心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

視覚障害者

2019年07月22日 | 雑感・愚見

ある新聞記者の取材によると今月の3日に、

東京都八王子市の路上で点字ブロックの上を歩いていた全盲の男性が

通行人とぶつかった際に男の声で

「目が見えないのに一人で歩くな!」と言われ右足を蹴られたとのこと。


それを見ていた別の通行人からぶつかって立ち去った相手は、

20~30代のサラリーマン風の男性だと教えてもらったとのことですが、

この話は本当なのかと疑ってしまいます。


と言うのも、先月に私自身が同じ経験をしたんですよね。


いつものスーパーに買い物に出かけ信号待ち、

いつもは道路際で青信号を待つのですが、

その日は、道路際からやや離れた所で立っていたら、

左足を何かで叩かれた感触がしたと思ったら、

左側からドンと人にぶつかられ「なんだ」と振り向くと、

そこには白杖を持った人が。


私は点字ブロックの上で信号待ちをしていたようで、

ぶつかって来た人の白杖に気が付いた私の口からは、

すぐさま「ごめんなさい。」の言葉が出ていました。


私は、記事に出ていた男性と比べて

善い人アピールをしたいのではなくて、

私は、出来た人間ではないと自覚していますし、

善い人を演じ切りたいとも思っていませんし、

努力してまで善い人になりたいとも思っていません。


そんな私の相手への反応は、気配りが欠けて失態を犯した人間の

極々普通の反応でしかないと思いますし、

幸運にも転倒させてケガを負わすことが無かったので、

上記の記事を読むまで完全に記憶から消えていたほど

私は軽い出来事だと認識していたことになります。


記事の話が本当だとして、立ち去った人物が

記事のような性根の持ち主だとしたなら、

仕事上でも数多くのトラブルを引き起こす会社の不適格者のはずで

長く会社勤めが出来るとは思えないので信じたいんですよね。


この時は、何らかの原因で数十年に一度のかなり虫の居所が悪い時だったと。

でもなあ。悪態をついただけではなく右足をも蹴ったんですよね……。

 

とにかくイライラしたりピンチの時には、心のゆとりを無くして

極々普通の人もダークサイドの住人になりやすくなります。


最近は、何でもかんでも悪いのは他人だとして、

人を責めている事例が増えているような印象を受けていて、

これはそのような他人達が日本の社会に増えているのか、

極悪な事件が少なくなったからスポットが当たるようになったのか、

それとも、私自身が何かの影響を受けてイライラしている所為なのか

私には分かりませんが、


政党名をモンスタークレイマー党とするのが

ピッタリではと思われるような集団が言論の府で胸を張って答弁していたり、

我らこそは正義を体現している者達であるかのように、

んでも意見を電波で垂れ流されていることに触れされられることで、

社会全体への影響も少なからずあるかもしれないと思ったりしています。


私の様な心が濁っている人間よりも

ピュアな人ほど悪影響を受けやすいので要注意です。

 

自分の心がダークサイドに引き込む外因や内因を

自分が成長することで乗り越え克服することも素晴らしいですが、

バッドエンドの映画を見たら気分が沈み、

ハッピーエンドの映画を見たら気分が晴れやかになるように、


その要因が外部的なものであるなら

必要以上に近づかず、また近いような離れてみて

自分にとって適正な距離を保つことも大切ですし、

また逆に自分が正義の体現者となり、

何でもかんでも完全勝利を目指し過ぎないことも大切かと思います。

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


2019年07月22日 | ライフ

昨日は、日本では参議院選挙で熱い戦いが繰り広げられている時、

海の向こうでは、ボクシング・ファン注目の一戦が開催されました。

アメリカ・ラスベカスで開催された

現WBA世界ウエルター級王者のマニー・パッキャオ選手と、

現WBA世界同級スーパー王者のキース・サーマン選手との統一戦で、

パッキャオ選手が2-1で判定勝ちを収めました。


サーマン選手は、KO率70%を誇る破壊力抜群のパンチャーで、

しかも、現在、脂がのったバリバリの選手なので、

私は、40歳を迎えたパッキャオ選手にとっては、

さすがに厳しい戦いになると思っていたのですが……。


パッキャオ選手が、初回KOキングと異名を持つサーマン選手の

お株を奪って1Rにダウンをお見舞いし、

10回にもボディを利かしてサーマン選手をダウン寸前まで追い込んだ

二つのラウンドのポイントよって判定勝利となりました。


試合全体を見ての印象ですが、

全盛期のパッキャオ選手に見られた最初から最後まで躍動する動きに、

衰えが見て取れた試合だったように感じたのですが、

パッキャオ選手って40歳なんㇲよね。


30歳前半を過ぎると

普通に練習していてもケガをすることが増えたり、

必死に練習していても反応スピードやスタミナが衰えるのが普通なのですが、

脂がのったバリバリの王者とフル・ラウンドを戦い抜き、

しかも、ダウンも奪い勝利するんですから、

ちょっとおかしい。この人普通じゃありません。


衰えが垣間見えてこれですから、

ライト・フライ級でデビューしてスーパー・ウエルター級までの

11階級を渡り歩き、各階級の超一流選手を撃破したのも頷けます。

全盛期はどんだけ強かったかって話です。


ボクシング関係者の人は、この人の前では思わずに

ひれ伏して崇めそうになるほど神々しい存在なのではないでしょうか。


そして、パッキャオとサーマンの試合の前座(アンダーカード)で、

日本ではヒールで名を馳せているネリ選手と、

井上尚弥選手と戦ったパヤノ選手との試合もあり、

ネリ選手が9ラウンドでKO勝利しました。


試合は、ネリ選手が終始、自分の距離で戦い圧力をかけて、

1R、1R、パヤノ選手を削っていき、9Rに強烈なボディでKO勝利。

なんやかんやと言われていますが、やっぱ、ネリ選手の強さは本物ですね。


ネリ選手は、井上尚弥選手と同じ階級のバンタム級なので

このまま行くと井上選手と対戦する可能性は大ですが、

ネリ選手は、強い選手とやる場合には、

ドーピングや体重超過と何でもござれ的なイメージがあるので、

ちょっとなあ。井上選手にぶちのめしてもらいたい以上に、

私の気持ちとしては、試合をして欲しくない気持ちの方が勝ってるんですよね。


催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


投票ボタン

blogram投票ボタン