愛知県豊川市、伊奈町中村「若宮八幡社のイヌマキ（２本）」（市指定）です！！

　伊奈町中村地区は、豊川市役所の南西約５ｋものところ

　県道５号線の市役所東信号から牛久保駅通りを南へ、道成りに約１．９ｋｍの常盤信号を右（南西）へ県道４９５線です

　国道１号線の小坂井信号からは県道３８４号線に変わり更に南西へ、古当信号を右（西）へ、すぐの五差路の交差点を左（南西）へ

　名鉄名古屋本線の踏切を渡って、ＪＲ東海道線西小坂井駅前を右（西南西）へ

　丁字路を左へ踏切を渡りまた左斜めへ、小坂井西小学校の校庭の南東側面に沿って右へ、間も無く

　右手に東漸寺参道の前を通って約５００ｍで東南東向き参道で若宮八幡社が鎮座します

　参道入口両側が駐車場になっています


　郷社　若宮八幡社の社號標です

　ニノ鳥居です

　説明版です
　　若宮八幡社と伊奈天神社の由来
若宮八幡社
　　祭神　伊邪那美命・大雀命（仁徳天皇）・誉田別命（応神天皇）
　　創立　建治元年（１２７５）以前（西蔵寺の記録等によって推察）
　　祭日　４月第３土・日曜日
　　末社　山神社・藤島八幡社・神明社・畑中天神社・八所大神社・稲荷社
　当社の「伊奈八幡宮縁起」に「‥‥略・･･･石清水・祇園・熊野の三社を勧請し、村民守護の神として祀った・･･･略・･･･」と記されている。更に「宝飯郡誌」に「‥‥略・･･･吉田城主が、牛頭天皇素戔嗚尊を吉田に移しその地の氏神とした。それより当社は、八幡宮を本座として、当村の氏神となったという口碑がある」と記している。このことから当初は、石清水・祇園・熊野の三社を勧請していたが、牛頭天皇素戔嗚尊（祇園）が吉田に遷宮したため、若宮八幡大神（大雀命）と、誉田別命（石清水）と伊邪那美命（熊野）をお祀りし現在に至っている。
　１５世紀の中頃、本多定忠・定助が伊奈城を築いてからは守護神として崇め、それ以来本多氏の崇敬が厚かった。３代城主泰次（正時）の時に社殿を再建し、同時に梵鐘〔明応６年（１４９７）銘〕を奉献している。拝殿前の槇二株は泰次が植えたものと伝えられている。
　本多氏は後に近江国（滋賀県）膳所の城主として同地に移ったあとも、たびたび奉拝または代参をし弊帛などを献進している。
　昭和２年３月郷社に指定された時、本多家から先祖代々出陣の折に着用されたという面頬が奉納され、社宝として所蔵している。
伊奈天神社
　　祭神　菅原道真
　　創立　文明～明応（１４６９～１５００）の頃
　　祭日　３月第２日曜日
　伊奈天神社は、およそ５００年前文明から明応の頃、伊奈三代城主本多泰次（正時）が京都北野天満宮神霊ご託宣により、伊奈村字一ノ坪へ勧請し歴世子孫尊崇の神としてお祀りした。
　現在の社殿は、寛永１０年（１６３３）当村の富豪中村源助宗正が再建したものである。その後承応３年（１６５４）吉田城主小笠原山城守は、祈念のため鳥居および楼家を建立した。社殿は長く風雨に耐え、現在に至るまで昔の面影を残し、彫り物は名工の作と伝えられている。
　神主は伊奈城主本多家の分家一門が代々これを継いだ。初代本多弥次郎助正、二代正寶、三代正次、四代宗正より中村氏を名乗り、五代正勝、六代定正がそれである。七代九左衛門から百姓となり、八代次右衛門と続き元文元年（１７３６）故あって田地と共に天神社を村方へ差し出したため、祭主は若宮八幡社神主中西善右衛門が併せ奉仕することになった。
　明治５年一村一社令の布告に基づいて、同１０年若宮八幡社境内へ遷座され今日に至る。
　　　　　豊川市教育委員会
　　　　　若宮八幡社社務所
　

　参道右手に村社　若宮八幡宮の社號標です、昭和２年の昇格以前の古い物です

　参道右手に大きな昇格記念碑です、昭和２年に村社から郷社に昇格した記念碑です

　手水舎です

　社務所前にまず１本目のイヌマキです

　東側から

　天然記念物標柱です

　北側から


　西側から見上げました





　拝殿です


　本殿覆い屋です

　拝殿右手に２本目のイヌマキです

　天然記念物標柱です

　南側から

　西側から見上げました

　北側から

　イヌマキの北側に説明版に有った「「伊奈天神社」です

　こちらも境内社の末社で左から神明社・藤島八幡社・八所大神社・稲荷社・山神社・畑中天神社です

　こちらの立派な石祠にはお名前が有りませんでした

　では、次へ行きましょう