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浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

予測

2018-01-23 18:42:49 | その他
 草津白根山が噴火したというニュースに接した。気象庁は噴火地点から2キロほど離れたところには観測態勢をとっていたようだ。ということは、気象庁は噴火の予想がまったくできていなかったということである。また噴火の兆候はなかったというから、予測はできそうもない。白根山の噴火は3000年ぶりだとのこと。

 要するに、地震や噴火は予測できないということだ。東日本大震災の時も、突然来た。御嶽山の噴火も、今度も突然である。


 そういう自然の大きな力のが奔出を、人間は制御できないということでもある。

 ところが、現代の科学は、あたかも制御可能であるかのような言説を振りまいている。その結果、我が日本列島のあちらこちらに、人類を滅亡させることができる原子力発電(原子爆弾と原理は同じだ!)所が鎮座している。

 原発は、人間の奢りの象徴である。

 先に、愛媛県の伊方発電所が、阿蘇山大噴火の予測から期限付きの稼働停止となったが、今後どのような噴火や地震があるのか。

 私たちは、謙虚にならなければならない。このままなら、愚かというしかない。

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