昨晩のNHKクローズアップ現代は「衰える日本人の言語力」のタイトルで、内容は大変興味深かった。自分の考えや意見を言葉で表現できない現象が、若い人を中心に増えているそうだ。携帯メールの普及など、物事を深く考える必要のない文明の利器が悪さをしているようだ。この現象は若者だけではない。関わっている地域の集団や趣味の会にも、「通じる仲間」だけで纏まる現象が顕著である。面倒な言葉を発しなくても、楽に付き合える仲間を求めているのだろうか。人間としての励まし合いや切磋琢磨することが無い集まりに魅力は無い。コメンテーターの鳥飼玖美子さんが「言葉は人間の根幹であり思想そのもの」と言っていた。その通りだと思った。
タゲリは今シーズン初撮り 田圃のひこばえの間を歩いていたがコンクリート畦畔に乗って挨拶をしてくれました