なかなか雨風が強い。そんななか、私は『伊藤野枝全集』を読み進めている。そのなかで、こうなりたいなあと思った文。
私は自分をゴマカして生きて居る事のできない性分ですから、世間からは、随分悪く云はれる代りに、自分の生活にビクつくやうなことのないことを、ひそかに誇として居ます。経済界がどうあらうと、思想界がどうあらうと、我には何んの不安も動揺もありません。世間に悪がられやうと、お上に睨まれやうと、監獄にブチこまれようと、新聞でコキ下されようと平気なものです。同様に火事に遇おうと、泥棒にはいられやうと平気であります。今でも私の家では夜明けぱなしで寝ていますが、之れは何んにもとられて、惜しいものが無いからです。同様に私は他から突つかれてグラグラする様なヤクザな、自分を持ち合はせませんから安心です。(「当代名流の安心する所」、『実業之日本』1920年12月号)
選挙結果に動揺せず、こういう人に、私はなりたい。そしてその他の人も、野枝のようになれば、世界は変わるか?
私は自分をゴマカして生きて居る事のできない性分ですから、世間からは、随分悪く云はれる代りに、自分の生活にビクつくやうなことのないことを、ひそかに誇として居ます。経済界がどうあらうと、思想界がどうあらうと、我には何んの不安も動揺もありません。世間に悪がられやうと、お上に睨まれやうと、監獄にブチこまれようと、新聞でコキ下されようと平気なものです。同様に火事に遇おうと、泥棒にはいられやうと平気であります。今でも私の家では夜明けぱなしで寝ていますが、之れは何んにもとられて、惜しいものが無いからです。同様に私は他から突つかれてグラグラする様なヤクザな、自分を持ち合はせませんから安心です。(「当代名流の安心する所」、『実業之日本』1920年12月号)
選挙結果に動揺せず、こういう人に、私はなりたい。そしてその他の人も、野枝のようになれば、世界は変わるか?