揮のブラームスが大好きです。

岩城さんをまだ知らないあなたは,ぜひこのCDを!
そして,岩城さんを知っているあなたは,この追悼版を聴いて,涙しようではないか!!

寝付けない・・・・。

2006年07月03日 00時59分13秒 | マエストロ
疲れているけど,明日からのことを考えると寝付けないんですけど(笑)
困ったもんだ。
活字を追っていても頭に入らないから,ちょっと書き込みしております。

さっきの岩城先生の追悼番組。外山さんのコメントがとてもよかったなあ。
あぁ言ってもらえるのなら,私も先に逝っても良いような気がする。
その時はOGT君,任せましたよ。
って,なんて暗い書き込みなんだ(笑)

最後に流れるBGMはブラームスでお願いします。
交響曲第3番の第3楽章か,交響曲第2番の第4楽章か・・・。
でも,ベートーヴェンも捨てがたいよね。
っか,今日はなんだか暗いなあ(爆)

さっさと寝ます