3月11日
ホテルマン畳いっぱい少年をきつく縛って置いて立ち去る 短歌製造機メカ麦3号(オペ:青木麦生) 和歌山の朝のホテルに見てしまう女性歌人の牛乳立ち飲み あいっち 逃げてきたホテルの部屋でしたためるメールに一羽鳩がまぎれる ひぐらしひなつ 情景描写の歌が多いので、ついついするっと通り過ぎてしまう。 でも立ち止まると実は面白い作品が隠れていたり。 さて、どうしよう。と思って、とりあえず、メカ麦君のシュールさをピックアップしてしまった。 このシュールさは、ある意味、メカの成せる技かも・・・・。 そういう点では、あいっちさんの光景もある意味シュールな感じがしますが、人間味あって面白いです。 ひぐらしひなつさんはさすがですねぇ。必ず自分の情景へと引き込んでしまうその手腕に脱帽です。 |
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