つくばの“ド素人”音楽同好会

クラシック音楽から,邦楽,洋楽とジャンルにとらわれず幅広く語り明かす,音楽の素人さんのための憩いの場です。

朝比奈先生と文庫本

2005年03月26日 00時05分49秒 | クラシック
今日は,職場でちょっぴりうれしいことがあった。
本当なら,カズダンス(古い?!)の一つもやりたいくらいの嬉しさだった。でも,職場でダンスする人なんかいないから自粛しました(笑)

ま,私的な話はこのくらいにして・・・・。

先のブログで紹介した朝比奈先生の文庫本「朝比奈隆 わが回想」。
予約してたら,すでに絶版の報(TーT)
仕方ない。古本屋巡りで探します。

と,言ってたらサッカー,日本対イラン戦で同点になった!
ジーコ采配ずばり!!
いいぞ,日本。このまま,このまま( ^▽^)

今月の読書量が気にかかる・・・

2005年03月22日 21時44分46秒 | クラシック
そろそろ月末がやってくる。
私は毎月2冊,できれば3冊本を読みたいと思っている。
ジャンルは問わない。とにかく何でも良い。ただ雑誌類は含めていない。

先月はかろうじて2冊をクリア。
今月も実は2冊をクリアしている!
さあ,3冊目は何を読もうかと悩んでいたら,当ブログのスペシャル・アーティステック・アドバイザーであられるお方がメールをくれた。

な,なんと,徳間文庫からあの朝比奈先生が回想録を出しているというのだ。
なんたる不覚!全く気が付きませんでした(汗)
ついでに,もう一冊紹介してくれた。「オーケストラ楽器別人間学」(新潮文庫/茂木大輔 著)だ。
こりゃ,3冊目はこれしかないと,早速筑波西武のリブロに直行。
いかんせん,朝比奈先生の回顧録は売り切れだった。が,「オーケストラ楽器別人間学」は入手。

著者の茂木大輔はNHK交響楽団の首席オーボエ奏者。
バリバリの現役奏者だ。
そんなトップ・プロが楽器と人の関係を面白く紹介してくれるらしい。
さ,読み始めよ( ^▽^)

追伸
本日は正直,昨日の大フィルの,そして大植英次さんの熱演が冷めやらない1日でした。また見に行きたい   

素晴らしい!大阪フィル!!

2005年03月21日 20時28分26秒 | マエストロ
昨日の東京フィルに続いて,今日は地元のノバホールで大阪フィルハーモニー交響楽団の,つくば特別演奏会に行ってきた!
東京フィルに大フィルと,わずか2日間で東西の名門を制覇しました。

私の中で,大フィルといえば朝比奈先生の印象がものすごく強いし,演奏曲目もマーラーの6番という比較的メジャーではないものだったので,どんなもんかなぁと会場へ。

地元だけあって,誰か知っている人がいないかなと探したけれどいなかった。
知り合いでクラシックを聴く人がいないんだなあと,いつも会場で痛感することしきり。
コーヒーを飲みながら開演を待ちました。

今回のマーラー6番「悲劇的」は演奏時間が80分近くの大作。
昨日のブラームスのバイオリン協奏曲でさえ眠ってしまう私だから,お昼寝してしまう可能性はかなり高かった。
ところが,いざ演奏が始まるとどうだろう。
大植英次さんの迫力ある指揮の下に大フィルの奏でる音の素晴らしさといったら!
「こ,こ,これはスゴイぜ」
本気で心の中で呟く。
楽章が終わるごとに,息を飲むような沈黙が。そして正気に返る・・・・。
80分という長さを全く感じさせない演奏だった。

6番はCDで1回聴いただけだった。逆に色眼鏡をつけずに聴けたのかもしれない。それにしても,この感動はなんだろう?!
今までノバホールで聴いたコンサートの中で1,2を争う演奏だと思った。
マーラーを聴いてみようという気にさせてもらったし,また大植英次さんを見たいと思った。
本当に良かった!
最後の拍手もノバホールにしては珍しく,鳴りやむことがなかった。
「ブラボー」の声も,正しく今日の演奏には相応しいと感じた。

演奏終了後,マエストロのサイン会が行われると聞き,迷わず列に並んだ。
大植英次さんにお会いできる!
つくばの演奏会は,こういう「粋」な取り計らいがあるから好きだ。関係者のご尽力には本当に感謝だ。
いざ,サインを頂くとなると緊張。まず,本日の名演のお礼と,ますます大フィルが好きになったことを伝えた!
私は勇気を出して「ノバホールはいかがでしたか?」と聞いてみた。
ふいの質問で少し驚かれたようだったが大植さんは「どこで聴いてもいい音の響きですよね」というような話をしてくれた。音響を褒めていただき,つくば市民として嬉しい限りだった。
大植さんはとても気さくで,ダンディなマエストロでした。

サイン会が終わるのを遠くの方で見守りながら,サインを終えて楽屋に戻る大植さんを見送っていたら,「では,どうも!」みたいに,私に声をかけていただいた。
「すいません,一枚だけ写真を・・・」
大植さんは,嫌な顔ひとつせず,にこやかに私の唐突なお願いに応じて下さいました。
大植さん,本当にありがとうございました。また大フィル見に行きます!
最後に,一言言い忘れていました。
『バイロイト音楽祭も是非,頑張って下さい!!!』

交響楽団名鑑【東京フィルと私】その3

2005年03月20日 21時45分37秒 | 素晴らしき演奏会
ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン指揮・東京フィルの定期演奏会に行ってきた。
場所は渋谷のBunkamuraオーチャードホール。
先日のオペレッタ「メーリー・ウィドゥ」と同じ会場だったので,今回は迷うことなく現着(笑)

内容はこうだ。
指揮:ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン
ヴァイオリン:古澤 巌
R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」

「ドン・ファン」はカール・ベームとウィーンフィルの1977年東京公演を聴いていたので,是非生で聴きたいと思っていた。聴けて良かった。
出だしの音が綺麗で,ますます好きになった。

ブラームスのヴァイオリン協奏曲は第1楽章を聴いて「いいよなあ~。やっぱこれからブラームスを聴こう」なんて思っていたら,あまりに心地よい音色に熟睡してしまった!
かろうじて第3楽章で意識を取り戻した。これも良かった!

や,どこが良いのかと聞く無かれ。良いモノは良いのじゃ!!

そして「運命」。
「運命」フリークを自認する私にとっては,ここからが今日のハイライトだ。
ラウンジで眠気覚ましのアイスコーヒー400円也を飲み干すと気合いを入れて客席に。
思うんだが,ここのアイスコーヒーはほとんどが氷だ。ま,どうでもいいが。

さて,第1楽章はありきたりかなあ~とか思いながら聴いていた。
第2楽章から,急にメリハリのきいた運びとなる。
第3楽章,そして第4楽章とエネルギー溢れる快速テンポで聴かせてもらった。
う~ん。面白い。もう一回聴きたいな。

実は,ズヴェーデンの「運命」にはこんな感じになるのでは,と期待していた。
なぜなら,「ドン・ファン」の時,ズヴェーデンの指揮台に上がる姿をみて想像がついたのだ。
ゆっくり堂々と上がるというのではなく,ほとんど早足で指揮台に上った。
少しせわしないくらいに。
それを見て,「もしかすると,運命もこんな感じでやるのかも?!」と思っていたら,さもありなん。
とてもせわしない感じで,かつ速かった!

「なかなか俺の勘も冴えてるじゃないか!」と満足した私だったが,このコンサートに行く前に立ち寄った渋谷Wins(←場外馬券)でしこたま買い込んだ馬券にまで,この勘は伝わらなかった・・・・・。
これぞ,正しく私の運命!
空の財布を何度ものぞき込みながら,自らの運命を呪う私でした

再びQ'tに潜入!

2005年03月19日 22時05分43秒 | 地元ネタ
今夜はフジテレビ系の世界フィギア2005を見ている。
日本の選手は世界レベルらしい。知らなかった・・・。

村主さんにも,恩田さんにも頑張って欲しい。
バックで流れる「カルメン」とか聴いてると,タクトを振りたくなりますな,や,冗談です(笑)

誰にも聞かれてないけど,私のタイプはアンミキです(´∀`)
ぜひ4回転ジャンプを見たいので,DVD録画しながらブログにリアルタイムで書き込みしています。
ミシェル・クワン(米)のBGM(?!)に流れるボレロ。
ニューイヤーコンサートの,大野和士さん指揮の東フィルを思い起こしますね。
安藤さん頑張れ!

さて話は変わって,本日もQ'tに行ってきました。
ちょっと気になるのは,それほどお客さんが入っていない?!
知っている人とは3人お会いできましたけどね。
比較的空いているので,まだ行かれていない方はどうぞ!


お腹が空いたということで,恵比寿 炭火焼肉 トラジに行きました。
値段は思ったよりかはお安いということで。
店員さんがまだオープン間もないから慣れていないみたい。
ま,1ヵ月もすれば本店みたいになるんでしょうか?!
お肉はうまかったです。また行きたいのです。

どうもご馳走さまでしたm(_ _)m



Q'tに潜入!!

2005年03月17日 22時17分12秒 | 地元ネタ
プレオープンのQ'tに行ってきました。
筑波西武に隣接して明日グランドーオープンするのだが,初日を前に足を運んだ。

内装はとても綺麗で,お店がとにかくたくさん入っている。
案内によると136店舗らしい。
3階まであって,360度とにかくお店という感じで,ぐるぐる回っていたら迷子になりそうだった。

客層は若者が多く賑わいをみせていた。
みんなオシャレな感じの人に見えたのは気のせいか?!
中に一歩入れば,今までのつくばにはなかった雰囲気を体感できます。

さて,楽しみにしていたWAVEですが,品揃えは西武の頃と変わらない印象でした。
スペースはだいぶ横に広くなったので,広々としていました。
クラシックコーナーは中央奥の陳列。
CDについては学園地区周辺では揃ってる部類ですね。
でも,こっそり期待していた輸入盤が少なくて残念。数量的には石丸の方があります。
DVDは悲しいかな,数枚しかなかった(TーT)
客層のターゲットがクラシックとは違うのかなあ,なんて思いました。
これから,売り場が増えるかどうか注目です。無理かなあ~。

でも,せっかく来たんだからと,物色することしばし。

指揮者のヤープ・ヴァン・ズヴェーデンのブラームス全集を発見。このお方,今週,オーチャードホールで東京フィルと演奏会をやるんです。
行こうかと思っていたので,これは嬉しい偶然だと購入しちゃいました。


帰り際,1Fのbeard papa Sweetsでできたてのシュークリームとチーズケーキを。
築地 銀だこでたこ焼きを買って家路につきました。
うまかった~

やったぜ!!祝。転職!

2005年03月15日 20時58分56秒 | 私事ネタ
今日は,急遽,個人的な内容でお送りします。

つい今し方,ここ数年会う機会のなかった友達から突然メールが入った。
学生時代からの付き合いだったが,実際は疎遠になりつつある友達からだった。
メールの文面からは,喜びと興奮の湯気が出ていた。
転職先が決まったというのだ。


彼と最後に会ったのは2年前のちょうどこの時期,2月も半ばのとても寒い週末だった。
場所は日比谷の帝国ホテルのラウンジだったと思う。
互いに向かい合い,コーヒーを注文した。
彼は自分の今の仕事をこのまま続けて良いものか悩んでいると私に打ち明けた。

元来,彼は頭の良い男だったが,それ故現実とのギャップに苦慮しているようだった。
今の仕事を辞めて他を探すべきか,かと言ってもこの御時世だ,すんなり再就職が見つかる保証はどこにもない。
それに加えて,その会社は若い彼を中核にしてプロジェクトを組んでいる。途中で放り出していいものだろうかと・・・・。

そんなことは誰にもあるもんさ,もう少し頑張ってみろよと,お決まりの慰めしか言葉に出来なかった私は浮かない顔の彼とその席を立ち,銀座で別れた。
あれから2年。
彼は新しい職場を獲得した。

これがあの時彼の見つけていた仕事だったのかは私には分からない。また詮索する気もない。
ただ,そうであって欲しいと願わずにはいられない。
とにかく,おめでとうと言ってやりたい!
またみんなで会おう!!

【赤っ恥日記】ホワイト・デー編

2005年03月15日 00時04分54秒 | 時事ネタ
本日はホワイト・デーでした。

週末,職場用のお返しに筑波西武に寄ってみた。
アドバイスをしていただき,2Fでハンカチを買うことに。

「ハンカチ。ハンカチ・・・・・と」
慣れない目つきで不審者よろしくウロついていたら,すぐに見つかった。
「よかった,よかった」
安心した私は心地よい解放感と共に,その棚に並ぶ少し高級そうなハンカチを購入。(注:上画像はあくまでイメージ)
ま,我ながらそこそこの品定めだなと商品に満足し,帰宅した。


さて,当日。
「お返しです。ハンカチです。」
てな感じで相手に渡し,一件落着・・・・・。
って思ったら,袋の中身を見た女性にこう言われた。

「これ,ハンカチじゃなくてスカーフだね(^^)」
「え!?」
一瞬血の気が引いた。
さんざんハンカチだと思わせときながら,全く別なモノを買ってしまった!

これじゃあまるで,レタスとキャベツの区別もつかない人みたいだ・・・・・・。

音楽的に言うなら,「運命」と「田園」の演奏順序を間違えて,「運命」のタクトのつもりで勇んで振り下ろしたら実は「田園」だったくらいのズッコケぶりだ!(←分かる人にだけのネタですスイマセン(笑))

早い話が私の勘違い!
ちょぴり恥ずかしい思いをした今年のホワイト・デーでした~。

それから,筑波西武に隣接するキュート。
土曜日段階で既にショーウィンドに商品が陳列されているお店や,せわしなく準備するお店も。
オープンが楽しみです。
WAVEも店内を見ることは叶わなかったが,クラシックコーナーの充実と,開店セールを願ってやみません。


指揮者名鑑【岩城宏之と私】

2005年03月13日 23時09分13秒 | マエストロ
私の週末の楽しみに夜9時からのN響アワーが加わって久しい。

先週はハイドンのトランペットなんとかだった。
題名がでてこない。識者の助言を求めたい。
あの曲はどこかで聴いていたようで,懐かしかった。早速着信メロディに指定した。

さて,今日も布団に寝っ転がりながら日曜洋画劇場とくるくるチャネルを替えていたら手が止まった。
「あれ?岩城さんに似てる・・・・」
岩城さんとは,言わずとしれた指揮者の岩城宏之先生である。

岩城宏之さんとは・・・
以下はオーケストラ・アンサンブル金沢のホームページから引用させて頂いた。
『音楽監督
岩城宏之
Music Director : Hiroyuki Iwaki

東京生まれ。東京芸術大学音楽学部器楽科中退。1956年9月NHK交響楽団の臨時演奏会で、チャイコフスキーの「悲愴」交響曲ほかを指揮してデビュー。1963年N響の指揮者に就任。1985年オーストラリア大勲章、1987年中島健蔵賞、1988年サントリー音楽賞、1990年フランス芸術文化勲章、1991年日本エッセイストクラブ賞、1996年紫綬褒章、2002年日本芸術院賞恩賜賞の各賞を受賞。

N響ほか、国内の主要オーケストラ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団など世界のメジャーオーケストラを常時客演指揮している。初演魔といわれているほど現代音楽の演奏に意欲的で、わが国の現代作品を海外の演奏会で 常に指揮するばかりでなく、国内においても外国の優れた現代作品を数多く紹介している。

オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督のほか、N響終身正指揮者、メルボルン交響楽団終身桂冠指揮者、札幌交響楽団終身桂冠指揮者、京都市交響楽団首席客演指揮者、東京混声合唱団音楽監督、石川県立音楽堂芸術総監督を兼ねている。』

日本が世界に誇るコンダクターはここにもいた!

話を元に戻そう。
私は最近の岩城さんを「ベートーベン全交響曲振るマラソン」という大晦日のコンサートで拝見していた。
だからその時のイメージでしか岩城さんを知らなかったのだが,テレビに映る若々しい指揮者は岩城さんにそっくりだったのだ。
顔はもとより,指揮棒を振るカタチが大晦日の感動を瞬時に呼び戻した。

なるほどテロップで岩城さんと確認し,しかもその映像がほぼ20年前のものであることも知った。
20年前の岩城さんも良かったが,昨年の岩城さんもそれ以上に素晴らしかった。
20年の歳月を超えて現役で活躍される岩城さんを観ることが出来るなんて幸せだな。

僕はぁ幸せだなあ!なんて,加山雄三のセリフが口をついた。
余談だが,上記のオーケストラ・アンサンブル金沢の応援団名簿にその加山雄三さんの名前もあった!

HDDレコーダー安心購入ガイド【実践編】

2005年03月13日 18時27分46秒 | 私事ネタ
先日HDDレコーダーについて書き込みしたら,それを読んでくれた方から相談があった。
「HDDレコーダはどれを買うのがいいのかねぇ?」と。

もちろん,私は従来の持論を展開し,自分と同じ東芝ユーザーを増やすべく営業活動をしたわけである。
しかし悲しいかな「DVD-RAMってそんなに必要かなあ」とか,「電器店行ったけど,東芝の商品が置いてないんだよねえ」とか,挙げ句は「デザインがださいんだよねえ」と言われる始末でまったく活動が出来なかった。

結局はシャープの製品をお買いあげになったらしいヾ(´ε`;)ゝ

今頃はご自宅で,ビデオとは格の違う鮮やかな画質を堪能していることでありましょう!

最近のモデルは,電子番組表がついているからいいですよね。
あれはTBSが無料で流しているんだって。
昨年私が買ったときはそんなのなかった。だから未だにテレビガイドを片手にGコード予約です・・・・。

でもいいさ,あと6年の我慢。
6年・・・・。
だいぶ長いなぁ~。