花夢

うたうつぶやく

081:露のうた

2008年02月29日 | 題詠2007感想
2009年4月18日

露はなる恥辱のこゑは洩れながら父ははげしく孤独である 露:あら
大辻隆弘

友達のままさまよえばひさかたの遠い場所からおちた朝露
水野彗星

その朝は庭じゅうの葉から露の落ちる音で目覚めたような気がした
野樹かずみ



水野彗星さんの作品は、お名前と呼応しているようにも感じる内容。
とても身近なことを詠んでいるようで、どこか宇宙に流れる星を思わせるような作品に感じます。


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