俳句への扉

私の俳句的生活の記録。俳句塾言の葉ティールームへのご案内。

青芝一泊熱海吟行会にいってきました。

2011-10-04 11:35:32 | Weblog

青芝の全国大会の残務整理もそこそこに、次のイベント青芝吟行会に行ってきました。

青芝はほとんど、吟行をしない結社になっていたので、なんとか以前の活気を取り戻し、親睦もさらに深めて

いきたいと思っての企画でした。

高齢化の著しい俳句会としては、22名の参加はまずまずでした。

今大会で名誉主宰になられた先生も参加してくださり、夜は季語について楽しく考えるお話もしていただけま

した。

熱海は、秋の花火大会の日で、私はいつも見ている花火ではありましたが、皆さんに鑑賞していただきたいと

思って、結構人気があるという熱海の宿を予約しました。

ところがなんです!一大ハップニングで、会員のおじいちゃまが、花火をみんなと鑑賞したいと、屋上へ上る

途中階段を踏み外して、頭を打ちしばし意識を失ってしまったのでした。

宿の方が発見してくださり、大事には至らなかったのですが、花火の夜は救急車の中でした。

南熱海の病院がすごく遠く感じられたのですが、帰りは宿の支配人さんが駆けつけて下さり、あっという間に

宿に戻りました。

事前に、みなさんお年なので、保険をかけて行ったのが不幸中の幸いでしたが、しばらくは後遺症とかがでな

いか心配です!神様におまかせするしかないけど!来宮神社にもよって帰ってきました。

でも句会が流れなくてほんとよかった!おじいちゃまも反省文のような句を出していてしおらしくしていらっしゃ

いましたよ!

今日テレビで失敗学という話をしていました。その名のとおり失敗から学ぶのですが、成功したければ、二倍

の速さで失敗をすることという言葉も心にとめています。失敗がないのはチャレンジしていないからなんだそう

だ!いいぞ、いいぞ失敗ならお得意分野だもんね!

失敗を重ねながら、企画もさらに良いものになっていくのでしょう。

私の編集のお仕事も、俳句修行も失敗や落選の数が、あきらめなければ成功につながっていくのでしょうね

え!

成功という言葉は抵抗があるけれど、夢の実現ですよね!

どさくさの中で作った句も、中村先生の選に入ったし、めでたしめでたしということに!

     「秋水の裏側の音聴きにゆく」

言の葉ティールームの方も、緊張を超えてご参加くださりありがとうございます。納得のいくまで調べまくる真

面目な美代子さん、極めて女らしいのに肝の座った千恵子さん、最後にかけるむつ子さんの焦りようもかわ

いらしかった!私もかなりあせっていたけどね!

どうか、伝統文化である俳句を次の世代へ伝えていく夢に手を貸してくださいね!

俳句は想像力を豊かにし、極めて人間らしいコミュニケーションツールだと思います。

美しい秋をまた一緒に享受していきましょう。