いのエう’s blog

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木島平2日目

2005-06-14 10:59:45 | インラインスケート
 朝起きると外は晴れ。心配していた雨はどこへやら。前日の悪い結果で落ち込み気味だった気分が解消。クロスカントリー競技場には8:00から入園可能で9:00まで練習できるので、ホテルの朝食の時間を7:30から7:00に変更してもらう。7時ごろ食堂に行くと選手の方々が既にいる。みな考えていることは同じようだ。
 食事が終わり、出発の準備。宿泊代を払うのだが、既にフロントには人がいっぱい。後ろに並んでいた須賀家から「まだ払ってないのかよ。」とクレームが。済みません、段取り悪くて。っていうか、早めに宿泊代払うことができたんだ。反省。

 混乱はあったが無事、8時ごろに競技場に到着。テントを元に戻し、ジョグ2周&ストレッチ。早速靴を履いて滑り始める。初日と違って路面が乾いているので、横滑りの心配がない。天気は晴れ、風はさわやかな高原の風。コンディションは良好だ。自分の競技は、最初のジュニアワールドクラス500m予選の後。すぐ始まるだろうから、周回して滑りの感覚の調整をつかむ。何周か軽く滑った後、最初の競技が始まるとのコール。練習は終わりだ。
 500m予選。初日の200mのタイムで組分け。自分はC組。C.R.Cの丸山選手、山崎選手、W.I.Rの河野選手、自分の4人。予選通過は上位2位まで。組分けの表を見たとき勝負する前から通過は困難と予想。まあ、何があるか分からないので、作戦は全力疾走。ほとんど1周なので、体力は気にしないで大丈夫だろう。1周なので、A組、B組の競技があっという間に終わる。そして、C組。一番外側からスタート。C.R.Cの2選手が飛び出す。スタートから出遅れる。予想通り(?)。自分の欠点の一つ、横を見てスタートしてしまうこと。直さないといけない。自分はとなりの河野選手とほぼ同時スタート。外側なので不利。でも、前に出たいという気持ちが勝ったのか、加速し、前に出る。すぐにコーナー。横滑りしないので安心してクロス入れられる。すぐ後ろには河野選手がいるんだろうな。いつ抜かされるのかびくびくしながら全力疾走。そして、最後のカーブ。初日の200mでクロス入れて失敗したので、全くクロスを入れずに滑ってみる。右足に力が加わるが気にしない。そして、最後のストレート。とにかく前へ進むのみ。何とか3着ゴール。でもインエッジでフォームがメチャクチャだったようだ。順位決定戦の時には気をつけよう。
 競技が進み、シニアクラス5,000m。尚子ロード大会の10kmで高山選手がトップだったので、優勝は間違いないだろうと思われた。当然結果は、高山選手がトップでゴール。
 楽しい観戦が終わった後、広場で基礎練。順位決定戦では、丁寧に滑っていこう。そして、500m順位決定戦。メンバーは内側から、近畿大学の山本健太選手、W.I.R金子選手、自分、W.I.R河野選手。初日10,000mの後続パックメンバーである。今までの競技から山本選手のスタートが良く、滑りも速いので、今回も機関車すると予想。なので、作戦は、2番目にひっつくこと。それにはスタートを何とかしなくてはいけない。横は見ないで前に集中。集中、集中。心の中で何度も念じる。「ヨーイ、バンッ!」スタート。でも前に集中していても、横を見てしまう。修行が足りないな。河野選手が良い反応するが、足が滑るのが目に入る。金子選手はちょっと出遅れる。チャンス。加速して山本選手と並ぶ。コーナーはすぐだし、無理して先頭に出ないで、作戦通り後ろにひっつく。10,000mでは速く感じたのだが、それほど速く感じない。丁寧な滑りを意識しているからだろうか。2番手になれれば上出来と思っていたのだが、ちょっと欲を出してみる。そして最後のカーブ。ここでもクロスは入れずに普通に滑る。そしてカーブの出口が見える。最後のストレートだ。ひっつき虫から横に飛び出し加速。何も考えずにひたすら前へ集中。ゴール間際、ラインの横を見る。足一個分くらい自分が前に出ていたと思うし、山本選手もとても悔しがっていたので勝ったと思うが、審判の結果次第である。負けても作戦通りの戦いができたので満足である。反省点は最後のストレート。フォームがメチャクチャだったらしい。無意識になるとインエッジになるようだ。
 しばらく競技が進み、お腹が空き始めたころ、最後の競技20,000mエルミネーション。10,000mと同じく、すぐにオミットだろうから、始めから飛ばす。「1周目から全力疾走。そして、体力が余っていたら、もう1周全力。この繰り返し。」という作戦。尚子ロード大会とほぼ同じ捨て身の作戦である。くじ引き。自分はなんと1番を引く。内側の一番良いポジション。ますます全力疾走でトップ集団につかないといけないという意識。それには良いスタートが必要だ。いつにも増して前へ集中。ちなみに隣は河野選手。今回の木島平ではよくお隣さんになるね。今後ともよろしくー!
 2列スタートになるかと思ったが道幅が広いため全員1列目でスタート。前に集中。そしてスタート。今までの中で一番良いスタートがきれる。そのおかげで、自分の位置は3番目。でも、かなりハイペースなので、尚子ロード大会と違って、前を抜かせるほど余裕はない。1つ目のコーナーが終わり、2つ目のコーナー。クロスするが一人分、前が空いてしまう。そんなミスを逃さないのが一流選手。PowerSlideの山本紳貴選手がスッと入る。入り方がすごく上手い。感心をしていると横から喜多秀明選手が集団を抜いていく。あのスピードにはついていけないので、集団についたまま。緩やかなカーブの出口が終わりストレートで加速する雰囲気。ダッシュが入る。自分ももちろんダッシュ。松岡選手に抜かされるが、まだ先頭集団の中。良い調子だ。そう思っていると、コーナー。コーナーのことが頭になかったので、ちょっと不意をうたれた感じ。クロス大失敗。バランスを崩して失速。集団は行ってしまう。追いかけるが意識ばかり。河野選手に抜かされる途中。「フォームが乱れてるよ。」と声を掛けてくれるが、焦ってばかりいて上手く直せない。そして、体力がなくなり、金子選手にも抜かされる。ここで、ちょっと落ち着き、少しフォームを直すがもう完全に手遅れだ。トップに抜かされオミット。
 反省点、焦ったり、無意識になったときにいかにフォームを崩さず滑れるか。これからの練習では丁寧に滑る意識を重点的にしていこうと思った。

 競技関係者、選手、応援の方々、おつかれさまでした。そしてありがとうございました。次回は少しでもレベルアップして競技にのぞみたい。
AIOI選手
松岡選手


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