はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

新年早々、まったく・・・

2006-01-01 | 日記
新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

さて、昨日大晦日の夜は、テレビは何を見ていいのかわからないくらい、食指の動く番組がなかった。

PRIDEも、興味があったのは「小川直也対吉田秀彦」くらいで、金子賢の試合なんて、相手が「バカにするな!」と怒っていたのを証明するようなくだらない試合だった。

K-1も、面白そうなのは「曙対ボビー・オロゴン」くらいで、後は見たいとは思わなかった。

「2005年 お笑いネタのグランプリ」も、出場者がバラバラで、見たいと思ったのは、全体の3分の1程度。
つまんないお笑い芸人は、いつ見てもやはりつまんない。

もちろん、紅白歌合戦なんて論外。

一番期待していたのが「テレビ・タックル」だが、実はこれが一番腹が立った。

いつも年末には、超常現象スペシャルということで、否定派対肯定派という構図を無理やり作り出していて、それを「バカなことを言うヤツらだなあ」と笑わせてくれるのが唯一の面白さだったのだが、今回はヒドかった。

大物ゲストとして、あの「神々の指紋」の作者グラハム・ハンコックを呼んでの番組だったのだが、もうアホらしいを通り越して、完全な詐欺番組だ。

最初は、あのノストラダムスの大予言とやらが、まったくのウソであったことが1999年に明らかになったにもかかわらず、性懲りもなく「いや、あれは実は○○のことだ」とウソにウソを重ねるエセ研究者たち。

昨年世界で大きな地震や洪水が起こったことに対して「これもノストラダムスは予言していた」とか言って紹介された4行詩。

しかし、これを見て大笑い。
確かに、「地震」や「洪水」が起きるという予言らしきものは書いてあるのだが、何のことはない、どこにも「いつ」とは書かれていない。

つまり、これは、大地震や大洪水が起きるたびに「当たる」予言なわけだ。
こういうのを紹介するのなら、もっと「もっともらしい」のをもってこいよ。

これが日本のごく一部で面白がっているだけなら、まだいい。

「イタリアのベスビオス火山が爆発する」と言って、わざわざイタリアにまで出かけ、日本の恥をさらした池田邦吉。

こいつは、「1999年には、何の爆発も起きませんでしたが・・・」と言われて「あれは、編集長にウソを言え、と言われて書いたのであって、本当は2007年に起きるはずなんだ」と言っていた。
もしそれが本当であれば、自分の意見を簡単に曲げて、編集者に責任転嫁するなんて、研究者として失格だろう。

秋山眞人も相変わらず。
こいつは、自分の超能力がウソであることがバレて以来、超常現象や他人の超能力を肯定する立場に変更したのだが、いつも問い詰められては答えに窮し、最後はキレて退場する、というパターンを繰り返している「根性」のない男だ。

「大物」グラハム・ハンコックも、完全に胡散臭いおっさんだ。

しかし、一番の問題は、こういうウソ番組を平気で垂れ流すテレビ朝日だろう。

冒頭で「火星の人面岩」などを紹介していたが、こんなものはとうの昔に「単なる光の加減で顔の形に見えただけ」ということが明らかになっている。

にもかかわらず、いかにも「いまだに会計されていないナゾ」みたいな紹介のし方をするとは、いったいどういうことか。
しかも、今回は「肯定派」が10人くらいいたのにもかかわらず、「否定派」はたったの3人。
そのうち一人は、「否定派」からも「いいかげんなことを言うおっさん」と評判の大槻義彦教授。
完全にバランスを欠いた番組構成だろう。

何が目的なのかはわからないが、「捏造の朝日」らしいと言わざるを得ない。
ウソを垂れ流しても平気な体質が、やはりここにも現れている、ということだろう。
やはり朝日なんて潰れてしまえ!と、今年も新年早々から叫ばなければならないのか。

ということで、今年もこんな感じになりそうです。

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