はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

見事な皮肉!?

2015-02-18 | 日記
一部に熱狂的なファンを持っていると言われる朝日新聞のコラム「素粒子」

こちらは、天声人語と違って、その日にしか見られない、という「逃げ」は行っていないので、過去のものも見ることができる。

もちろん、内容がトンでいることが魅力であって、皮肉の効き具合がすばらしいからではない。


そんな素粒子の昨日の作品。

全文引用します。

○足元で広がる格差には気づかず。遠くホルムズ海峡でありやなしやの機雷封鎖はまざまざと見え。われらが首相。
○同じ数字がいかようにも読め。足踏みか回復の兆しか。GDPわずかにプラス。いずれにしても遠い事に思えて。
○昔はしょうゆだって借りたもの。隣近所のつきあいは薄くなり。日韓のお金の融通協定おわる。ああ金の切れ目

http://www.asahi.com/articles/ASH2J3PHFH2JUSPT003.html


最初の2つはどうでもいいのだけど、3つ目は面白い。

日韓スワップ協定の終了についての「皮肉」なんだろうけど、朝日新聞の立ち位置がどちら側にあるのかがよくわかる。

まず「昔はしょうゆだって借りたもの」の部分

これに対して「そんな話、聞いたことねえよ」というツッコミもあるのだけど、問題はそういうことではない。

例え、しょうゆを「借りる」ことはあったとしても、逆にお隣さんが何か足らなくて困っているとしたら、それを「貸して」あげることあったわけだ。

つまり「貸し借りはお互い様」ということ。

これが、この日韓スワップ協定にはない。

あの国側から、日本に対して何か貸してくれるようなことは、一切ないわけだ。

そういう意味で言うと、日韓の関係は「隣近所」の関係ではなく、単に韓国が日本に寄生しているだけの関係。

わかりやすく言うと、韓国は日本の寄生虫であるわけだ。
まっ、サナダムシみたいなもんか?

いずれにしても、「例え」としては落第である。


それと、もう一つ。

最後の「ああ金の切れ目」って、どういうつもりで書いたんだろう。

普通は、「金の切れ目が縁の切れ目」ということで、お金を持っていた側にお金がなくなった途端に、そのお金を頼りにしていた側が「もう、お前とは付き合わない」と縁を切ってしまう、という意味である。

日韓で言うと、日本に金を無心している韓国が、金のある間は「ねえねえ、日本さん、仲良くしようよ」とか言っていたのに、日本に金がなくなった途端に、韓国が「もう、お前とは関係ない」と言い出す、ということになる。

全然違うよね?

日本に金がなくなったわけではない。

そして、韓国側から「もう、お前とは付き合わない」と言ってきたわけでもない。

日本の方が「もう、お前には金をあげない!」と宣言しているだけ。

日本の方が、韓国と縁を切ろうとしているわけだ。

こういうのを「金の切れ目」とは言わないだろう、普通。

もともと「お金」という縁しかなかったわけだし、しかも縁を作ってやっていたのは日本の方。

韓国がすり寄ってきたわけではなく、むしろ「もらって当然」みたいな態度しか取ってこなかった。

これも、言葉の使い方として不合格だろう。

誰なんだ、こんな下手クソなコラムを書いたヤツは!


それとも、これを機に韓国が「お金をくれないなら、日本とはもう縁を切る」と言ってほしい、と思っているわけ?

だったら、いいけど・・・


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