つくばの“ド素人”音楽同好会

クラシック音楽から,邦楽,洋楽とジャンルにとらわれず幅広く語り明かす,音楽の素人さんのための憩いの場です。

ブラームス再燃!

2005年08月31日 21時32分25秒 | 偉大なる作曲家の群像
さいきん,CDを聴くときはほとんどブラームスだ。
以前,ブラームスの2番と4番がいいなぁ,なんてここにも書いていた。
その後,しばらくご無沙汰して,またブラームスに戻ってきた。

半年ぶり(!)にアーノンクールのブラームス全集を紐解いてセッセッと聴いている。
岩城先生の2番も良かったけど,アーノンクールのそれもいい音だ。

発見はブラームスの1番。
あの第4楽章には鳥肌が立ちます。

最近人気のクラシックマンガ「のだめ カンタービレ」の物語の中で登場するオーケストラを,CD化するらしいのだが,その時の曲目にブラームス交響曲1番がはいっているらしい。
はたして,実際の演奏はどこのオケが誰の指揮でやっているのだろう?!


☆ヨハネス・ブラームス(Johannes Brahms,1833年5月7日-1897年4月3日)は、
19世紀ドイツの作曲家であり、大バッハ、ベートーヴェンと並びドイツ音楽に於ける
「三大B」と称される一人である。ハンブルクに生まれ、ウィーンに没した。
作風は概ねロマン派音楽の範疇にあるが、古典主義的色彩も濃い。

多くの人は、ブラームスをベートーヴェンの後継者であると信じており、
指揮者のハンス・フォン・ビューローは彼の交響曲第1番を「ベートーヴェンの交響曲第10番」と評し、
その通称は未だに広く使われている。

大盛況,まつりつくば!

2005年08月29日 01時13分21秒 | 地元ネタ
今日は,毎年夏恒例のつくば祭りのファイナルに行ってきた。
中央通りのパレードまでは少し時間があったので,西武に行こうとしたものの,すごい人の数!

昨年よりも人が出ているような・・・。
西武5階のcafe Libroでオーストリア関係の書物を読みながらカプチーノを飲んでみた。
少し値段は高めだが,店内も店員さんの雰囲気も共に落ち着いていい。
店の席数から,あまりゆっくりとはいられないかもしれないがちょっとした休憩には最適かも。
また行こっ。

屋台ひしめく通りに戻る途中に,TXの関連グッズの販売が。
なぜかそこで,PMFのシャツが売っていた。
PMFって・・・。以下,HPより転載。

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パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)は、世界の若手音楽家の育成を目的とした国際教育音楽祭です。
20世紀を代表する音楽家、故・レナード・バーンスタインの提唱で1990年に始まり 、毎年夏、 日本の札幌を主会場に開かれています。
PMFの中心は、世界を代表する音楽家を教授陣に迎え、世界各地からオーディションで選ばれた若手音楽家を育成する教育プログラム「PMFアカデミー」。毎年、緑豊かな札幌芸術の森で、高い技術と豊富な経験を若手音楽家に伝える感動的な指導風景が繰り広げられます。
PMFアカデミーでは、「オーケストラコース」と「コンポジションコース」を設け、毎年7月の約4週間にPMFならではの密度高いカリキュラムを実施します。
また世界的レベルの音楽指導を広く一般の方にも公開する「聴講生制度」や小・中・高校の音楽教 師等を対象とした「教育セミナー」も開かれます。
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そういえば,今月の4日にサントリーホールで,ネルロ・サンティの指揮で公演があったじゃないか!
TXとの関係が良く分からなかったが,折角なので500円のそれを買ってみた。
これを着れば,いっぱしの音楽家気取り(笑)

今年も祭りは盛り上がっていた。私も楽しかった。来年も楽しみ!
TXで,もっともっと全国からつくばに足を運んでもらいたいなと思いました。

つくばと浅草40分♪

2005年08月27日 23時22分47秒 | TX
↑蛇口の水漏れ8000円♪のフレーズで歌ってみてください(笑)

さてさて,いままで,つくばから守谷に行くときに,私は決死の覚悟で車を転がしていました。
往復およそ1時間半。
しかも,夜のその道は暗い。そのくせ,ときにその闇からふいに顔を出してくるパトカー・・・。
身の危険のみでなく,罰金まで取られる,まさに「死のロード」だったのです。

TXの初日に,私は悲願の初乗車をしてきました。
そしたらつくば→守谷間が9分だった(笑)

たった9分!さすがTX。
これから守谷にはTXで行こうと思った。

さらに驚いたのはつくば→浅草がわずか40分なのだ。

浅草ってこんなに近かった?

産まれて初めての浅草のホームに降りてみた。
浅草はTX歓迎ムード。あちらこちらにTXの垂れ幕が飾られていた。
ありがとう,浅草。こんなに宣伝してくれて!感動した(笑)
これから沢山,行くけんね。
天ぷら,あなご,どじょう,などなど。夢がひろがるなあ(爆)

TXのおかげで,流山あたりから1本乗り換えで,中山及び府中が行動範囲になった。
しかも,北千住乗り換えで横浜中華街も楽にアクセスできるはずだ。(調べが足りなくて申し訳・・・)

なにより,自分の交通手段のパタンの一つにTXの選択肢が増えたのがうれしい!
次は秋葉原まで行ってみたいですね♪


ということを書いていたら,Yahoo!のトップニュースに<始発の秋葉原駅、混雑で一時入場制限>と!
沢山の人に乗ってもらえるだなんて,良いことですねえ~(^^)

祝!!つくばエクスプレス開業です!

2005年08月25日 23時13分46秒 | TX
ついに,昨日つくばエクスプレスが開通いたしました。
おめでとうございます(^^)/

開通初日から,30メートルのオーバーラン。
突然の小泉首相の乗車など,話題にはこと欠きませんでした。
いきなりYahooのトップニュースを飾っちゃいましたから(笑)

エクスプレス体験談は後回しで書きます。

23日の火曜日はカピオホールで開通の前夜祭が行われました。

プリンセス天功の登場も手伝って,入場制限がかかるほどに大盛況だったそうです。
さて,本日のコラムは天功ではなく,寺門麻美さんです。

「寺門さん?誰です?!」というアナタ!
つくば市民で知らないわけにはいきませんよ。
実は私も知らなかったのですが(汗),つくばエクスプレスのイメージソングを歌ってくれているのです!

前夜祭にも出演されていたんですよ。

会場内では本人のサイン付きの即売会も。
ということで,皆様の期待通りにいそいそと買いに行かせて頂きました(笑)
ついでに握手もして頂きました。
「ジャケ写真がかわいい。でも実物はもっとかわいい」というのが,私とその周りの人たちの評価でした。

このイメージソング。タイトルが『station』。  
いま,リピートで聴いてますがなかなかいいんだな,これが。この声いいですよ。
しかも驚くなかれ,作詞作曲が寺門さんとはビックリ!

茨城県出身の筑波大卒ということで,頑張って欲しいな。目指せ紅白!ですね。

寺門さんのCD,石丸に行ったら売ってました。
行くたびに数が減っているので着実に売れている模様。
日曜日にはライブもあるみたいので,興味ある方は是非!

一大事!!

2005年08月24日 00時49分46秒 | マエストロ
とうとう本日つくばエクスプレスが開通です。
始発を前に,すでにつくば駅には徹夜の列が・・・。
台風到来の雨の中,身体を壊さないで素敵な旅になることを心より願っています>お~る

さて,TXに気を取られていたら,とんでもないニュースが飛び込んできた。
OGT氏からの緊急の報であった。
岩城宏之先生についての一報。ソースはオーケストラアンサンブル金沢のHP。以下。


オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督である指揮者の岩城宏之氏は、8月
に受けた身体検査の結果、右の肺の部分に腫瘍が見つかり、急遽8月17日に手
術を受けました。医師の診断によりますと、術後1ヶ月余の安静が必要だとされ
ております。
 これを受けまして、オーケストラ・アンサンブル金沢および(財)石川県音楽文
化振興事業団では、残念ながら9月のすべての公演を指揮する予定だった岩城宏
之氏に代役をたて、公演をおこなうこととなりました。
 なお、本人は10月からの復帰を希望しており、10月8日、石川県立音楽堂
で行います、オーケストラ・アンサンブル金沢第188回定期公演には予定通り
出演するよう整えております。
 ご来場されますお客様、各公演関係者へ多大なご心配とご迷惑をおかけするこ
とをお詫び申し上げますとともに、急遽、代役を引き受けて下さった、指揮者の
方々に厚く御礼を申し上げます。
 なお、9月4、5日に初演予定の間宮芳生氏の新曲委嘱作品は、11月24日
の定期公演での初演と延期いたします。また、各公演の曲目は9月4、5日を除
き、変更せずに公演を行います。


岩城先生の1日もはやい復帰を・・・。いや,ゆっくりでもいいので,お元気になったら是非ステージに戻ってきてください。
つくばの片田舎から,ささやかながら祈っています・・・・。
岩城先生,頑張ってください!!!!!

さぁ!つくばエクスプレス開通前夜祭です!!

2005年08月22日 23時55分07秒 | TX
久しぶりに地元ネタです。

今週の水曜日,ついに日本国最後の鉄道建設だろうといわれる『つくばエクスプレス(TX)』が開業します。

このブログでも何度かご紹介したように,秋葉原とつくばを最短45分で結ぶ夢のような鉄道なのです!
これが開通すれば,もっと手頃に都内に出てあんなこと,こんなことができちゃうわけです。私の場合はさしずめ音楽と競馬かな?!(笑)

もちろんTXを乗り継いで,全国各地からつくばへ遊びに来るのも一興です。
世界に誇る研究機関がつくばに集結しています。研究機関巡りは人生で一度は経験したいものですよね。ちなみに私はつくばに住んで数十年ですけど,まだ・・・・。
灯台もと暗しにならないようにそろそろ行ってみようかと思っていますけど・・・(汗)

ちなみに今日(火曜日)はTX開通前夜祭だそうです。様々なイベントがあるらしいです。

つくばカピオホールでは,あのプリンセス天功がイリュージョンをみせてくれます。
ゲストには“水海道が生んだ奇跡”と名高い,女優の羽田美智子さんも出演されます。
つくばにお住まいの方もそうでない方も,ぜひどうぞ。

う~ん。羽田さんが見たいな,個人的には(^^)/

岩城音楽教室に入門する!

2005年08月22日 00時17分07秒 | マエストロ
日曜日はゆっくり部屋で読書していました。
今回の本はこちら『岩城音楽教室』 (岩城宏之著・知恵の森文庫)です。

たまたま本屋で発見。しかも最近発売されたばかり。
偶然なんだけど,岩城先生とはかなり運命を感じてしょうがない。
普段は立ち寄らないコーナーでこの本を見つけたときは,うれしかったですねぇ。
早速買ったのは良いけど,浮かれすぎて落丁本を買ってしまうというオチがつきましたけど(笑)


岩城先生の本は気が付けば手元に5冊目。
今回も良かった・・・(まだ7割しか読んでないけど)。
やっぱり私は岩城先生の音楽に関する考え方が好きだ。
読んでいて,いちいち頷いてしまう。

たまに「ぼくと(←岩城先生のこと:筆者注釈)小澤君とはお互いになにも意識していず,早い話が認め合っていなかったみたいな気がします」
なんて,ドキっとする記述もありますけど。

岩城先生の教え通りに,もっともっとクラシックを,そして音楽を楽しんでいきたいなあ,なんて思った週末でした。

ロバート・キャパをみる!

2005年08月16日 23時37分01秒 | 私事ネタ
先日の東京富士美術館で,菅沼さんのコンサートと併設で催されていたのがロバート・キャパの写真展だった。

菅沼さんのコンサートまで時間が空いたのでぶらぶらと見て回った。
主に戦争の写真,そして戦争に虐げられる子供達を被写体とした写真で,彼は名声を得たという。

私はロバート・キャパの名前を聞きかじっていたことはあったものの,その作品に触れるのは初めてだった。
聞くところによると,キャパの作品を数多く所蔵しているのは富士美術館と,あとはヨーロッパのどこか(←失念)の二カ所だけという。
そんなわけで,とても貴重な展示会らしい。

結論から行くと,私にはこれという特別な感慨はなかった。
顔がたいへんダンディであるというのはよくわかったけど。
すでに菅沼さんのリハでそれどころではなかったみたい(苦笑)

キャパの写真はどちらかというと,世界各国の戦時中の生活,風土をみるのが楽しかったかな。背景ばっかりみてました・・・。

本当ならここでキャパの略歴を調べるんだけど,調べておいて↑これくらいの感想では申し訳ないので調べません(笑)
興味ある方は,ググるか,直接現地へどうぞ。
それにしても菅沼さんとキャパ。同時に良質の芸術に触れられただなんて,贅沢な1日でした。

またまたコンサートにいってきました!

2005年08月15日 20時35分33秒 | 私の好きな演奏者
8月はコンサートがない!ということで,急遽コンサートの予定を入れました。
しかも,私にとっては願ってもないとんでもないコンサートがあったのです。

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【日本音楽コンクール優勝者による~バイオリンとピアノコンサート】
会場:東京富士美術館
菅沼ゆづき(バイオリン、‘92年日本音楽コンクール1位)
鈴木慎崇(ピアノ、‘02年日本音楽コンクール1位)
日本音楽コンクール優勝の新進気鋭の音楽家が奏でる珠玉の名曲。
♪愛の挨拶(エルガー)、トロイメライ(シューマン)
、ツィゴイネルワイゼン(サラサーテ)、
アイルランド民謡:ロンドンデリーの歌(クライスラー編曲)ほか
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私が好きな,菅沼ゆづきさんが御出演されるのだ。

ちなみに会場の東京富士美術館までは,片道2時間半ほどかかる。
しかし,しかしである。菅沼さんがわざわざ足をお運びになり関東近郊に巡幸されるわけである。
気が付けば富士美術館の正面にいた(笑)

それにしても,ここはなんともいえない場所だ。
山にかこまれとにかく坂を上る。ここは本当に東京かと訝しむ気になってしまう。
なんだか修学旅行にきた心持ちがした。

とにかく着いたから入館!すると,ヴァイオリンの音色が・・・・。
「うわぁ~。菅沼さんだぁ(><)」
いきなりリハ真っ最中の菅沼さんとご対面!
うわ,私服だし。
うわ,綺麗だし。
うわ,ヴァイオリン弾いてるし。(←当たり前)

しかも1曲弾くたびにピアノの鈴木さんと話してる。
客席からは,見た目にお偉そうなザ~マス系のおばさまが逐一指示を出している。
それにお答えになる菅沼さん。
うわ,菅沼さんってこんな声なんですね(笑)

私は,うれしくってぽわ~んとしてました(自爆)

演奏は1時間たっぷりと聴かせて頂きました。
4月にTOPPAN HALLで聴いたランチタイムコンサートよりも曲目が多様で,趣向が凝っていて楽しかったです。
終戦にちかいこともあり,「さとうきび畑」を披露。
「私の好きな曲」との紹介でドボルザーク:ユーモレスク,我が母教え給いし歌,を。
行って良かったです。ホント。
特にロンドンデリーの歌は私でも知ってましたけど,こんなに素晴らしい曲でしたか?!
菅沼さんが弾くと素晴らしくなるんですね!

帰りの山を下るバスの窓から見える木々の景色は,いままでより鮮やかで綺麗に私の目に映りました。