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芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

高校の同級生達

2009年07月16日 | Weblog
和久井康明君は、最近、長谷川俊雄君と数十年振りに会い、子供の頃は話せなかったことも話せたと言う。どういうことかと聞くと、長谷川俊雄君と和久井康明君は中学校が付属で一緒だったから、親しかったのだが、仙台一高時代は、長谷川俊雄君は理系に進み、和久井君は文系に進んだので、同じクラスにならなかった。しかも、和久井君は東京大学から大阪のクラレに行き、長谷川君は東北大学から北海道教育大学に行き、ともに忙しかったので、会う機会が全くなかったというのだ。
和久井君のおじいさんは、石川啄木を小学校教員に招いた校長であり、岩手県から宮城県に来た一家だ。また、長谷川君のおとうさんは、陸軍幼年学校の数学の先生で、大戦で敗戦後、幼年学校から旧制二高に、そして東北大学の先生になったのだ。そのような背景で、自分たちの出自と、現在に至る自分たちの家の歴史を話したようだ。
長谷川君が、北海道から仙台に戻ったからそれが可能になったのだ。