はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

よりクソでないヤツは誰だ?

2024-07-07 | 日記
このところ猛暑日が続いている。

「外出しないでください」などという警告が出されている中、選挙に行く人たちは大変だろうなと思う。

いよいよ今日が都知事選の投票日だ。

結果は言うでもなく小池現都知事の圧勝だと思うのだが、投票率が低い場合、いったい誰にとって有利なのかはよくわからない。

ただ、選挙というのが「クソの中から、よりクソでない人を選ぶもの」であるとするなら、どう考えたって斉藤蓮舫はあり得ない、と思うわけだ。

また、当初石丸伸二という男がどういう男なのかよくわからなかったのだが、安芸高田市(どうでもいいけど、2004年に市に移行した地名が一発で変換しないのは何で?)での言動を見てみると、トンデモない男だということがわかってきた。

安芸高田市というのは、広島県のド田舎にある都市で、もともと高田郡であったものが、「平成の大合併」によって発足した人口2万人ちょいの小さな都市である。(私が生まれ育った田舎町よりも、さらにひと回り小さい!)

そんな小さな都市での市長を務めていたのが石丸だけど、そもそも市長に立候補したのが「(その時点で)立候補者を表明している者が誰もいなかったから」というものであり、結局2名で戦った選挙に勝ったものの、そこには行政に対する熱意は感じられない。

しかし、市長になったその1期目の途中で市政を投げ出して、都知事選に出馬することを宣言したわけだ。

都知事を目指した理由というのが「地方の衰退を止めること」というものだが、自治体の一つである東京都が地方の衰退を止められるという理屈がよくわからない。

単に「田舎がイヤになったから、都会に出ていく」というガキの発想のようにしか取れない。

しかも、市長としての市議会議員とのやり取りが、とても常軌を逸していて香ばしい。

大半が動画として残っているので、それを見れば一目瞭然であるが、一例を挙げるとこんなものがあった。

石丸が市議を呼び出そうとしたところ、その市議が「〇〇委員会が入っているので、その後でもいいか」と言ったので「それでいい」と答えたものの、委員会後に石丸のところに言ったところ「なぜ遅刻したのか」と問い詰めたという、変なやり取りがある。

市長「何で遅刻したのか」
市議「〇〇委員会があったからです」
市長「委員会と私とどちらが優先なのか」
市議「委員会は先に予定が入っていたものです」
市長「委員会と私と優先順位はどちらが上かと聞いている」
市議「事前に〇〇委員会があるから、その後でいいかと答えたところ、それでいいと言ったではないか」
市長「そうなのか?ただ私は市長と委員会とどちらが優先順位が上かと聞いている」

だいたいこんな感じだったのが、このやり取りだけでも、この石丸という男が話の通じないヤツだということがわかる。

これ以外にも、ことごとく市議会と揉めて、というよりは、いちいち市議会のやることにケチをつけまくっていたようだけど、いつも無表情で淡々とわけのわからない理屈をこね回すような男が、行政に向いているとはとても思えない。

初めてこの男を見た時に、「何かイヤ~な感じ」はしていたのだが、第一印象って結構当たるものだなあ、と思うわけだ。

当然のことながら、都議会議員の人たちも、こういう事実は把握していると思われるのだけど、都議会議員も有権者の一人なので、「こんなヤツが都知事になったら、議会はトンデモないことになりそう」と思えば、石丸に投票するとは思えない。

ということなどを踏まえると、斉藤蓮舫と石丸を嫌う連中は「それなら、まだ小池の方がマシ」と思ってもおかしくはないと思う。

さて、結果はいかに?

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