つくばの“ド素人”音楽同好会

クラシック音楽から,邦楽,洋楽とジャンルにとらわれず幅広く語り明かす,音楽の素人さんのための憩いの場です。

2006年を振り返って~我が東京フィルと共に~

2006年12月29日 22時29分06秒 | クラシック
2006年が終わろうとしています。
この1年,皆様におかれましてはいかがでしたでしょうか。

私事で恐縮ですが,今年は希にみる濃密な1年だったといえそうです。

とにかく「お仕事」→「酒」→「音楽」→「酒」→始めに戻る
という楽しいような苦しいような365日でした。

でも,書き込みをしてくださったfuyfyuさんや,皆さんのサポートがあってなんとかやってるという感じです。
私が最も気にかけている彼女もいまは日本におりませんが,元気にやっているのでしょうか。離れてみると,会いたいものです。また会えるのを楽しみにしています。

音楽では今年もOGT御大のお世話になりました。
OGT先生と東京フィルは私の音楽人生に欠かせないものであります。

芸能ネタでは本仮屋ユイカさんのファンになりました。
スウィングガールズの眼鏡の女性です。かわいいですよね。
それに伴い,堀北真希さんの順位が落ちてしまいました(笑)

さて,東京フィルと言えば,今年は名演が多かったと思いますが見解如何。

エッティンガー指揮のチャイコフスキーの5番は良かった。
東京フィルに洗足・・・いや,専属を期待しちゃいます。

そして,巨匠であらせられる若杉弘先生指揮のベト7!
既に「のだめ」の大ブレイクを予感していたかのように初夏の渋谷に鳴り響きました。
この演奏には心の底から感動しました。
若杉さんと東フィルのペアは史上最響です。文句なし。

チョンさんのバルトーク。
私はバルトークを聴くと眠くなるんだけど(苦笑),久しぶりのチョンさんのタクトさばきは「チョン様」でした。
ゲネプロも楽しかったです。東フィルの関係者の皆々様方にも感謝でしたm(_ _)m

今年の私のクラシック音楽は東フィルに明け暮れたといっても過言ではないです。


さてさて,では今年イチバンのコンサートは?と聞かれると困ってしまいます。
東フィル・若杉・ベト7といいたいのです・・・・・が。

が,しかし!


やはり,今年他界された岩城宏之さんのコンサートです。

サントリーホールに鳴り響いたOEK岩城のブラームス交響曲3番。これこそ生涯忘れ得ぬ思い出になりました。

岩城宏之さんのご冥福をお祈りしながら,これから今年を改めて振り返ろうかと思います。


今年も当ブログを訪れてくれた皆様,ありがとうございました。
ideちゃんも元気かな。なかなか連絡とれなくてごめんね。

2006年もありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
皆様にとって2007年も素晴らしい年でありますように

チャイコフスキー交響曲第5番

2006年11月22日 02時39分39秒 | クラシック
先ほど,今週の「のだめ」を見終えました。
今クール最高のドラマですね。
個人的には長澤まさみちゃん主演の「セーラー服と機関銃」もいいのですが。
ただ,私の仲間の間では「つまらん」と評判が悪いのですが・・・。

閑話休題。

「のだめ」の人気で,ベト7が流行のようです。
今朝の「めざましテレビ」も軽部キャスターが「ベト7」と紹介して,高島彩さん達に「ベトベトしてそう」などと突っ込まれてました(笑)

所が,私が今聴いてるのはチャイコフスキー。
先日,我らが東京フィルハーモニーの公演で聴いてから,好きになってしまった。
ここだけの話,ブラームスの交響曲2番に次ぐ衝撃でした。

第4楽章・・・・。ため息しかでない。

素人ながらに書かせてもらいますと,ベートーヴェンのように「生死」を見つめた重さまではなく,またブラームスのような美しさと優雅さというわけでなく,かと言って,マーラーやブルックナーのように複雑で狂気じみたものでもない。

それでいて,うまーく,その間をすり抜けて,それぞれの感情を私に与えてくれます。
うーん。チャイコフスキー。これはまた一人好きな作曲家ができました。

OGT君が推薦してくれたムラビンスキーのそれは凄まじかった。
そうとしか言いようがない。彼の推薦のCDは間違った例しがない。
これも凄いことだ。
と同時に,私は言いたい「人生,間違いあるから面白いんだぞ」と(爆)

ま,その辺も含めて続きは日曜日に!

モーツァルトの話

2006年09月29日 01時49分45秒 | クラシック
いきなり私事で恐縮なのだが,どうにもピアノの曲が眠くなって弱っている。

私の仲の良い音楽家は「叩く音は眠れねーな!あーん。」と,松本市のバーでホステスを両脇に従えてニヤニヤしていた。

そんな影響ではないが,私は弦楽器の音の方が好きだ。

とはいえ,何度も聴いているうちについ口ずさんでしまって「あれ?この曲なんだろう」なんて思うのがこれです。

モーツァルトのピーコン(って言うの??)20番です。

初めて聴いたのはラフォルネの国際フォーラムで。
東京モーツァルトプレーヤーズの演奏で,コンマスはあの長原さんでした。
その時はあまりの退屈さに(失礼!)我を忘れてしまったが,なぜか2楽章のフレーズが頭の中を駆けめぐりました。
まるで芭蕉の辞世の句のように!

で,先日も都響・佐渡さんの公演で再び聴いてから,ついCDを買ってしまいました。

誰も信じてくれないんだけど,あの第2楽章は間違いなく「雀の学校の先生はムチを振り振りちーぱっぱ♪」でお馴染みの童謡のフレーズそのままではないですか!
私も幼く,そして愛くるしい幼少のみぎりに,下校途中の道すがらに歌ったものです。
いやぁ懐かしい。

そして同じ家路を共に歩き,共に歌った仲間も,時の流れのうちに,童謡を忘れ,松本市のバーでニヤニヤしているのだなぁと,月日の流れを強く感じるのでした

ボクと都響とスウィングガールズ!

2006年08月06日 01時22分34秒 | クラシック
きょうは,朝起きてからふと「最近コンサート行ってないなあ・・・」
なーんて思いました。

確かにオーケストラの方々も当然夏休みはあるはずで,どうも8月はいつになくコンサートが少ない。
で,当日のコンサートの検索かけたら,ありますよ。しかも都響が!!

サントリーホールに電話すると「当日券は完売でして・・・。と都響さんに伝えられてます」とのこと。
で,私も他にやることがあったのですが,ふと一息ついたら時間的にこれから行けば間に合いそう!
「よし,コンサート行くべ!!」てなわけで,一路サントリーホールへ。
開演14時で,溜池山王着が13時48分(爆)
いやあ,走りましたよ。

でも,行って正解。
当日券で入れました。
ダメもとは強い!

公演は以下。
***************************
プロムナードコンサート No.319
会場:サントリーホール

指揮:佐渡裕
ピアノ:仲道郁代
ヴァイオリン*:矢部達哉


イベール:室内管弦楽のためのディヴェルティメント
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 k.466
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」 作品35 
*******************************

指揮者は佐渡さんですよ。
初めて観ました。
いやあ,背が大きいこと。
あれは富士山ですよ。フジヤマです。はい。

個人的にはイベールが楽しかったです。

モーツァルトのピアノ協奏曲は,コンサートで聴くのは2回目。
どうしても,日本童謡を思い出すんです。「雀の学校の先生は~♪ち~ち~ぱっぱっ♪ち~ぱっぱっ♪」って。

シェラザードはねぇ・・・。難しかった(笑)

今回,当日券なものだから,席の自由がなくて,前列の方に座ってみた。
近いのはいいんだけど,見上げるもんだからしんどいしんどい。
肩は痛い,指揮者はよく見えない,目立ちすぎるから寝られない,の三重苦でした。
いまも,肩をさすりながらキーボード叩いてます(苦笑)

で,部屋に戻ったら邦画の「スウィングガールズ」放送してました。
これが面白かった。
あーゆうの見ると,自分でも演奏したくなりますね。

さて,明日もコンサート1本こなしてきます


さーて!

2006年07月31日 00時09分52秒 | クラシック
さーて,1週間の始まりですね。
今夜は部屋の掃除が済んで,久しぶりに気持ちが良いです。
たまには,いいですね。掃除(笑)

きょうは,こんなDVDを手に入れました。
2005年11月5日に公演された『ウィーン国立歌劇場再建50周年記念ガラ・コンサート』

2005年の世界のオペラ界の行事の中でも、最も注目されたものが、この11月5日のウィーン国立歌劇場再建50周年記念ガラ・コンサート。大戦で破壊された劇場が、1955年に再建された時の公演演目を抜粋で演奏して祝すという内容~既に、各種媒体でも大きく取り上げられています。ということは出演者たちが豪華なのは当然!指揮者は、ティーレマン、ヴェルザー=メスト、ガッティ、小澤、メータ!歌手も、ソプラノはグルベローヴァ、ポラスキ、ウルマーナ、メルベス、イソコスキ、メッゾはバルツァ、キルヒシュラーガー、テノールはドミンゴ、ボータ、バリトンに至ってはターフェル、ハンプソン、シュトルックマン、グルントヘーバー、バスはフルラネット!
これだけの人たちが一夜に結集したのですから、興奮しない方がおかしいというもの。どれもこれもすごい盛り上がりっぷりです。さらにオーケストラはキュッヒル&ヒンクを筆頭に豪華メンバー、会場にはオーストリア大統領ハインツ・フィシャーを始めとする要人がずらりと並び、おまけに往年の名歌手、指揮者も来賓として招かれていたというから、まさに国家的記念祝典。

だそうです。

この2週間後に現地で小澤先生を観ました・・・・。

■詳細
『ウィーン国立歌劇場再建50周年記念祭』
【曲目内容】
ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番/小澤征爾(指揮)

モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」-カタログの歌,ひどい人ですって?…もう言わないで,シャンパンのアリア,ぶってよ,マゼット~第1 幕フィナーレ
ズービン・メータ(指揮)
トーマス・ハンプソン(Br ドン・ジョヴァンニ),エディタ・グルベローヴァ(S ドンナ・アンナ),ミヒャエル・シャーデ(T ドン・オッターヴィオ),ソイレ・イソコスキ(S ドンナ・エルヴィーラ),イルディコ・ライモンディ(S ツェルリーナ),フェルッチョ・フルラネット(Br レポレッロ)他

R.シュトラウス:「影のない女」-第3幕“私に委ねられた”,“彼の愛を私が受けないなら”
フランツ・ヴェルザー=メスト(指揮)
ヨハン・ボータ(T 皇帝),リカルダ・メルベス(S 皇后),ファルク・シュトルックマン(Br バラク),デボラ・ポラスキ(S その妻)他

R.シュトラウス:「ばらの騎士」-第3幕“マリー・テレーズ!”~幕切れ
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
ソイレ・イソコスキ(S 元帥夫人),アンゲリカ・キルヒシュラーガー(Ms オクターヴィアン),ゲニア・キューマイアー(S ゾフィー),ゲオルク・ティヒ(Br ファーニナル)

ヴェルディ:「アイーダ」-第3幕
ダニエレ・ガッティ(指揮)
ヴィオレタ・ウルマーナ(S アイーダ),ヨハン・ボータ(T ラダメス),ナディア・クラステヴァ(Ms アムネリス),フランツ・グルントヘーバー(Br アモナズロ)

ヴェルディ:「アイーダ」-第4幕第1場の二重唱
ダニエレ・ガッティ(指揮)
プラシド・ドミンゴ(T ラダメス),アグネス・バルツァ(Ms アムネリス)

ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」-第1幕前奏曲,“リラの花が何とやわらかく”,“目覚めよ!”
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
ブリン・ターフェル(Br ザックス)

ベートーヴェン:「フィデリオ」-第2幕フィナーレ
小澤征爾(指揮)
ヨハン・ボータ(T フローレスタン),デボラ・ポラスキ(S レオノーレ),トーマス・ハンプソン(Br ドン・フェルナンド)他

※全て、ウィーン国立歌劇場管弦楽団、合唱団
【録音】
2005年11月5日、ウィーン国立歌劇場


コピペって楽ちんですね。
じゃ,おやすみなさい

私のCDコレクション

2006年07月15日 23時04分42秒 | クラシック
ただいま,マーラーの「復活」が高らかに私の部屋で鳴り響いております。
おしごとやりながら聴いています。
なんだか,いちばんしっくりくるなあ。
あー。チョンさんの指揮で「復活」聴きたいなあ。
ダニエル・ハーディング指揮の「復活」は・・・??だったからなあ。なーんて。

と,さっきCDラックを覗いていたら,まあ「復活」の多いこと。
あとは「第九」と「運命」ばかり・・・。
さすがの私もこれではいけないなと思い始めました。はい。
でもさ,

これじゃ,からだにいいわけないよ♪
わかっちゃいるけどやめられない♪

の歌の文句ではないけれど,ついつい買っちゃうんですよね。
ブルックナーの9番も5枚ある・・・・。
明日は買い込まないようにしよっと(^^)

私の夢は,いつかヴァイオリンを弾けるようになって,「復活」の第1楽章の弦の反対側(?!)でバンバン弓を叩くところをやってみたい!(笑)
うーん。想像しただけで幸せ(爆)

あぁ!ストラディバリウス

2006年05月18日 01時40分36秒 | クラシック
あっ,OGT君が書き込みしてくれてる。
どうもです。
返信ができずに失礼しました。

そうですねえ。そろそろシューベルトととか聴いてみたいなあ。
なんだか,手元に「復活」ばかりが増えていって,レパートリーが少ないのですよ。
あはは・・・。
それに加えて,今度お酒の方もよろしくです。はい。

で,今日のニュースはこれ。


名匠ストラディバリが製作したバイオリン「ハンマー」。16日に競売に掛けられ、楽器としては史上最高となる354万4000ドル(約3億9000万円)で落札された(ニューヨーク)
(AFP=時事)9時39分更新

なるほど。
楽器では最高値かぁ。
一度鳴らしてみたいものですね。私が(笑)
この写真,かっこいい。携帯の待ち受けにしようかな。

いま,NHKニュース見てたけど,これから海外から入国する16歳以上からは指紋の採取をするらしい。
へぇ~。

週末日記

2006年05月16日 00時25分59秒 | クラシック
別に誰も興味がないと思うけど,最近の私の週末は,必ずCDを買いに行きます。
今週もその例に漏れずに行ってきました。
ふと気がつけば,財布にお金がない!
カード決済です。はい。

先日のベト7の若杉さん@東フィルで,日本人指揮者にまた興味惹かれて,こんなCDを買いました。
『ベートーヴェン交響曲全集』
指揮;飯守泰次郎(東京シティー・フィルハーモニック)
です。

あーゆう,味のある人っていいなあ。
私もあんな大人になりたい(笑)
まだ,封を開けてないので,これから何番から聞こうかと考え中です。
やっぱ5番?
それとも7番?

これで,私の手持ちのベートーヴェン交響曲全集は・・・・。
指揮者で挙げますと。
1・ロジャー・ノリントン
2・朝比奈隆
3・岩城宏之(大晦日振るマラソン)
4・岩城宏之(OEK)
5・飯守泰次郎
ってとこかな。

みなさんも,お薦めの全集があったら教えてください(^-^)

ロッカーとフルート

2006年05月01日 00時24分39秒 | クラシック
ロッカーとフルートと言えば・・・。
そうです。山形由美さんです。

このニュースを聞いたときは,「まさか!」と思いました。
自分の楽器をコインロッカーに預けるものなんですか?!
しかも,紛失されていたとは!
音楽家の方はみんなそうされてるのかなあと不思議になりました。

このずぼらな私でさえ,仕事の書類が入っていればロッカーには入れないし,食事の時とか,少し手から離して置くときでも気をかけてるもので・・・。

なにはともあれ,見つかって良かったですけどね。

山形さんは,私が小さい頃にノバホールで観ています。たぶん。
今回,おかげでさまで思い出しました(笑)