俳句への扉

私の俳句的生活の記録。俳句塾言の葉ティールームへのご案内。

京都時代祭に行ってきました。

2011-10-29 11:25:08 | Weblog

十月21日から23日まで、お友達に急遽誘われて、京都の時代祭を見に行ってきました。

日帰りで誘われたのですが、雨天順延ということもあって、せっかくいったのに見ないで帰るのも癪だわね

えということで、京都二泊のフリープランで行くことにしました。

忙しくて事前の計画も、新幹線の中ということで、なんとこだま号でいったのです

が、寝不足で頭も働かず、コースがなかなか決まらないうちに、京都についてしま

いました。三時間半は短かった!ゆっくり計画を立て、お弁当も食べ、睡眠補給も

する予定だったのに!

でもどさくさに決めたところは、結構みんなとてもよくて、けがの功名?っていうか

な?ほんとお気に入りの場所ばかりでした。

数多く見るのではなくじっくり見るのが、フリープランの良さなので、丁寧に、永観

堂と南禅寺をみました。永観堂の紅葉にはまだ早かったのですが、枝先がほんの

り赤く緑が残っているモミジが結構好きです。コントラストがその時期ならのもので

すよね!見返り阿弥陀仏もじっくりみました。

南禅寺は、三門にあがったのが、だいヒットでした!楼上の京都の風と京都の

山々は絶景でした。しばらく立ち去り難いところでした。昼は湯豆腐会席膳!

夜は祇園の花見小路で京都会席膳を食べましたが、あの街並みの雰囲気に触

れたのは、初めてだったので、超感動しました。ずっと残してほしい文化遺産です

よね!いるだけで舞妓さん気分になれます。そういえば、おばかついでに、舞妓さ

ん変身願望もかなえてこようとおもったのですが、いまいち勇気がなくて今回は見

送り!でもかならず生きているうちにかなえたい夢のひとつです!

こういう夢ならちょっとお金と時間とがあり、人の思惑を気にしないちょっとした勇

気さえあれば簡単に実現しちゃうけどなあ!

二日目は、晴れていたのに時代祭は延期、午前中例の二条城の鴬張りの廊下を

ゆっくり踏み鳴らしお城とお庭を見学!

お昼は鴨川をみながら食事をして、その後は南と北に友達と離ればなれ?になり

ました!私はどうしても鞍馬の火祭が見たかったし、友達は宇治の平等院にいき

たかったからです。

別々に写真を撮ってこようねと言って別れました。

私の旅は、人生と同じくかなり無計画で大胆、!口と目があれば何とかなるさタイ

プなので、人に聞きまくりながら、和泉式部が作った螢の歌ではないけれど、あこ

がれる魂が浮遊するかのごとく、貴船神社にいき、鞍馬の火祭のある由岐神社

へ叡山鉄道にのっていったのでした。

お祭りが始まる前の町の雰囲気も味わい、特等席と他のブログに書いてあった

山門の席もゲットしたのですが、折からのすごい雷雨!雷は近くに落ちたらしい音

を立て、雨は山すべてを消してしまう勢いでした。

山門の席で雨止みを待つこと二時間、なんだか明日の暮らしを何とかしようとして

何とかならない、羅生門の下人になってしまった気分でしたよ!

挙句の果てこのお祭りは立ち止まってみることのできないお祭りですというお巡り

さんの警告に負けてしまい、始まるときには、雨の中町の裏側を歩かされている

だけでした!

遠くに松明の煙らしきものが上がって、煙のにおいだけはするものの、見えたの

は、京都府警察署の背中の文字ばかりでした!

帰って友達に写真見せたら、警官の背中撮りにいったの?でした!ちょっと人魂

みたいなものはみえるけどといわれ、ベットの上でおなかを抱えて笑いころげまし

た。くやしい!昨今の私には珍しく弱気になったみたい!これもまた次回のお楽し

みだわ!長生きしなくちゃねえ!

三日目は、お友達と三三間堂で一〇〇一体の千手観音像と静かに向き合ってき

ました。

午後は特別観覧席で時代祭を鑑賞し、歴史を再確認するようでした。隣席に和服

の若いお坊さんが来て、なんか京都っぽいねって思いながら最後までゆっくり堪

能しました。

来年は、祇園祭か葵祭に挑戦したいなあ!

健康第一ですね!ナノになのに、私は鞍馬の天狗さんのたたり?か雷神様のご

歓迎か、これ以上降るのを見たことがないというような豪雨に身ぐるみ濡れて、

京都の風邪?をお土産に持って帰ってしまったのでありんす?!(なんか変?)

今日で5日目なのに完治せず、きょうの深大寺吟行もキャンセルするはめになっ

たのです!

秋晴れなのにい!残念!

年を考えて行動しなければダメですね!少し過信してました 

ところで、連泊したシティーホテルは最悪でした。お部屋の冷蔵庫はこわれて

いるし、大きいお風呂があるのはいいなあと思ったのですが、排水は詰まってい

るし、湯船の中は、錆?で真っ黒!お値段相当なので文句は言えませんが、二度

と泊まりたくないホテルでした!残念!

学生のような旅行はやはり 卒業ですね!

また頑張ってご褒美としての、ちょとリッチな旅がしたいです。

子供に貧乏性だと笑われています。