近年倹約のため経由便ばかり使っていた私。今回の３年ぶりの一人里帰りには、ずいぶん久しぶりにヴァージン・アトランティックを奮発してみた。
往路の、機内食のメニュー。
残念ながら、頼もうと思っていた「メインの筑前煮はご用意できなくなり、代わりにチキンのクリーム煮・ほうれん草のピュレーとポテト添えをご用意致しました」とのことだったので、それを頼んでみた。チキンの味はごく普通だったが、見た目は今いち・・・のほうれん草が結構おいしかったのが意外。枝豆と胡麻入りヌードル・サラダは、見た目から想像する通りの味で、けっこう油っこかった。さっぱりしたつけそばだったらずっと嬉しかったのになぁ。
全体的に量が少なかったように感じた。女性はともかく、マッチョな男性や育ち盛りの青少年や若かりし頃の私には絶対に足りなかったと思う。ついてきたロールも、私の手の平サイズしかなかったし。
それから、変わった点がひとつ。デザートが、後から飲物と一緒に運ばれてきた。その方が効率的なのかしらん。ヴァージンだけの新しいやり方だろうか？それとも他の航空会社も最近はこうなった？いずれにせよ、食事のトレイが小さめで済み、これはグッド・アイディア。
デザートのチョコレート・ムースも小さく、もう１コ欲しかったくらい。
成田到着前の朝食は、“ベジタリアン英国式朝食”にしてみた。容器の左端に入っているのが、色が淡いのでマッシュポテトかと思ったら、スクランブルエッグだった。ふわふわしていてぼんやりした味で、半分残してしまった。ハッシュポテトとマッシュルームは食べたが、トマトコンカッセ（って何？）は口に合わず、ほとんど残した。
・・・無事里帰りが終わり、２３日（土）。朝食は取らずに実家を出、電車とスカイライナーを乗り継いで、成田空港に午前９時半に到着。最後の和食を成田で取ろうと決心していたのに、チェックインに続けて出国手続きも済ませてしまうというミスを犯してしまった。出国審査後のエリアにはほとんど店がなく、和食の小さいセルフサービス・レストランがあるきりだったのだ。
朝からうなぎ・・・ 自分でもどうかと思ったが、今回うなぎを食べていなかったので、うなぎの蒲焼弁当（￥１０００）にした。
おいしゅうございました。
成田発、午前１１時５５分。帰路のメニューはこれ。
サラダがぱりぱりと新鮮だったのは嬉しい驚きだった。“焼き鳥ＤＯＮなんたらかんたら″は、アールグレーの風味はそこはかとなく感じられたが、梅酒は私の舌には感知できなかった。でも私は搭乗前にうなぎの蒲焼を食べてしまったので、似たような味付けの焼き鳥ＤＯＮは、残念ながら半分以上残してしまった。
ついてきたロールは、相変わらず小さな手の平サイズ。
チョコレートクリーム・ケーキは、軽いムースみたいでおいしかった。
長いフライトの途中で出たおやつは、チキン・サンドイッチか高菜のおにぎりだったので、迷わずおにぎりをチョイス。ものすごくおいしかった～！ 
ロンドン到着前の軽食は、野菜焼きそばにしてみた。これは残さず平らげた。相変わらず小さいロール。（←しつこい）
帰国便は、定刻ジャストでイギリス時間の午後３時半、日本時間では２４日の午前０時半に、無事着陸しました。 
帰国便の窓からの眺めです。このあたりは、まだ日本上空。右下の写真の左下隅にあるミトコンドリアの集合体みたいなものは、きっとゴルフ場ですよね。
これは、もしかしたら、ロシア大陸の始まり。誰も登頂したことがないような山並みが続きました。
右下の写真。しましま雲って、上から見るとこうなんだぁ。
ふかふかの綿みたいなふわふわ雲（左下）。つい、飛び降りても真綿のように受け止めてくれそうな錯覚に陥ります。
着陸に備え、高度を下げ始めます（右下）。
雲は真下・・・ 雲の中に入った。
「雲を抜けると、そこはイギリスだった。」
無事着陸・・・ ほっ。
チェックインした荷物が運び出されるところが見えました。
ヴァージンの機内食。１０点満点で７．５の評価をあげましょう。若い頃の私だったら、量が少なすぎて５くらいの評価だったかも。
あ、それから、機内エンターテインメントについて一言。映画やテレビ番組が一斉スタートで、ビデオを見るように自分でスタートしたり一時停止したりできなかったのが残念でした。一時代前に逆戻りです。
これって、他の航空会社もなのかなぁ？ だったら残念・・・ 
