はぶて虫のささやき

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映画評1176 ~ ポリス・アカデミー(CS)

2024-07-08 | 映画評
今回は「ポリスアカデミー(CS)」です。

警察学校を舞台に、警官の卵たちのハチャメチャな行動を描くコメディ。製作はポール・マスランスキー。監督は人気テレビ・シリーズWKRP in Cincinnatiのクリエーターで、映画「ストローカー・エース」の脚本を書いているヒュー・ウィルソン。この映画がデビュー作になる。ニール・イズラエルとパット・プロフトの原案に基づき、イズラエル、ブロフト、ヒュー・ウィルソンが脚本を執筆。

主演:スティーブ・グッテンバーグ
共演:キム・キャトラル、G・W・ベイリー、ババ・スミス、ドノバン・スコット、マイケル・ウィンスロー
その他:ジョージ・ゲインズ、アンドリュー・ルービン、デビッド・グラフ、レスリー・イースターブルック、スコット・トムソン、マリオン・ラムジー、ジョージナ・スペルビンなど

<ストーリー>
アメリカのある大都市で、女性市長が警察官採用の際のすべての制限を撤廃するという画期的な方針をうち出した。その結果、とんでもないことになった。適性も何も考えぬ志望者が警察学校に殺到することになり、ラサール校長(ジョージ・ゲインズ)は大あわて。ハリス警部は伝統を守るため、しごいて早いうちにくず志望者を追い出そうとするが・・・


1984年公開だから、もう40年も前の作品だ。

このシリーズは、当時よく見ていて大笑いした記憶はあるのだが、改めて見てみても、中途半端なドタバタではないし、変なギャグとかもなく、結構しっかりとしたコメディになっていると思う。

警察志願者たちが、どのような経緯で警察学校に入学してきたのか、ということについては、まったく記憶になかったので、何だか新鮮な感じで見ることができた。

登場人物も、やる気がまったくない上に女癖が悪い主人公マホニーや、いかつい大男だけど実は花屋で働いているという心優しいハイタワー、形態模写が得意なジョーンズ、拳銃大好きタックルベリーなど多彩な顔触れだ。

特に主人公であるマホニーは、罪を犯したところ、刑務所に行くかポリスアカデミーに行くかの選択を迫られるという、ある意味ムチャクチャな展開なのだけど、こういう荒唐無稽な設定を受け入れないと、この手のコメディを見ることはできない。

ヒロインであるトンプソンを演じていた女優・キム・キャトラルは、どこかで見たことがあるなあ、と思って調べてみたら、「セックス・アンド・ザ・シティ」に出ていた女優さんで、他にも映画「マネキン」にも出ていて、主題歌を歌っていたStarshipの「Nothing's Gonna Stop Us Now」のPVで見たのを思い出した。

なお、この「マネキン」には、今作でイジワルなハリス警部を演じていたG・W・ベイリーも出ているが、なかなか存在感のあるコメディアンだと思う。

まあ、昔のコメディは今見ると意外と笑えない場合があるのだけど、この作品は結構面白かったです。

ということで、評価は「B」にします。

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