ムスメが2021年3月から住んでいたフラット。
2月末に賃貸契約が終了したから、ちょうど3年借りていたことになります。
転出の理由は、家賃の値上げ。
以下の円換算は、すべて1ポンド＝190円で計算しています。
借りはじめた当初の家賃は月1100ポンド（20万9千円）でしたが、
2年後の去年3月から、1210ポンド（22万9,900円）に値上がりしました。
（大家さんの希望は1300ポンド（24万7千円）でしたが、ムスメのカウンター・オッファーを受け入れてくれました。）
でも今年3月から、「1450ポンド（27万5,500円）に値上げします」と、またまたお達しが・・・。
（この調子では毎春家賃が値上げされることになりそう・・・）と考えたムスメは、転居を決意したのです。
幸い後輩女性がハウスシェア相手を探していたので、三寝室ある家を、
二人の後輩女性と三人でシェアすることになりました。
（詳しくは： 2月の引越し、ほぼ決定）
引越し先の家の方は、ムスメが私と日本に行っていた1月半ばから賃貸契約が始まりました。
でもそれまで住んでいたフラットは2月末まで借りていたので、2月は両方の家賃を払わなければなりませんでしたが、
その代わり慌てずに引越しをすることができたので、その点は良かったですね。 
ムスメが去年車の免許を取り車まで持っていた（はじめてのマイカー）のも好都合でした。
家具付きフラットに住んでいたため自分の家具は多くなかったので、引越し屋さんは頼まず、
友達の助けを借りて自分の車で、少しずつ家具を移動したそうです。
ムスメの新居は私も日本から帰ってきたとき一泊だけさせてもらいました（2024年1月の日本（6） 無事帰国）が、
まだまだ片付いていなかったので、写真は一枚しか撮りませんでした。
（私自身も時差ボケで疲れてましたしね 
）
和食が恋しくてどうしようもなくなったらロンドンに遊びに行って泊めてもらい、
そのときにまたレポートしようと思います。 
ムスメが転出したフラットですが、ネット広告ではなんと家賃は、
大家さんがムスメに言ってきた1450ポンド（27万5500円）よりさらに上がって、
月額1650ポンド（31万3500円）で出ていました！
ちなみに写真は、3年前の広告時 
の使いまわしみたい。
（ロンドンの家賃て、ほんっと高いんだわ・・・
）と慄いていた去年の暮れ、タイムリーなNHKのネット記事を読みました。
家賃が47万円！？ロンドンで「家が借りられない」 いま何が？ － NHK 国際ニュースナビ （2023年12月26日）
また、コロナ禍が収束したことで、住宅の“都心回帰”ともいえる動きが拍車をかけました。ロンドン中心部の住宅への需要が高まり、
2023年10月の時点で、賃貸が可能な物件の数は、コロナ禍前と比べて3割以上減少。手ごろな部屋を見つけることは、
より困難な状況になっているのです。
とありますが、そういえばムスメが3年前に借り始めたフラットも、当時はコロナ禍真只中で半年間も借り手がつかなかったため、
月1200ポンドで広告を出していたのを、1100ポンドに値下げしたところでしたっけ。
その後コロナ禍が収束し社会活動が元に戻った結果、賃貸住宅の需要が急速に増え、
諸物価値上がりの影響もあって大家さんも強気に出られ、家賃も大幅アップとなったんですね。
ちなみにムスメがハウスシェアする家の家賃も、月額2500ポンド（47万5千円）です・・・ 
でも高額な賃貸家賃にあえぐのは、アメリカも同様のようですね。
家賃補助75万円でも1LDKが限界・・・アメリカで働く日本人の厳しい生活 － livedoorNews （2024年3月28日）
イギリスの外食費は高いと思っていたけど、アメリカはそれ以上に高そう・・・ 
東京の家賃だって、ジワジワと値上げしていて大変そうです。
【高騰】 「収入上がらないのに値上げ・・・」 東京23区の家賃が“過去最高” 若狭弁護士「大家さんとの交渉は可能」
ハウスシェアを始めたムスメの家賃は、月額900ポンド（17万1000円）。
水道光熱とネット費用は別ですが、これまでの家賃と比べたら、月310ポンド（5万8900円）の減額になります。
大学卒業後、フラットシェア → フラットで一人暮らし → ハウスシェア となったムスメですが、
この転居を後悔することがないよう、心から祈ります！ 
