はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

何だかよくわからないけど、とにかく最高!?

2024-05-26 | 日記
今日は「東京優駿」つまり競馬好きに限らず日本人なら誰でも熱狂する「日本タービー」が行われる。

何せ「最高の馬たちが、最高の状態で、最高のレース」をするに決まっているのだから、熱狂しないヤツはどうかしている。

わざわざこんな言い方をするのだから、ダービーは好きなレースではないことはわかっていただけると思う。

もちろん、「たいしたレースではない」と言っているわけではない。

先ほどの「最高の・・・」などと、どう考えても「おかしいだろう」と思うようなことを堂々と言ってしまうヤツが溢れかえるのが、このタービーである。

何せ、今年のダービーも17頭中12頭はたったの2勝しかしていない。

こんな馬たちのレースが「最高!」であるわけがない。

「みんなが松坂世代はスゴいと思っている」とか言うヤツと同じくらい、自分に酔っているだけの連中だ。

さらに、普段顔を出さないような芸能人までしゃしゃり出てきて、「私の本命は・・・」などとしたり顔で言う。

「私の夢馬券」とか、お前の誕生日とか好きな数字なんかどうでもいい。

だいたい、「歴史のあるレース」とか言ったところで、日本にダービーが創設されたのは1932年。

約100年の歴史があるとは言え、本家イギリスのダービーは1780年創設だから、実に300年以上の歴史があるわけで、その重みはまったく違う。

競馬関係者たちのコメントも結構いい加減だ。

「ダービーは私たちホースメンにとっては特別なレース」であり「騎手であれば、誰もがダービージョッキーになりたいと思っている」というのはまだいとして、「ダービージョッキーは誰からも尊敬される」などというのは、ただのウソっぱちだ。

それほど多くないダービージョッキーの中でも、2勝以上しているのは15人いるのだが、その名前をいったい何人が覚えているだろうか。

私でさえ聞いたことがない人が5人もいた。

中でも特徴的なのは、ミホノブルボンとタヤスツヨシで2度制覇した小島貞博騎手は、尊敬されるどころか、恩師である戸山調教師が亡くなった後は、実に不遇な騎手人生を送っており、最後はたいして取り上げられることもなく、ひっそりと亡くなっている。

理由は・・・下手クソだったから、

同じ小島でも、小島太騎手は、下手クソで有名だったのだが、当時競馬会を席巻していた「さくらコマース」(サクラの冠名を持つ馬主)の馬を一手に引き受けている境勝太郎調教師の娘をもらったことから、その後サクラの馬に乗せてもらっていた。

その義父である境調教師から「太のおかげで、いったい何億円損したことか」とまで言われた男なのだが、彼は単に恵まれていただけだ。

つまり、ダービーを勝ったからと言って、後々まで名前が語り継がれるのは馬だけであって、騎手の方は元々名前のある人が大半なので、例えば武豊を紹介する時に、わざわざ「ダービージョッキーの武豊」などという言い方はしない。

結局のところ、競馬に興味のない人から見れば、若者がわ~っと騒いで、わっ~と散っていくハロウィンみたいなものだ。

そんな形だけ妙に先行しているレースだけど、いちおうGⅠなので、当然やります!

簡単に結論だけ。

今回は皐月賞上位組を中心に選びました。

◎ジャスティンミラノ(戸崎)
〇アーバンシック(横山武)
▲コスモキュランダ(デムーロ)
△レガレイラ(ルメール)
△シックスペンス(川田)

騎手のウマさで言うと、モレイラ・ルメール・川田 になると思うが、さすがに今回は皐月賞組と別路線組とでは差があると思うので、皐月賞組の中で順位が若干入れ替わると見ている。

なお、現時点で2番人気のレガレイラ(ルメール)は牝馬なので、かなりの人気過剰であって、さすがにダービーではキツいと思うので狙いを下げた。


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