朝からイチャモン！

あまりの暑さに、これ以上寝られなくて、とうとう起き出してしまった。
そして、テレビのニュースを見る。

そうしたら、「エアギター大会の全米代表が決定」というのをやっていた。

エアギターが、いまだに流行っているのだそうな。
こんなのが競技になることが信じられない。

エアギターなんて、私なんぞはもう２５年も前からやっている。
一番得意なのは、エアドラムだけど・・・

私以上の大ベテランだって、いるに違いない。
でも、私は人前ではゼッタイにやらない。

なぜか・・・

それは、単に恥ずかしいからだ。

「人前」だから恥ずかしいのではない。
「ギターを弾けないくせに、弾いているつもりになっている」ことが恥ずかしいのである。

いくらそれらしく手を動かしたところで、ホントは弾けないわけだから、手の動きだっていいかげんなはずだ。
それを、どうして人前で堂々とできるのかわからない。

しかも、それが競技になるなんて、いったいどんな審査をやっているのか理解できない。

音楽って、本来演奏している人が一番楽しんでいると思う。
誰もが、曲に合わせて体を動かしたり踊ったりするのは、実際一緒に演奏したいから、ではなかろうか。

「あそこまでうまく弾けないから」という理由で、密かに弾くフリをする人の気持ちは、よ～くわかるけど、それを人前で堂々とやるヤツの気が知れない。
優勝して、いったい何が嬉しいのだろう。

以前、「行列のできる法律相談所」に、２年連続４位になったという俳優（金剛地さん、だっけ？）が出て、実際にプレー（？）をしていたが、それを見ていた品川庄司の品川が「オレにもできる」とばかりに、同じようなことをやっていた。
見ている限り、二人にたいした差はなかった。

要は、いかにその気になるか、だけであって、「うまさ」なんて全然関係ないのだから。

まあ、好きでやってるんだからいいんだけど、ちょっと違和感がある。