俳句への扉

私の俳句的生活の記録。俳句塾言の葉ティールームへのご案内。

角川学芸出版主催第1回熱川吟行会に参加して

2008-02-13 23:32:50 | Weblog
 二月12日から13日、一泊二日の熱川吟行会に参加した。
 参加者は、当日参加を含めて51名、選者は、中原道夫先生、西村和子先生、上田日差子先生。著名でしかも若い選者の選と選評が非常に楽しみ!
 中原先生の講演も3分に一回は笑わせてくださる心積もりの超たのしいもの!しかも非常にためになった。表題は「俳句の根っこ」。師系を縦の根とし横に栄養分としての根をしっかり張ってその上で自分の俳句を作るという話をビジュアル化して講演され、さすがという感じだった。
 
 一日目の夜は3句で予備戦?
 今日は2句で本戦!

 雛見し夜は潮騒の中に寝る 西村先生、上田先生秀逸
 鰐の背に鰐の重さや春愁  上田先生秀逸

 それぞれ選評が素敵で、超感激でした!
 
 予備戦では、
 吊雛畳恋しき時あらん  中原先生の選に入れていただいた。

 それにしても参加者の熱気はすごいもので圧倒されましたが、角川学芸出版賞をいただいて昨今の前向きな姿勢が報われた気がして心に残る吟行会になりました。
 表彰状4枚ゲットはやっぱりうれしかったなあ!さらに研鑚を積みたいと覚悟を新たにしました。選者の先生方、並びに御世話くださった角川学芸出版の皆様に感謝申しあげます。ありがとうございました。