ハナママゴンの雑記帳

ひとり上手で面倒臭がりで出不精だけれど旅行は好きな兼業主婦が、書きたいことを気ままに書かせていただいております。

一泊二日の住み込みとエリザベス・ライン

2023-03-13 22:36:02 | 日記

誕生日の一日の末尾で触れたように、ワタクシ今週は、ロンドンに上京いたします

ところが、今週は16日(木)と18日(土)に、列車のストが予定されてしまいました。

そこで15日(水)にロンドンに行き、19日(日)に戻ってくることにしました。

ストの影響で列車は混むかもしれませんが、乗車時間は一時間半だから、我慢してみせましょう。

往復の列車は予約できたし運賃も前払いしたのだから、乗れますよね?乗れなきゃ困るっ!

 

今週は仕事を休ませてもらったので、今日明日(月曜・火曜)はゆっくり家事と、ロンドン行きの仕度をするつもりでした。

ところがところが、仕事中だった土曜日に、急ぎのメッセージが入りまして。

私の住み込み介護の最後の顧客さんだったベティーさんの住み込みヘルパーの、ジョアンからです。

(参: ベティーさんを訪問

 

ジョアンはもともとは介護サービス会社から派遣されていましたが、

ベティーさんと個人的に、母娘のように親しくなりました。

でもベティーさんがその会社に満足していなかったので、その会社との契約は打ち切りに。

その後ジョアンはベティーさんから直接自営の住み込みヘルパーとして雇われるようになったので、

お互い都合良く収まったわけです。

ジョアンは息子さんと娘さんがフランスに住んでおり、定期的にフランスに行きます。

住み込みのパターンは、3週間住み込んだら3週間フランスへ、というもの。

ジョアンがフランスに行っている3週間は、新たな介護サービス会社からヘルパーを送ってもらっています。

交互に住み込みとフランス行きをしているジョアンは、英国に家を持っていても意味がないので、

家は処分し、厳選して手元に残した家財はお友達に保管してもらっているそうです。

 

そんなジョアンから緊急で入ったメッセージは、

「現在ベティーさんの住み込み中だが、父(88歳)の認知症が悪化したようで病院から呼び出されたので、

月曜日(=今日)の午後から火曜日の午後まで、ベティーさんの住み込みに入ってくれないか」

というものでした。もちろん有償でです。

ジョアンの父親という人は、クソ野郎だった私の義父に負けず劣らずのクソ野郎だと聞いています。

(あんなクソ野郎がまだいたとは・・・と、初めて聞いたときは驚きました。)

暴言暴挙で家族を振り回すので、ジョアンを含む一男二女の子供たちは、できるだけ寄り付かずにいるそうです。

母親はかなり前に亡くなってしまい独居だったのですが、高齢のため自分のことができなくなりました。

でもヘルパー導入は断固として拒否してきて、とうとうご近所さんが救急車を呼ぶ事態となり、

認知症のアセスメントのため本人の子供たちに、「できれば病院に来て欲しい」となったそうです。

 

散歩中に見かけた救急車。イギリスの救急車は目立つ色をしています。

 

 

その旨のメッセージをもらった私、できないわけではないので引き受けることにしました。

普段なら火曜日は仕事なのでできないところでしたが、たまたま今週はお休み。

これも何かの巡り合わせと思いました。

何だか、今やっている新しい仕事、つまり住み込み介護ヘルパーの休憩時間のカバーの、

お泊まりつき長時間版といった感じですね。

勝手知ったるベティーさんのお宅・ベティーさんのルーティーンなので、

やりやすいです。古巣に戻った感満載。

ここからジョアンが向かった町までは、車で片道3時間半もかかります。

私に声をかけてくれたお礼に、明日はジョアンのためにも夕食を用意して、

ジョアンの無事帰宅を待とうと思います。

ジョアンは和食が大好きなので、鮭の煮付けと野菜とご飯にします

 

さて列車のストは木曜日と土曜日だったので、私は水曜日にロンドンに行くことにしたのですが、

その後ムスメから、「地下鉄が水曜日にストすることになった!」 とメッセージが入りました。

でも当初は、去年開通したばかりの新路線エリザベス・ラインは通常通り運行するということだ ったんです。

エリザベス・ラインは私の列車が到着するパディントンからムスメのフラットまで歩けるカナリー・ワーフまで

乗り換えなしでいける路線なので、(ラッキー)と思っていました。

ところが今日になったら、またまたムスメから 「エリザベス・ラインも水曜日にストで運休だって」 と・・・

(今Wikiでささっと調べてみたら、故エリザベス女王陛下のお名前をいただいて名づけられたエリザベス・ラインは、

当時ご健在だった女王陛下ご自身によって、昨年5月17日に公式にオープンされたそうです。

へぇ~、エリザベス・ラインは西の郊外のレディング、東の郊外のシェンフィールド、はたまたヒースロー空港までも

伸びているんですね。ムスメのフラットからヒースローに行くとき便利そうです

 

それで今、ベティーさん宅に持ってきたラップトップで、

パディントンからカナリー・ワーフまでの行き方を模索しているところです。

バスだと一時間半(!)くらいかかるけど、料金は1.75~3.50ポンド(284~570円)と激安。

レンタサイクルやスクーターもあるようだけどそれは私には問題外なので、

あとはタクシー・・・?

でもタクシーだと、安くても19ポンド(3080円)から、みたい。

う~ん、倹約主婦としては、やはり頑張ってバスで行きたいところですね。

水曜日は、どうか無事に、ムスメのフラットにたどり着けますように・・・!

 

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