Italian Restaurant“Viteraska”, Habikino City, Osaka Pref.
さてさて、昨日の2月16日は家人の誕生日でありました。
我が家ではいつの頃からか、ワタクシの誕生日には家人が腕を振るって料理を作ってくれ、
家人の誕生日にはワタクシが食事に招待するというのが習慣になりました
。

この日、ワタクシ達は地元にある「Viteraska」というイタリア料理のお店に予約をしました。
昨年開店したばかりの新しいお店で、もちろんワタクシ達はこのお店に行くのは初めてです。
どんなお店なんだろうと現地に向かっていくと、なんと素敵な古民家なんでしょう。
そして、ワタクシが写真を撮っているこのお店の前の道は「竹内街道」といいまして日本最古の官道なんです
。

これが竹内街道のルートなのですが、渡来人達が大陸の文化を飛鳥の都へと伝えたのでしょうな
。

お店に入ろうとすると玄関にはこんなものがありました。鍵穴のような形はもちろん前方後円墳ですね
。

店内に入りカウンター席に案内されました。窓の向こうに見えるのは「白鳥陵古墳」(しらとりのみささぎこふん)です。
この古墳は大型の前方後円墳でして、世界遺産である「百舌鳥・古市古墳群」を構成する古墳の一つです。
このお店は日本最古の官道と世界遺産の古墳を眺めながら食事をするという、歴史好きにはたまらないシチュエーションなんですよ。
まあ、そんなことを思いながら食事をしている人はさほど多くはないかもしれませんがね
。

料理はコース料理の一択です。あとはお酒のチョイスだけなんです。
お酒のメニューを見ていて「ワインペアリング」というのが目に留まりました。
料理に合うワインが一品ずつ出てくるのです。ワタクシはこれをチョイスいたしました
。

どーですか。まずは「Contadi Castaldi」というイタリアのスパークリングワインです。
辛口のスパークリングワインはワタクシの好みです
。

どーですか。「グリッシーニ」というクラッカーのような食感のスティック状の細長いパンが出てきました。
あおさ海苔が練り込まれているとのことですが、オーナーさんは三重県志摩地方が生まれ故郷とのこと。
ワタクシは以前に志摩地方に旅行に行った際、志摩地方があおさ海苔の産地だと教えてもらったことを思い出しました
。

どーですか。「大和鴨のスープ」です。大和鴨手羽先からとった出汁のスープなのですが、
このお店がある大阪府羽曳野市のソウルフードである油カスも入っていました。
油カスとは牛の腸、いわゆるホルモンを油でカリカリに揚げた大阪・南河内地方の食材なんですよ。
これ、天かすなどの代わりにうどん、お好み焼き、たこ焼きなどに入れると最高に美味いんです
。

どーですか。「Silvio Messana / Garnaccia 」というワインです。白ワインなのですが、すごく芳醇な味わいでした
。

どーですか。「答志島の牡蠣、サワラのムニエル」です。これが美味かった。特にサワラは絶品でありました。
答志島は鳥羽市にある離島です。オーナーさんは故郷の食材にこだわっておられるようですね
。

どーですか。「フォカッチャ」も美味しくいただきました。出てくる料理が全て美味しいですわ
。

どーですか。「TRAMINER AROMATICO」という白ワインです。アロマティコという名前の通り、香りの良いワインです
。

どーですか。これは家人がオーダーした「messina」というイタリア・シチリア島のビールです。見た目がオシャレですな
。

どーですか。これは「アナゴのフリット、下にはナスのカポナータ」です。
カポナータとは、イタリアのシチリア島が発祥の野菜を煮込んで作る伝統的な料理のことだそうです。
ナス、パプリカ、トマトなどの野菜を白ワインビネガーで煮込み、塩、砂糖で味を整えるようですね。
ワタクシ、アナゴが大好きなのでウハウハ言いながらいただいたのでした
。

どーですか。「LANGHE」という北イタリアの白ワインです。こちらはサッパリとした飲みやすいワインでした
。

どーですか。このパスタは「キタッラ」といい、「ギター」の意味で、このパスタをつくる弦を張った道具の名でもあるそうです。
芽キャベツやイカが入っているのですが、パスタが初めて味わう食感でした。これ、美味かったです
。

どーですか。この赤ワインは「地元羽曳野のマスカットベリーワイン」です。
ただ、このワインはライトボディーのワインでして、ワタクシは芳醇な赤ワインが好みなんです。
ですので、このワインはワタクシにはあまり合いませんでした。うーん残念
。

どーですか。これは「ラビオリ 黒トリュフ添え」なのですが、このラビオリが美味かったんですよ。
オープンキッチンですので目の前でラビオリを作っている工程を見ることも出来ました。
普段トリュフなんて食べる機会が無いワタクシ達は「トリュフや、トリュフや」「ババンババンバンバンバンやな」
「それはドリフや」などというアホな会話をしていたのですが、まぁ、このラビオリは激ウマでした
。

どーですか。「ANGIOLINO MAULE」というイタリアの赤ワインです。これは芳醇なフルボディの赤ワインでした。
ワタクシの口には一番マッチする赤ワインのように思います
。

どーですか。肉料理は「三重県美杉産の仔鹿のステーキ」です。ワタクシ、鹿肉が大好きなんですよ
。

鹿肉の旨味を活かすためでしょうね。ソースの味はシンプルに抑えられていました。
こちらのお店ではどの料理も食材そのものの美味しさを大切にされているのだと感じました
。

どーですか。「デザート」が出てきたのですが、ここでアッと驚くサプライズでした。
ワタクシはこのお店を予約する時に、家人の誕生日だということは言ってなかったのですよ。
ただ、お店でオーナーさんの奥様との会話の中で「今日は嫁さんの誕生日でねぇ」ということを言ったのですが、
その言葉を聞いてこのようなサプライズを演出していただいたんです。こういうのは嬉しいですねぇ
。

チョコレートソースをオーナーさんがデザートにかけてくれています。ここのお店、今回が初めての訪問でした。
食事の途中でワタクシも家人も「絶対にまた来ような」「今度は夏野菜の季節に来たいね」という会話をしていたんです。
料理の美味しさは言うまでもありません。若いオーナー夫妻の人柄にも心を惹かれました。
このお店の建物はオーナーさんのお父さんの生家だったそうで、長らく空き家だったそうなんです。
大阪市の中心部でシェフをされていたオーナーさんが、その建物をリノベーションして開店されたお店です。
太い柱、立派な梁…店内の雰囲気も申し分ありません。何よりもオーナーご夫婦の人柄が素晴らしい
。

どーですか。最後の「デザートとコーヒー」をいただきましたが、美味しい料理とオーナーさんご夫婦の人柄に触れて
ワタクシ達はお腹だけではなく心も満足な気分になっていたんです。
このお店、ワタクシ達にとってはリピートすること間違いなしのお店です
。
「Viteraska」…大阪府羽曳野市軽里3-5-3
使用したカメラ:FUJIFILM X-T30
気になっていたのが「Viteraska」というお店の屋号でした。オーナーさんの奥さんに「どういう意味なんですか」と訊いたんです。
すると「店の前の道路が飛鳥まで続く街道なのですが、この場所が美しく輝いてほしいなって思ったんです。
それで『美照飛鳥』という漢字を考えてお店の名前にしたんですよ」とのことでした。
なるほどねぇ。名前の由来までも素敵なお店でありました。
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さてさて、昨日の2月16日は家人の誕生日でありました。
我が家ではいつの頃からか、ワタクシの誕生日には家人が腕を振るって料理を作ってくれ、
家人の誕生日にはワタクシが食事に招待するというのが習慣になりました



この日、ワタクシ達は地元にある「Viteraska」というイタリア料理のお店に予約をしました。
昨年開店したばかりの新しいお店で、もちろんワタクシ達はこのお店に行くのは初めてです。
どんなお店なんだろうと現地に向かっていくと、なんと素敵な古民家なんでしょう。
そして、ワタクシが写真を撮っているこのお店の前の道は「竹内街道」といいまして日本最古の官道なんです



これが竹内街道のルートなのですが、渡来人達が大陸の文化を飛鳥の都へと伝えたのでしょうな



お店に入ろうとすると玄関にはこんなものがありました。鍵穴のような形はもちろん前方後円墳ですね



店内に入りカウンター席に案内されました。窓の向こうに見えるのは「白鳥陵古墳」(しらとりのみささぎこふん)です。
この古墳は大型の前方後円墳でして、世界遺産である「百舌鳥・古市古墳群」を構成する古墳の一つです。
このお店は日本最古の官道と世界遺産の古墳を眺めながら食事をするという、歴史好きにはたまらないシチュエーションなんですよ。
まあ、そんなことを思いながら食事をしている人はさほど多くはないかもしれませんがね



料理はコース料理の一択です。あとはお酒のチョイスだけなんです。
お酒のメニューを見ていて「ワインペアリング」というのが目に留まりました。
料理に合うワインが一品ずつ出てくるのです。ワタクシはこれをチョイスいたしました



どーですか。まずは「Contadi Castaldi」というイタリアのスパークリングワインです。
辛口のスパークリングワインはワタクシの好みです



どーですか。「グリッシーニ」というクラッカーのような食感のスティック状の細長いパンが出てきました。
あおさ海苔が練り込まれているとのことですが、オーナーさんは三重県志摩地方が生まれ故郷とのこと。
ワタクシは以前に志摩地方に旅行に行った際、志摩地方があおさ海苔の産地だと教えてもらったことを思い出しました



どーですか。「大和鴨のスープ」です。大和鴨手羽先からとった出汁のスープなのですが、
このお店がある大阪府羽曳野市のソウルフードである油カスも入っていました。
油カスとは牛の腸、いわゆるホルモンを油でカリカリに揚げた大阪・南河内地方の食材なんですよ。
これ、天かすなどの代わりにうどん、お好み焼き、たこ焼きなどに入れると最高に美味いんです



どーですか。「Silvio Messana / Garnaccia 」というワインです。白ワインなのですが、すごく芳醇な味わいでした



どーですか。「答志島の牡蠣、サワラのムニエル」です。これが美味かった。特にサワラは絶品でありました。
答志島は鳥羽市にある離島です。オーナーさんは故郷の食材にこだわっておられるようですね



どーですか。「フォカッチャ」も美味しくいただきました。出てくる料理が全て美味しいですわ



どーですか。「TRAMINER AROMATICO」という白ワインです。アロマティコという名前の通り、香りの良いワインです



どーですか。これは家人がオーダーした「messina」というイタリア・シチリア島のビールです。見た目がオシャレですな



どーですか。これは「アナゴのフリット、下にはナスのカポナータ」です。
カポナータとは、イタリアのシチリア島が発祥の野菜を煮込んで作る伝統的な料理のことだそうです。
ナス、パプリカ、トマトなどの野菜を白ワインビネガーで煮込み、塩、砂糖で味を整えるようですね。
ワタクシ、アナゴが大好きなのでウハウハ言いながらいただいたのでした



どーですか。「LANGHE」という北イタリアの白ワインです。こちらはサッパリとした飲みやすいワインでした



どーですか。このパスタは「キタッラ」といい、「ギター」の意味で、このパスタをつくる弦を張った道具の名でもあるそうです。
芽キャベツやイカが入っているのですが、パスタが初めて味わう食感でした。これ、美味かったです



どーですか。この赤ワインは「地元羽曳野のマスカットベリーワイン」です。
ただ、このワインはライトボディーのワインでして、ワタクシは芳醇な赤ワインが好みなんです。
ですので、このワインはワタクシにはあまり合いませんでした。うーん残念



どーですか。これは「ラビオリ 黒トリュフ添え」なのですが、このラビオリが美味かったんですよ。
オープンキッチンですので目の前でラビオリを作っている工程を見ることも出来ました。
普段トリュフなんて食べる機会が無いワタクシ達は「トリュフや、トリュフや」「ババンババンバンバンバンやな」
「それはドリフや」などというアホな会話をしていたのですが、まぁ、このラビオリは激ウマでした



どーですか。「ANGIOLINO MAULE」というイタリアの赤ワインです。これは芳醇なフルボディの赤ワインでした。
ワタクシの口には一番マッチする赤ワインのように思います



どーですか。肉料理は「三重県美杉産の仔鹿のステーキ」です。ワタクシ、鹿肉が大好きなんですよ



鹿肉の旨味を活かすためでしょうね。ソースの味はシンプルに抑えられていました。
こちらのお店ではどの料理も食材そのものの美味しさを大切にされているのだと感じました



どーですか。「デザート」が出てきたのですが、ここでアッと驚くサプライズでした。
ワタクシはこのお店を予約する時に、家人の誕生日だということは言ってなかったのですよ。
ただ、お店でオーナーさんの奥様との会話の中で「今日は嫁さんの誕生日でねぇ」ということを言ったのですが、
その言葉を聞いてこのようなサプライズを演出していただいたんです。こういうのは嬉しいですねぇ



チョコレートソースをオーナーさんがデザートにかけてくれています。ここのお店、今回が初めての訪問でした。
食事の途中でワタクシも家人も「絶対にまた来ような」「今度は夏野菜の季節に来たいね」という会話をしていたんです。
料理の美味しさは言うまでもありません。若いオーナー夫妻の人柄にも心を惹かれました。
このお店の建物はオーナーさんのお父さんの生家だったそうで、長らく空き家だったそうなんです。
大阪市の中心部でシェフをされていたオーナーさんが、その建物をリノベーションして開店されたお店です。
太い柱、立派な梁…店内の雰囲気も申し分ありません。何よりもオーナーご夫婦の人柄が素晴らしい



どーですか。最後の「デザートとコーヒー」をいただきましたが、美味しい料理とオーナーさんご夫婦の人柄に触れて
ワタクシ達はお腹だけではなく心も満足な気分になっていたんです。
このお店、ワタクシ達にとってはリピートすること間違いなしのお店です


「Viteraska」…大阪府羽曳野市軽里3-5-3
使用したカメラ:FUJIFILM X-T30
気になっていたのが「Viteraska」というお店の屋号でした。オーナーさんの奥さんに「どういう意味なんですか」と訊いたんです。
すると「店の前の道路が飛鳥まで続く街道なのですが、この場所が美しく輝いてほしいなって思ったんです。
それで『美照飛鳥』という漢字を考えてお店の名前にしたんですよ」とのことでした。
なるほどねぇ。名前の由来までも素敵なお店でありました。
どれ見ても美味しそう、リピ必須のお店、良かったですね^_^
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すごい飲み物とご馳走ですね。
さぞ奥さんは喜んだことでしょう。
最高のお誕生日dinnerでしたね^^
おめでとうございます。
奥様お誕生日おめでとうございます。
凄く素敵なお店ですね、
ワインもお料理も美味しそうですね、
こんなお店でお祝いをして頂ける奥様は
お幸せですね。
奥さまのお誕生日おめでとうございます
(うちの息子は明日です(^^ゞ)
お店もワインもお料理も
素敵過ぎです
すべてが初めて見るものばかり
また行きたいという
いいお店と出会われて良かったですね~
外観からは、イタリアンとは思えないわ。
で、古墳好きなので、古墳を見ながらの
美味しい食事が羨ましい~。
ワインペアリング、なかなかのお値段と
思ったのですが、これだけのワインが
飲めるって、お得かもしれないですね。
フルボディの好みのワインも飲めて
美味しい食事と共に、奥様のお祝いが
できて良かったですね♪
凸
歴史ファンにはたまりませんね。
お料理もワインも美味しそうで
行ってみたくなりましたが
我が家からはちょっと遠いです。
奥様お誕生日おめでとうございます
新しいお店素敵な感じですね
古墳大好きな私も近かったら行きたいくらいです
ワインはそんなに飲めませんが・・
日本酒は唎酒セットとか
誕生日に食事に招待の
習慣はいいですね。
昨年末に後期高齢者になったこの年になると
・・の一里塚で ありがたくもなし
💻>先週はコメントや応援👍に感謝し、今週も宜しくお願い致します!
@('_')@今日の「誕生会の様子」を照会して貰い有難う御座います;👍&👏で~す!
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🔶元気で頑張りましょう;それではまた👋・👋!