つくばの“ド素人”音楽同好会

クラシック音楽から,邦楽,洋楽とジャンルにとらわれず幅広く語り明かす,音楽の素人さんのための憩いの場です。

テンシュテットのマーラー6番「悲劇的」!~その2~

2005年05月31日 21時39分53秒 | クラシック
 さて,テンシュテットのマーラー6番「悲劇的」の話を書いたら,ウチのTsukuba Classical Playersのヴァイオリン担当がレスをくれました。あまりに,力のこもったレスだったのでこちらで返信いたします(笑)

>Q'tのwaveに行ったら、テンシュテット&マーラーの再販シリーズはあったんだけど、なぜか六番だけなかった
ホント,ホント。あそこの品揃えはどのジャンルも中途半端なんだよね。
クラシック系のDVDなんて不当に少ないもん。
DVDは意外に石丸が良かったりする。

>社員の人が出してきたのは、アバドの新盤。
「だ,だからあ~っ」て感じでしょ?!
曲が同じなら何でも良いってわけじゃないんだよね。
でも,タワレコでアバドとテンシュテットを手に持って,迷っていたのは私です(汗)

>つくば中央図書館に行ったら、スタジオ録音版のテンシュテットの、マーラー第六番があった
やや,おめでと(´∀`)
車に当たらず,名盤と遭遇したわけですね(笑)

>この演奏は、空前絶後、絶対無比、史上最強、無病息災、鬼畜米英、こんな演奏が存在することが信じられない!!
正しく音楽の良さはこういう所にあるわけで・・・。
理屈を超えた良さってのが伝わってきますねぇ。

ちなみに,私にとって大フィルの「悲劇的」が↑な感じでしたよ。
でも,死んじゃ嫌よ(爆)

折角,テンシュテットを知ることができたので,折を見てこのシリーズも聴いていこうかなと思った。
東芝EMIの1300シリーズは,ノリントンのモーツァルトも買ってたんだよな。聴かないと・・・。
他にもトスカニーニとかフルトヴェングラーなんかも聴いてみたいし,まだまだ当分楽しめそうです。
よかよか( ^▽^)


それにしても,テンシュテットの「悲劇的」が店頭にもなく,予約してもなかなか来ないこの文化水準の低さには死にそうです(核爆)



テンシュテットのマーラー6番「悲劇的」!

2005年05月30日 20時16分11秒 | クラシック
 先週末,新宿に出た勢いで,タワレコに立ち寄り買ってきた。
テンシュテット指揮。交響曲第6番イ短調「悲劇的」!

このブログでも再三再四書いてきたが,2月にノバホールで行われた大植英次指揮の大フィル公演の演奏曲目がこれだった。
あの演奏に,あまりに感動した私は「マラ6の名演をCDで聴いてみたいものだ」と常々思っていた。

先日,Tsukuba Classical Playersの団員からの書き込みにテンシュテットの「悲劇的」がいい!と書いてあった気がしてアバドのそれを棚に戻してこちらを購入してきた。

Amazonのレビューにも
“テンシュテットにとって最後期の録音というべき、91年、ロンドンでのライヴ。滅びゆく交響曲形式やロマン派音楽の、そして自らの、最後の輝きを体現する、鬼気迫る名演。数多いマーラーの6番のCDのなかでも最高の名盤の一つである。”

との批評があり楽しみにして聴いてみた。
今,ちょうど第1楽章を聴いている最中。第1楽章がかっこよくて一番好きだわ~( ^▽^)
これを聴いてると,生のコンサートで音楽が聴きたくなってきた。


さて,ここからは個人的な調べもの。ところで,テンシュテットって誰なんだろう?!
以下,検索結果

「クラウス・テンシュテット (Klaus Tennstedt, 1926年6月6日 - 1998年1月11日)はドイツの指揮者。旧東独に属するメルゼブルク(ライプツィヒとハレの中間に位置する)に生まれる。 ヴァイオリニストを父に持ち、ライプツィヒ音楽院にてヴァイオリニストとしての研鑚を積む。
 1970年にはベルリンのコーミッシェ・オーパーに登場するが、次第に旧東独での音楽活動に限界を感じ、 
 1971年、スウェーデンでの客演を機に西独に亡命。1972年にはキール歌劇場の音楽監督に就任する。 ロンドンの聴衆に「フルトヴェングラーを彷彿とさせる」と評された彼の情熱的かつ個性的な音楽は、1974年のボストン交響楽団への客演を機に世界の知る所となった。特に1977年にはニューヨーク・フィルハーモニックに客演し、そこでの大成功は彼の名声を不動のものとした。
 
 1983年にはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に転じる。ロンドン・フィルとは
「我々はクラウスのためなら120%の力を出し切る」                          (匿名希望のロンドン・フィル楽団員)
「彼の音楽上のロジックはクレンペラー以来最も深いものであろう」                  (タイム紙)
「テンシュテットなきロンドン・フィルはミック・ジャガーのいないローリング・ストーンズのようだ」  (ガーディアン紙)
などの賛辞を寄せられるほどの蜜月関係を築き上げた。
 
 彼のレパートリーは多岐にわたるが、特にマーラーの解釈には定評があり、1979年には国際マーラー協会からメダルを授与されている。
 ロンドン・フィル音楽監督のかたわら世界各地に客演して名演奏を聞かせたが、1985年に喉頭癌を発病。翌年には静養のためロンドン・フィルの音楽監督を退き、同楽団から桂冠指揮者の称号を贈られた。以後、放射線治療を受けつつ演奏活動を続けたが、1998年に死去。」

そうかあ。最近までご存命だったんだなあ。
やはり,同世代の名指揮者はこの目で見ておかないといけないな,なんて思っちゃいました。
私にとってそれは小澤先生だったり,岩城先生だったり・・・。
ありゃ,どちらも日本人だなあ。
さ,チケットでも検索しに行こう

美勇伝のライブに行ってきました!

2005年05月29日 23時16分10秒 | 邦楽/邦画
土曜日,新宿の東京厚生年金会館に美勇伝のライブを見に行ってきました!
美勇伝のコンサートとしては初日ということで,世界初演なわけですね(笑)

美勇伝といわれても知らない方がいらっしゃると思いますので,解説を。

びゆうでん
石川梨華1985年1月19日生まれ、神奈川県出身、岡田唯1987年12月28日生まれ、大阪府出身、三好絵梨香1984年11月8日生まれ、北海道出身によるユニット。今年9月に、シングル「恋のヌケガラ」でデビューを果たした

分かりますでせうか?
1985年といえば,つくば科学万博の開催された年ですね,って関係ないか!
つまり,平たく申し上げますと元モーニング娘。の石川梨華さんの新ユニットなのであります。

半年ぶりの仲間からの連絡で,美勇伝の誘いが来たのは先週の初め。
ここ最近は,クラシックにはまってるのに・・・・・。
でも,ふたつ返事で参加を了承(笑)


さて,行くと決まったものの,最近は邦楽をまったく聴いてないものだから困った。
でも,予習している時間もなく当日に。
そもそも美勇伝は3曲しかないのだから,かなり無謀なコンサートだ。

実際コンサートが始まると,カラオケコンと揶揄されるとおり,あらゆるグループのいままでの曲を歌うという構成。
例えば岡田さん(写真右)が後藤真希のデビュー曲「愛のバカやろう」。
三好さん(写真左)が藤本美貴の,石川梨華ちゃんが松浦亜弥の持ち歌をそれぞれカヴァーしてました。
後藤ファンにとっては,岡田さんのソロは「そりゃ,ないだろうよぉ~」と思いつつも,会場中ノリノリ。
もちろん,私もノリノリでした(笑)

一緒に行った友達は梨華ちゃんファンでしたが,お互いに満足した楽しいライブでした。
たまには,ハロコンもいいなあ,なんて思いながら久しぶりの新宿を後にしたのでした。

今日は日本ダービー!

2005年05月29日 01時53分48秒 | 時事ネタ
 3歳馬の頂点を決める競馬の祭典が施行されます!
(「施行」という言葉を使うのがいかにもJRAらしい。)

そうです!日本ダービーが東京競馬場で発走します。

断然の一番人気はご存じディープインパクトと武豊。
単勝オッズ1.2倍は断然の人気の証。
間違いなく,豊が勝ちます。
武豊の勝利ジョッキーインタビューが見たい!

とすると,問題は2着争い。
意外とオッズは素直なもので・・・。
オッズに逆らい,今までどれだけイタイ目にあったことか!

ずばり,馬連から(馬単でないところが私の性格(笑))3点勝負だ。
オッズに逆らわずに,2番人気のインティライミ。
鞍上の乗り変わりでオッズが落ちるなら歓迎。アドマイヤジャパン。
かつて日本ダービー1番人気を落としたダンスインザダーク産駒ダンズインザモア。これは穴かな。

本線5-14・5-7
穴 5-18

さてさて,どうなることやら。(〃´ー`)=3

指揮者名鑑【岩城宏之と私】~思いつくまま~

2005年05月27日 01時54分40秒 | マエストロ
 指揮者岩城宏之氏を語るときに忘れられないのは,氏の音楽への情熱と文筆業へのあくなき探求心だ!

昨年の大晦日,迷いに迷って大野和士さんではなく,岩城先生と新年の始まりを共に迎えることを決めたワケだが(笑),それが初めての生イワキでした。

その後は岩城先生の本を読みまくり,渋谷のタワレコではOEK(オーケストラアンサンブル金沢)のCDを買いあさるわけで,すっかり岩城先生のファンになってしまった。
もちろん,私は朝比奈先生も敬愛申し上げているが,如何せんリアルタイムで観たた強みにはかなわない。
私は朝比奈先生の活躍する姿を拝見できなかった不幸せ者なのだ・・・・。

さて,最近私のマイブームは「オメェ,オメェ」と少々,土建屋よろしく他人を呼ぶことです。
ソースは岩城先生の著書なのだけれど,どの本かは教えない(爆)

岩城先生の本は読み手を感動させる。
それって,あのコミカルな文体もさることながら,活字になるテーマ選びそのものが秀逸なのだと思います。
もしかすると,岩城先生の本をきっかけにしてファンになった人もいるかもしれない。
音楽家であっても,その枠内にとどまらず,様々なジャンルから自分をPRすることができるなんてそれはまた素晴らしいことですよね。
岩城先生には,これから20年も30年も一線で大活躍してもらいたいです。
コンサートにはできるだけ足を運ばせて頂きます!!!!

海外に行きたい!!【ひとりごと編】

2005年05月25日 20時23分32秒 | クラシック
 2年前に10年もののパスポートを取ってから海外へは一度しか行っていない。
クラシックを聴くようになってからというもの,最近は海外に行きたくて仕方がない。
それ故,どうせ海外に出るなら音楽に関係ある場所が良いなあと。

ウィーンか?もちろんドイツもいい。
いや,メトロポリンタン歌劇場なんかも捨てがたい・・・。
ネットでココを見てはため息ばかり。

10月にベルリン・フィルでニコラウス・アーノンクール指揮の演奏会があるらしい。
場所はドイツで(笑)

音楽の本場で,その音に触れ,街並みに触れる。なんて贅沢なんだろう。
あ~,行ってみたいものです。



指揮者名鑑【小澤征爾と私】その3

2005年05月24日 21時02分19秒 | マエストロ
 小澤征爾先生とN響との関係はちょっとばかり複雑だ。
ブザンソン優勝,ニューヨーク・フィル副指揮者として日本公演にバーンスタインと来日,ハチャトゥリアンの代役でサンフランシスコ響にデビューなどなど,先生がすさまじいキャリアを積んでいた1960年代に話は戻る。

小澤先生は1962年(昭和32年)6月,N響と半年間の客演契約を結んだ。
定期演奏会,「トゥランガリラ交響曲」の日本初演,国内及び東南アジア・沖縄演奏旅行などを共にしたが,12月,小澤先生とN響は決裂してしまうのである・・・。
定期と年末恒例の第九公演が中止になった,いわゆるN響事件が発生したのだ。

誰もいない客席でたたずむ先生の後ろ姿の写真があったが,探す気にはなれない。

そんなN響と先生の共演は,1995年の淡路大震災追悼のコンサートまで実現することはなかった。
そして,今年,10年ぶりにN響の指揮台に先生が戻ってくる。
月曜日からチケットは発売されていて,まだ残席はあるらしい。

曲目にはベートーヴェンの「運命」も入るそうで,“小澤の運命“を生で聴けるチャンスがやってくる!
平日だから休みさえ取れれば行きたいんだけどなあ・・・・ 

チェ・ジウの写真集を買ってみました!

2005年05月23日 21時04分16秒 | 私事ネタ
 「韓流ブームとはいえ,だいぶ遅いねえ~」という声が聞こえてきそうですが,チェ・ジウの写真集を買ってみました。
なぜ買ったのかと説明しろと言われたら・・・・。
うーん,説明が難しい!
とにかく欲しくなったのだ(笑)

本屋に並ぶ韓流コーナー。その前に立ちはだかるオバサマの隊列から彼女の写真集を手に取ろうと試みることは,なんとまあ勇気のいることか!!

私がジウ姫の写真集を手にしたその瞬間,オバサマ方はヨン様が掲載されている雑誌から目を離し,私の顔とジウ姫の写真集を交互に見比べるのである。そして「フン!」と鼻で一発息を出すと,再びヨン様の雑誌に夢中になるのである。

私はそそくさと会計を済ませると足早に家路に急いだのです。


さて,部屋に戻りこれからお酒でも飲みながらページをめくろうかと・・・。

待ちきれずに先ほど,最初の数ページを見てしまった。綺麗だ!
やばい,韓流ブームに飲み込まれるかも。


そういえば,演奏会で冬ソナのサントラを東京フィルがやっていたような。
ここでも東京フィルか!
私のブログに常に東フィルあり。
東フィル恐るべし!!

名盤を聴く!

2005年05月22日 19時24分40秒 | クラシック
GWから懸案であった,未開封のCDの1枚を聴いてみた。

「メンデルスゾーン & チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 他」(BMG)です。
最近,書き込みこそないが,ちょくちょく訪れては私にメールをくれる当ブログのスペシャル・アーティスティック・アドヴァイザーに紹介されていた1枚なのだ。

これも渋谷(新宿?!)のタワレコで薦められた。確かその時はノイマン指揮のドボルジャーク全集を見つけてたときで,「へー」などと生返事で手に取った。
そのまま今日まで未開封だったわけなんだけど,さっき聴いてみて「おっ。いいじゃん」と(笑)

曲目は以下
1.ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.35 (チャイコフスキー)
2.ヴァイオリン協奏曲ホ短調op.64 (メンデルスゾーン)
3.ゆううつなセレナードop.26 (チャイコフスキー)
4.弦楽セレナード ハ長調op.48 (同)

ちなみに,OPとは「opus」オーパスですから。
え?
そんなこと知ってるって?!
まずい!これは明日のブログのネタだったのに。ついつい知ったかぶりしちゃった(爆)

ま,↑は置いといて・・・
1なんかは1957年の録音だからどれほどヒドイかと思っていたら,リマスタリングでとても当時の音とは思えないほど綺麗になっていました。

基本的に,私はヴァイオリンの音色が好きらしい。
しかも,1と4は「いつかどこかで聴きました」という感じ。
恐らく,このヴァイオリンのヤッシャ・ハイフェッツって人が上手いんでしょうね。
タイプでめちゃくちゃ打ちづらい名前だけど(笑)

それから,何がうれしかったって,3と4の指揮がシャルル・ミュンシュなわけです。
ミュンシュといえば小澤先生!
小澤先生著書の「ボクの音楽武者修行」
でお名前を存じてから,初めて聴くことができたので。感激しました。

平素,他人の意見には耳を傾けない私ですが,ウチのアドヴァイザーの助言はまず間違いないところが嬉しい。やっててよかった公文式・・・もとい,聞いてて良かったアドバイス,である。
今回も,ここだけの話,うれしい誤算だった。
次はぜひ,オペラのアドバイスも願ってやまないのである

チケット発売日の悪夢

2005年05月21日 14時53分29秒 | クラシック
見たい公演のチケットが取れないもどかしさたるや・・・
今日発売だった小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト6 ロッシーニ:歌劇「セビリャの理髪師」。
チケット取れませんでした(TーT)

オペラって,今まで見たことなかったので,「初めてのオペラ鑑賞。やっぱり,小澤先生のオペラをこけら落としに!」と意気込んでいたのだけど,がっかり(><)

10時発売開始に先立ち,仕事が入っていたのだが,開始時間までには終わったのに!!
ネットで買おうと試みたが,混雑中のタイムエラー連発でイライラし通し(笑)
1時間後にやっとつながったら,全席完売だそうで(爆)

売れ行き好調なのは嬉しいけど,私の分だけでもお取り置きをお願いしたかった(嘘爆)

困ったことに,ヤフーオークションを見るとすでに売りに出ているし・・・・。

今年も一度は小澤先生に会いに行きたい。
さて,じゃあN響にしようかな?!