2019年9月21日にラクビーワールドカップ日本大会が開幕します。
夏季オリンピック、FIFAワールドカップと並び、
世界の三大スポーツ・イベントと言われるラクビーワールドカップが
アジアで開催されるのは初めてで、
前回の大会で優勝二回の南アフリカ共和国に歴史的勝利をし、
世界に感動と驚きをもたらしてから早4年。
前回の大会で日本代表が躍動した後の日本開催となるので、
日本国民のラクビーファンからの期待だけでなく、
世界のラクビー界、世界のラクビーファンからの視線を注がれる中で
プレッシャーを跳ね除けて再び躍動するかどうかに注目です。
ラクビー発祥の国はイングランドで、
学校ごとに独自のルールで行われていたフットボールのルールを
統一しようと会議が開かれ、近代サッカーが誕生し、
この統一されたルールの中で禁止された
『ボールを持って走ること。』『タックル』等に合意できなかった
一部のクラブの代表が脱退し、ラクビーが誕生することになりました。
ラクビーもサッカーもケガが隣近所の激しいスポーツですが、
肉弾戦の激しさで言えば、やはりラクビーで、
アメリカン・フットボールのようにプロテクターも装着せずに、
筋肉の塊の大男達が生身で激しく直接ぶつかり合う試合を目にすれば、
格闘技かなと思えるほどで、
素人からするワールドカップ等の短期間で試合が続く大会で、
身体がよく持つなと思います。
2001年、豪州のラクビー選手が頭痛を訴えて病院で診察を受けました。
診察の結果、頭部に埋まっていた人間の歯が痛みの原因と判明。
何故、自分の頭に歯が…… 思い返してみたところ、
数か月前の試合で激しくぶつかった相手選手の歯の可能性が高いとのことでした。
選手の皆さんには熱戦を期待すると共に、大きな怪我無く
そして、選手、スタッフ、サポーターの人達にとって
日本での滞在が素晴らしいものとなることを願っています。