ぐうたら主婦 きっとの暮らしと遊び

ヘタレな主婦の山歩きとぐうたらな生活の中で思ったことなどを書き連ねてみました。

一周忌とお寺とおっさま

2018-10-07 07:10:46 | むかしむかし
昨日、爺さんの一周忌が終わった。
台風25号の影響で雨が降ったり晴れたりの不安定な天気だったが
お墓で準備をしている時には雨が降りながら、おっさまがお経を上げ始めた時には
すっかり止んでくれたので無事に済んだ。

実家の仏壇の横の床の間に、数週間前からお寺に置いてある大きな位牌が鎮座していたが、
(妹の戒名に加え、新しく父の戒名も彫られていた)
一周忌の法要が終わるとともに、おっさまが「じゃあこれは寺の方へ運ばせていただきます。」
と言って箱に収めて抱えて車に載せていた。
普通、お寺用の位牌に戒名を新しく彫っても、家にそれを持ってくる事はしないから
おかしいなあとは思ってたが

「ひょっとして、お寺変えた?」
と弟に聞くと
「ここまでやってもらったんだから、変えないわけにはいかん。」
という事だった。


菩提寺のおっさまが病気で供養が出来ず、葬儀の時も今のおっさまにお経を上げてもらった。
菩提寺のおっさま(長養院)と今のおっさま(長篠、新昌寺)とは兄弟であるから
今まで色々と都合をつけて新昌寺のおっさまが面倒を見てくれていた。
長養院には先祖代々の位牌やら過去帳があるし、幼い頃から通っているので
本堂奥の位牌堂でお経をあげてもらう時などは、何か落ち着くような気持ちになったものだった。
しかし、長養院のおっさまが病気でどうにもならず檀家の供養仕事の一切を長篠の新昌寺のおっさまが
引き受けていると言う。

新昌寺のおっさまは長篠、医王寺(武田勝頼の本陣だった寺)の住職も兼ねているから
(医王寺の実際の管理は有志の方々がやっているようだ)
もう、大忙しだそうだ。

「距離だけは走っとる!」
とおっさまが言ってた。

ところで、本来お寺を変えるという事になると、結構ややこしく大ごとらしいが
(お寺の方では大変かもしれん)
そこは宗派も同じ、兄弟であるから
「おっさまんとこのお寺に変える!」
と言えば
「わかった!」
で終わってしまったらしい。
あまりに簡単な話になってしまったので長男よっちゃんは
まだ次男あきちゃんと三男かずくんにその事を話していないんじゃないかと
さっき思った。

これは早いとこ連絡だけしておくように言わなきゃな、と考えていて
何故、長養院は「院」がつくんだろう?
とふと思った。
今まで全く気づかなかったけれども、普通どんな大きな寺でも有名なお寺でも
「◯◯寺」
と「寺」がつくのに、
「院」とは何故だ?光國舜玉和尚の命名なのだろうか。

「今度、一回お寺に行かんといかんね」
という事でお寺でおっさまに聞いてみよう。

どうでもいい事なんだろうけど、どうでもいい事が気になる。
先代のおっさまならスラスラと答えてくれただろうが、長篠のお寺と長養院の関係も
聞いておく事にしよう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿