心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

ちょっと訴えてみた。

2019年07月18日 | 雑感・愚見

アメリカでは日本の感覚ではビックリするような

民事裁判が数多く行われているのはよく知られていて、

それらの裁判で「嘘だろう!」と思えるような

裁判結果も数多くある所為なのか、

難癖かと思えるような案件で企業を訴える専門の弁護士もいるようです。

 

ゆえに企業も防衛強化に努めているはずなのですが、

それが甘いのか何なのかアメリカのマクドナルドは、

これまで数度痛い目にあわされています。

 

私の記憶に残る裁判としては、

提供した珈琲が厚すぎて火傷をした女性に3億円の支払いを命令。

(後に6,400万円に減額)

 

もう一つは、アメリカではなくブラジルですが、

マクドナルドの店長をしていた32歳の男性が、

 勤務していた12年間に30kgも体重が増えたとして訴え、

 マクドナルド側に140万円の支払い判決。


これらの経緯を調べてみると、

訴えた側の言い分も理解出来る点はあるのですが、

支払い命令の金額が「うひょう~。」


そして、

今年の一月、ルーカス氏がアメリカのロサンゼルスのマクドナルドで

◯注文した商品にナプキンが一枚しか附いてなかったので

 店員にナプキンを要求。その時に対応したマネージャーに

 「もう渡したはずだ。」と一蹴されたことで激怒し、

 差別問題にして億5千万の訴訟を起こした。


マクドナルド以外で記憶に残る民事裁判としては、

◯休暇中に旅行に出かけたある家族の家に忍び込んだ泥棒が、

 ガレージから出れなくなり8日間閉じ込められ

 ガレージの中にあったペプシとドッグフードだけで過ごした。

 

 このことに激怒した泥棒が、精神的苦痛を受けたとして

 その家の保険会社を相手に民事裁判を起こした結果、

 470万円の支払う判決が下される。


もう無茶苦茶としか思えない私の感覚がおかしいのだろうか?

 

アメリカのテキサス州では、

◯主婦が家具屋の店内を歩いている時、走ってきた子供にぶつかり足首を骨折し、

 この怪我の責任は店にあるとして訴訟を起こし680万円の慰謝料の支払い命令。

(驚きなのが、店内を走り回りぶつかった子供は骨折した主婦の我が子。)


これはもう絶句!


関わった数人でしかない判事が下した判決と言えども非常に重く、

損害賠償どうのこうのだけですまされず、

人としての常識としてはどうか分かりませんが、

裁判の判決が社会の常識として広まっていくことになるので

恐ろしい感じもします。

 

いじめの加害者を学校あげて全力で守ったり、

自分の保身のために事件を無かったことにしようとしたり、

加害者が被害者を装い真の被害者を攻撃し、

真の被害者が被害を受けた上に

さらなる物心損害を受けることにならないように、

 

正義、常識の旗振り役の日本の判事には

たとえ小さな案件だとしても社会的影響力の大きさの理解と責任を

十分に自覚して頂き判決を下して欲しいと願っています。

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


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