Gose Machi, Gose City, Nara Pref.
さてさて、1月19日の日曜日のことですが、ワタクシは奈良県御所市を訪ねました
。

近鉄御所駅近くの駐車場に車を停め、駅から散策を始めます。
ここ御所(「ごしょ」ではなく「ごせ」と読みます)には近鉄電車とJRの駅があるのですが、駅は接続していないんですよ
。

近鉄御所駅から東に向かって200mほど歩くと、「新地商店街」というアーケード商店があるんです。
その前に線路と踏切が見えますが、この線路はJR和歌山線の線路なんです
。

踏切から北を見るとプラットホームと跨線橋が見えますが、こちらがJR御所駅なんです。
せっかくなので駅の方に向かって行くとしましょうか
。

かつての国鉄時代の名残りを感じる駅舎がいいですなぁ。御所市は大阪市から近鉄電車でもJRでも約50分ですが、
一日平均の利用者は近鉄が約2000人、JRは約500人とかなりの差がありますわ
。

新地商店街を抜けていくと古い町並みが広がっており、「御所まち」と呼ばれています。
江戸の風情が残る陣屋町です。陣屋町(じんやまち)とは、江戸時代の日本における都市形態のひとつです。
当該地域の行政の中心施設として陣屋や代官所が置かれた町地を指す言葉なんですよ。
陣屋は 江戸時代の幕藩体制における藩の藩庁が置かれた屋敷、または幕府直轄領の代官の住居および役所が置かれた建物のことです。
一般的に3万石以下の城を持たない大名が陣屋を持ち、旗本領や大藩の家老の所領地である知行所の政庁が置かれた屋敷も陣屋と呼日ます。
御所は関ヶ原の戦いの後、御所一万石の大名に取り立てられた桑山家により整備され、奈良中南部の中心地となりました
。

この地図を見るとわかりやすいのですが、御所は南北に流れる葛城川を挟んで「西御所」「東御所」という2つのエリアに分かれています。
西御所は大和絣や菜種油づくりを営む家が並んだ商家の町として発展しました。
対する東御所は、天文15年(1546年)に開山された「大和五ヶ所御坊」のひとつである「円照寺」を中心に、寺内町として栄えてきました。
特徴の違う二つの歴史的な町並みを散策できるのが、ここ御所なんです
。

御所まちは250年以上前の検地絵図と見比べても、町割りや背割り下水などがほとんど変わらないほど当時の姿をよく残しています。
江戸時代から昭和初期に建てられた百数十軒もの町家が今も人々の生活の場として残っています
。

ただ、御所まちは「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されていないせいか、まだ知名度が低いようです。
これまで何度かこの町を訪れていますが、さほど多くの人が訪れている姿を見たことがありません
。

重伝建でなくとも、ワタクシには十分な魅力を感じる町なんです。ではでは、まずは西御所を歩くとしましょうか
。
使用したカメラ:FUJIFILM X-T30
奈良は内陸部の盆地なので、大阪とは違って冬の冷え込みは厳しいです。
この日は朝10時に御所の町に着いたのですが、大阪よりも2〜3℃は気温が低いように感じました。
吹く風も強かったのですが、カラッと晴れた青空と柔らかな冬の日差しが心地いい一日でした。
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さてさて、1月19日の日曜日のことですが、ワタクシは奈良県御所市を訪ねました



近鉄御所駅近くの駐車場に車を停め、駅から散策を始めます。
ここ御所(「ごしょ」ではなく「ごせ」と読みます)には近鉄電車とJRの駅があるのですが、駅は接続していないんですよ



近鉄御所駅から東に向かって200mほど歩くと、「新地商店街」というアーケード商店があるんです。
その前に線路と踏切が見えますが、この線路はJR和歌山線の線路なんです



踏切から北を見るとプラットホームと跨線橋が見えますが、こちらがJR御所駅なんです。
せっかくなので駅の方に向かって行くとしましょうか



かつての国鉄時代の名残りを感じる駅舎がいいですなぁ。御所市は大阪市から近鉄電車でもJRでも約50分ですが、
一日平均の利用者は近鉄が約2000人、JRは約500人とかなりの差がありますわ



新地商店街を抜けていくと古い町並みが広がっており、「御所まち」と呼ばれています。
江戸の風情が残る陣屋町です。陣屋町(じんやまち)とは、江戸時代の日本における都市形態のひとつです。
当該地域の行政の中心施設として陣屋や代官所が置かれた町地を指す言葉なんですよ。
陣屋は 江戸時代の幕藩体制における藩の藩庁が置かれた屋敷、または幕府直轄領の代官の住居および役所が置かれた建物のことです。
一般的に3万石以下の城を持たない大名が陣屋を持ち、旗本領や大藩の家老の所領地である知行所の政庁が置かれた屋敷も陣屋と呼日ます。
御所は関ヶ原の戦いの後、御所一万石の大名に取り立てられた桑山家により整備され、奈良中南部の中心地となりました



この地図を見るとわかりやすいのですが、御所は南北に流れる葛城川を挟んで「西御所」「東御所」という2つのエリアに分かれています。
西御所は大和絣や菜種油づくりを営む家が並んだ商家の町として発展しました。
対する東御所は、天文15年(1546年)に開山された「大和五ヶ所御坊」のひとつである「円照寺」を中心に、寺内町として栄えてきました。
特徴の違う二つの歴史的な町並みを散策できるのが、ここ御所なんです



御所まちは250年以上前の検地絵図と見比べても、町割りや背割り下水などがほとんど変わらないほど当時の姿をよく残しています。
江戸時代から昭和初期に建てられた百数十軒もの町家が今も人々の生活の場として残っています



ただ、御所まちは「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されていないせいか、まだ知名度が低いようです。
これまで何度かこの町を訪れていますが、さほど多くの人が訪れている姿を見たことがありません



重伝建でなくとも、ワタクシには十分な魅力を感じる町なんです。ではでは、まずは西御所を歩くとしましょうか


使用したカメラ:FUJIFILM X-T30
奈良は内陸部の盆地なので、大阪とは違って冬の冷え込みは厳しいです。
この日は朝10時に御所の町に着いたのですが、大阪よりも2〜3℃は気温が低いように感じました。
吹く風も強かったのですが、カラッと晴れた青空と柔らかな冬の日差しが心地いい一日でした。
御所駅は通過をしただけで
降りて散策をしたことがないのです。
4枚目のような御所まちの観光地図を
見るのがとても楽しいです。
川に沿って桜並木があるのですね。
近鉄御所駅と、JR御所駅。
大阪までの所要時間は同じなのに
なんでこんなに乗降客数が違うのかしら?
通過駅が違うのかな~。
江戸の風情が残る陣屋町。
重伝建に選定される前の、人が少ない
今が狙い目ですね!
凸
250年前から地図などが変わってなくて
昭和初期の百数十件の町屋で
今も生活されているって貴重ですね
街並みも趣がありますね
今はナビを使って目的地に行くのに
ナビの表示で道のないところを走ってる時があります
地図の変わり方にナビが追い着いていない(笑)
(あ、うちの車は買ってからもう7年です)
ぽち
『ごしょ』ではなく『ごせ』と読むのですね。
勉強になりました。
駅舎も街並みも
風情がありますね☆~
最近は老朽化から
趣のある駅舎が消えつつあり
淋しいです(✽´ཫ`✽)
都内高いです!!!
都会の方がこちらに来ると
豪邸ばかりでびっくりすると
おっしゃいまする(笑)
駅だけは 通ったかもしれません。
意外ななところで 参考になりました。
最近はかなの読み方が書いてあり助かります
なかなか素晴らしい建物がありますね
ごく普通に住んでおられるんでしょうか
奈良は冷え込みが強いようですね
町の方にはあまり行ったことがありません。
面白そうな街なので今度行ってみたいです。
よっちんさんのブロでしっかり予習します。
素晴らしいですね
探せばまだまだこんな古い町並みが残ってるんですね