いのエう’s blog

のんびりと更新していきます o(^-^)o

風呂上りのストレッチ

2006-06-21 20:31:12 | 日常
 土曜は忙しかったり、仕事で疲れたりしていて、日曜は毎週のように雨。闇練しようかなと思う日に限って雨。1ヶ月滑っていない。また、体力落ちただろうなあ。ウルトラ&160km大丈夫かな。
 恵那リンクでのKazax講習会で、草太さんに「練習できなくてもストレッチは欠かさずしたほうが良い。」と言われてから、風呂上りはいつもストレッチしている。そのおかげで、ヨガの鷹のポーズが30秒くらい耐えられるようになってきた。

 いろいろあるストレッチの中で、自分は通常と違うストレッチ(?)を一つだけしている。それは、日本古来伝統である正座だ。
 テレビを見るとき、パソコンをやるとき、ゲームをするときなど、とにかく床に座るときはとにかく正座。しびれてくるまで正座している。初めはつらくて短時間しか耐えられないので、お風呂に入っているときに正座が効果的。半身浴にもなって一石二鳥だしね。
 正座をしていたら、

のストレッチが出来るようになっていました。

 余談として、「正座」のことを福井の方言で「おちょきん」と言います。大学生になるまでこの言葉が方言だとは知らなかった。子供の頃、親(福井出身)に叱られた時、「おちょきんしなさい。」って怒られてました。

前の会社の退職理由

2006-06-21 20:04:56 | 日常
 今ごろだけど前の会社を辞めた理由を書いてみた。
 今の会社の面接時に答えた内容と違うけど、前の会社の圧力(北朝鮮みたい)が無くなった1年以上経った今だから書けるのかもしれない。それに今でもよく「10年居たのにもったいない。何で辞めたの?」と聞かれるのでまとめる意味でも書いてみようと思った。どうせ人の噂は75日までと言われるように、前の会社の人は自分のことなど忘れているだろうし。

・仕事がつまらない
 仕事がつまらなくなる前は、RF-ID関連の仕事をしていた。将来性があったし、技術的だったので、仕事は楽しかった。しかし、組織変更をきっかけに別の仕事を与えられた。
 組織変更前の上司は声が大きくて部下を引っ張っていく力はあったのだが、すぐ感情的になるし、わけの分からない事を言うし、言うことやることがとにかく酷かった。
 権限もないのに「工場をメチャクチャにしろ」など命令する。実際にその上司の言葉に従ったらクビになるだろう。後輩が「ビザが期限切れでも入れる」とその上司に言われて、その言葉を信じて中国に入ろうとしたら、イミグレーションで引っかかって一晩牢屋に入ったこともある。また、自分で大きな不良を作って部下に責任をなすりつけたり、やれと言われた仕事をやったらやるなと怒られたし、嫌なことを思い出したらきりがない。そんな時、組織変更でその上司が開発から営業に飛ばされた。不良ばかり作っていてプロジェクトがなかなか進まないし、上役の言うこともきかないので、上役が飛ばしたらしい。しかし、営業に移ったのにもかかわらず、なんだかんだ理由をつけて、なかなか机を引っ越さなかった。ある日、その人が打ち合わせから机に戻るとイスがない。被害にあった周りの社員たちも恨みを持っていたらしく、誰かが隠したのだろう。これには、その人も相当堪えたらしい。その日、誰とも口をきかなかったのを覚えている。
 そして、組織変更後の上司は、個人としての技術力はあるが部下を引っ張る力がなく、部下にレベル以上の仕事を与えて放置していた。当然、自分も例外ではなく、上述の(前置きが長い)別の仕事を与えられた。その仕事は、製品の売上は年間6億円もあったが、営業と中国工場とのサポート業務だった。でも、技術的に得るものが無いわりには作業量が多い。そのため、自分に引き継ぐ前までは開発者2人がかりで仕事を進めていた。そんな仕事を自分1人でやれと言われて上司と喧嘩した。それが会社を辞めるトリガーだったのだろう。その後、上司に増員した方が良いとか、早く中国に移管したほうが良いとか、案を言ったのだが受け入れてもらえなかった。今思うとたぶんその上司は面倒なことはしたくなかったのだろう。
 そして、辞める前の年の10月下旬に「半年後に辞めるので、今の仕事の引継ぎの計画を立ててください。」と言った。その後すぐに約1ヶ月の中国出張だったが、さすがに1ヶ月もあれば何か計画を立てているのかと思ったら、全く計画を立てていない。その時、辞表を叩きつけてすぐに辞めようかと思った。しかし、周りのお世話になった人たちに迷惑をかけたくなかったので、その上司の上司に計画を立ててもらった。2ヶ月間、引継ぎの後、半年で業務に慣れてもらい、そして中国人技術者を日本に呼んで、中国に引継ぐという計画だった。その計画が初めからあれば、つまらない仕事でも我慢して辞めるトリガーを引かなかったかもしれない。その後、何回も面接があり、年末に辞表を出す直前にも「他の部署で仕事を続けないか?」と言われたが、5年くらい前から辞める計画を立てていたし、既に社内は噂を広められてたし、その頃には社員への締め付けがきつくなってその会社の魅力も無くなっていたので、提案を却下して退職の道を選んだ。
 その頃、同じグループの2つ上の先輩も会社を辞めたので、半年もしない間に同じグループの中堅社員がいなくなり、グループ方針としては縮小化をせざる終えないのは容易に想像できる。
 ハローワークでその会社の求人票を見たが、高い条件で中途採用を求めていたのには、内心ほくそえみながら就活してました。(嘘が書かれていないかどうかも確かめたかった。嘘の事が書かれていなくても本当の事(特にマイナス部分)は書かれていなかった。)

・上司との関係の悪化
 上述の上司たちは、台湾に出向する前にも上司になったことがあるのだが、社員レベルで年功序列から年俸制に給与制度が変更されてから上司の性格が変わり、信頼できなくなった。以前は、面倒見が良く、上司の家によく遊びに行ったりしていたのだが、年俸制になってから上司と部下の関係がギスギスしたものになっていたに違いない。年俸制と言っても、会社の業績が悪ければ(悪いのは社員ではなく経営者の判断が誤ったからなのだが)、社員がどんなに頑張っても給料は下がる。そんな経営者と社員の間に挟まった管理職がおかしくなるのも当然だろう。
 年俸制に変わる時、台湾出向中だったのだが、上司がよく年俸制の愚痴を言っていた。どんなに評価を公平に見ても会社の業績(経営者の判断)で変わると。その上司は、部下をしっかり見ていたので、給料が上がらず仕事がつまらなくても、サービス残業があろうとも、仕事を続けられた。

・出張が多い
 国内出張は週に1回ペース。日帰りの場合、朝6時前に家に出て、帰りは午前様が当然。
 中国出張は年に3回(トータル約3ヶ月)。寮の敷地は3m以上の壁に囲まれていて、その上に有刺鉄線。見回り&見張り。寮の不味い中華料理。時々当たるので、O157より目の前の食事の方が怖い。当たったら、正露丸をパッケージに書いてある3錠飲んでも改善しないときがあるので、5錠飲んだこともある。信用できるのは自分の舌のみ。寮のベッドはダニだらけ。部屋はゴキブリ、ネズミが徘徊。仕事をしている日中に掃除のおばちゃんが入ってくるが、真面目に掃除しているかどうか分からない。泥棒事件もよく聞くので、貴重品はカギのかかるところに保管して、すぐに盗られるような所に置かない。シャワーは、お湯が出る時間帯が限られていて、ドブ臭い匂いがする烏龍茶。工場と寮は同じ敷地のため、仕事は朝8時出勤、帰宅は午前様。休みは、月に1度の棚卸のときのみ。中国に労働基準なんて存在しない(あったとしても守らない)。一歩間違えば、刑務所と変わらない。(刑務所は入ったことがないが、もしかしたらこっちの方が酷いかも)
 こんなに多い出張だと生活リズムが崩れる。円形脱毛症になったとき病院に行ったら、先生が生活リズムが崩れるとなると言っていた。こんな中国出張の後に円形脱毛症になった(しかも2回も)ので、原因は間違いなく中国出張である。
 広い中国と言っても、出張先はインフルエンザの生産地である広東省だった。当然、最新(日本で流行る2~3ヶ月前のインフルエンザ)のインフルエンザによくかかっていました。何十回も中国出張して風邪を引かなかったのは1回しかない。しかもその1回はインラインスケートを持って行った時だけ。1ヶ月以上いたが、健康的だった。
 あと、中国出張で気をつけていたことは、川魚は食べない。理由は、工場廃水垂れ流しによる川の汚染である。特にウナギや貝など川底にいる魚貝類は危険。

その他にも下記の不満があったが、退職トリガーは上記のことだろう。

・きりの良い10年
 当然、退職後の保険の手当ての期間が伸びることも調査済みだった。
 辞める2年前にも辞めると言ったことがあるのだが、辞めさせてもらえなかった。その時は、決意が足りなかったと反省して、今回は決して曲げることはなかった。退職を1ヶ月延ばすよう頼まれたときは、習い事を始めているため定時退社することで同意した。

・むやみやたらな中途採用
 中途でも良い人、出来る人は、すぐに会社を辞める人が多く、離職率は高かったと思う。(公表されていない。)とあるページを見てみたら、「平均勤続年数は低い理由は、1部上場で人が増えたため・・・」と書かれていた。上場したのは5年前。確かに人は増えたが、間接人員や管理職ばかり。そのおかげで余計な仕事をする管理職や間接人員。その影響は、社員に余計な仕事が増えた。

・いいかげんな経営
 営業力も技術力もない会社を買収して赤字に。
 どっかから優秀と思われる経営者、技術者を引っ張ってきたは良いが、社内ルールが分からないため、仕事が上手くいかず、結局赤字に。
 それらの赤字のつけは社員に。

・社員への教育がない
 ビジネスマナーを知らない社員が問題を起こす。私服で客先に行って、指摘を受けたらしい。
 技術レベルが低いため、開発は2番手以降に着手が多い。当然、競合他社も参入するため値段競争になる。

・年俸制
 正しい評価をしてもらえば年俸制も良い制度だが、前の会社の年俸制は、本や雑誌に書かれているような悪いことだらけ。評価は、会社の業績や上司の気分で変わる。新しい技術を使って新製品を作って苦労しようが、技術的に何も新しくないちょっとした変更の製品を作ろうが、上司が違うと同じ評価。売上や利益にどれだけ貢献しようが、「当たり前」という評価。年俸制は、社員の給与を抑える制度とよく聞くがまさにその通り。

・会社は社員の面倒は見ない
 社員みんなよく言っていたが本当に見ない。
 台湾出向時、大地震にあった。しかし、会社(経営者)は知らん顔。会社の代表として台湾に出向してやってんのに、社員の安全なんて考えていない。
 当然、SARSが流行ったときも、なるべく出張するなという通達はあったが、出張のルールは変わらなかったため効力は薄かった。
 社員に対する扱いが悪いので、とある国で労働問題を引き起こすんだろうなあ。


 もし前の会社が、退社当時より良くなっていたとしても、戻る気は全くない。自分の人生を捨ててまで会社の奴隷になる必要はない。お金よりも大切なことがあることを学べました。