ハナママゴンの雑記帳

ひとり上手で面倒臭がりで出不精だけれど旅行は好きな兼業主婦が、書きたいことを気ままに書かせていただいております。

まさかの見送り・・・(泣)

2023-07-08 20:37:31 | 娘のこと

帰郷してはじめてのマイカーを手に入れたムスメ。

その直後から扁桃炎にかかり、しばらく車を運転できませんでした(“期待は低くもて”)。

扁桃炎から回復したら、今後は仕事が忙しくて(3日も病欠をいただいちゃったしぃ)、

オットーあるいは私が同乗しての『新しい車に慣れるため運転』は、

仕事がオフの日か、仕事があった日の夜ということに。

 

じつはムスメ、3日後の7月11日から、一週間クレタ島にホリデーに行くのです。

その仕度もあるので、はじめてのマイカーを運転してロンドンに戻るのは、

仕事がオフの今日(7月8日土曜日)に決めていました。

 

グーグル・マップによると、最短ルートで117マイル(187km)、所要時間は3時間弱。このルートには有料道路(Toll)が含まれているようです。

 

でも何せ長距離運転(私の目には)、しかも免許取り立てなので、

ムスメがロンドンに戻るときは、私も一緒に乗っていく!と、固く心に決めていました。

一緒にいれば、運転を助けることはできないにしても、

万一トラブったときに、精神的サポートは提供できますからね。

(あと、ムスメが渋滞を引き起こしたら、周囲のドライバーさんに謝ってまわるとか。

ムスメのホリデーのため、ロンドンに長居できないのは残念だけれど、

月曜日に列車で帰宅するつもりでした。

そこで仕事もお休みを取って(私の仕事は週末労働)、準備万端でこの日を待っていたのです。

 

それなのに、ああそれなのに・・・

一緒に行けませんでした!!

 

じつは私も、5日前の月曜日頃から、喉が痛くて咳も出るようになったんです。

でも熱はないから、(夏風邪かな?大したことないだろう)と、気にしないでいました。

ところが義妹一家の新居を訪問した一昨日の晩から、ちょっと熱っぽいような、全身にかすかな倦怠感があるような・・・

その翌日、つまり今日からすると昨日ですが、昨日からは、熱っぽさと倦怠感を振り払うため、

鎮痛解熱剤を服用するようでした。

昨夜ムスメに言われて、念のため喉の奥を調べてみたところ、白い斑点が両側に。

なんと、私まで扁桃炎にかかってしまったのです。

 

すぐに緊急ではない医療相談電話番号111に電話したのが、午後7時半過ぎ。

「現在大変忙しいので、ドクターが折り返し電話できるまでかなり時間がかかると思います」と言われました。

就寝時まで電話は鳴らず、次に電話がかかってきたのが深夜0時20分。

ドクターからではなくオペレーターさんからで、「まだかなり時間がかかりそうです」とのこと。

結局ドクターから電話が来たのは、今朝午前6時20分。

あれこれ質問されたあと、「あなたの年齢で扁桃炎が6日間も続くのは妙だから、居住地近くの

病院で、ドクターの対面診察を受けて欲しい」と言われました。

今日は土曜日で、私の主治医がいる診療所は閉まっていますからね。

30分後の午前6時50分、この地域のNHSオペレーターらしい人から電話があり、

チェルトナム・ストラウド・グロスターの病院のうち都合が良いものを選べると言われたので、

グロスターを選び、午後2時に『時間外診察』をしてもらえることになりました。

 

ゆっくり寝坊して起きてきたムスメは、朝食を取り、荷物をまとめ、オットーに付き合ってもらって

車を満タンにしに行き、オットーを降ろしに戻って私にもお別れし、午前11時50分、出発。

(どうかどうか、無事に着きますように・・・!)と、心の中で必死に祈りました。

(現在、歩道を掘って何かのチューブを埋める工事中です。)

 

私は私で、午後2時の予約のため、車で30分ほど離れたグロスター・ロイヤル病院へ。

オットーは「運転して連れて行こうか?」と訊いてくれたけど、そこまで病人ではないので

ありがたくお断りし、自分で運転して行きました。

ムスメの場合は3日3晩眠れないほど咳がひどかったし、熱も39.3℃まで上がったけれど、

あれに比べたら私は、本当に軽症でしたから。

病院では女医さんが診察し、抗生物質を処方してくれました。

ただ病院内の薬局は閉まっていたため、薬は私が住むダーズリーの商店街にある薬局で受け取ることに。

そこで病院からまっすぐ薬局に向かったところ、30分ほど待たされました。

すべてオンラインで処理されているはずなのに、何故にあれだけ時間がかかったのかは不明です。

 

ついでにスーパーに寄り、約束されていたロンドンのお寿司を反故にされた、可哀相な私の胃を慰めるために、

デーニッシュを2種類購入。

私が好きなシナモン風味のと、オットーが好きなアーモンド風味のです。

 

抗生物質はこれ。6時間ごとに、2錠ずつ、全部なくなるまで、服用します。

 

(ムスメは今頃どの辺だろう・・・)と気をもんでいましたが、午後4時40分、

「無事に着いた!」 と電話がありました。

途中一度サービスエリアでランチ休憩を取ったそうです。

ロンドンに入ったら渋滞のノロノロ運転になったりもして、この時間になったとのこと。

無事に着いてくれて、本当に、本当に、良かった・・・

 

奇しくも今日は、一年前に亡くなった母の命日でした(母らしい逝き方)。

きっと母が、25年前に亡くなった父と一緒に、ムスメを見守ってくれていたのでしょう。

 

ムスメの車をどこに置くかですが、行政区に問い合わせたところ、年間38.5ポンド(約7000円)払えば、

近くの路上の空いているスペースに駐車していいそうです。えっ、安っ!

幸い自分のフラットの窓から見える位置にスペースがあったので、そこに駐車できたとのこと。

 

私は運転を始めて20ン年ですが、ビビりなので、未だにロンドンに車を乗り入れる気には、なれません。

なのにムスメときたら、免許取り立てで、それをやってのけるとは。

またひとつ、ムスメに(超えられたなぁ・・・)と感じさせられた次第です。

 

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