はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

えるどれっど~!!

2016-08-15 | 日記
エルドレッドが帰ってきた。

そして、昨日の試合でも、8回に貴重な勝ち越しホームランを放った。

プロ野球に興味のない人はともかく、カープファン以外の人には、そんなに大事かと思われるかも知れないが、いつ帰ってくるのか、ず~っと心配していた。

それは、エルドレッドが戻ってくる前のカープの打線を見てみればわかる。

打率はこの際置いておいて、ホームランの数だけを並べてみる。

1.田中  12本
2.菊池  11本
3.丸   14本
4.ルナ   3本
5.新井  13本
6.鈴木  17本

DeNAの筒香やヤクルトの山田みたいな、突出した選手はいないけれど、10本台の選手が揃っている。

ところが、4番のところで「ホームラン3本」というピストル野郎がいるおかげで、打線が分断されてしまっているのだ。

これが、昨日の打線だと、こうなっている(一昨日の試合時点の数字)

1.田中  12本
2.菊池  11本
3.丸   14本
4.新井  13本
5.エルドレッド 16本
6.鈴木  17本

ものの見事に10本台の選手が並んだ。

別に大砲がいるわけではない。

だから、相手投手も、一発を警戒する気持ちは、それほど大きくないはずだ。

ところが、どこからでもホームランを打てるため、1点差ゲームとなった時に、連打が出なくても、一人で同点にできる機会が多いわけだ。

もちろん、前にランナーがいた場合は、複数得点も可能だ。

ところが、ホームランを3本しか打っていない打者だと、投手はホームランを警戒する必要がない。

特に、前にランナーがいる時、単打は続かないと意味がない。

しかも、ゴロを打つ確率が高いので、併殺の可能性もまた高くなる。

ところが、一発のある打者、特にエルドレッドの場合、三振が非常に多いが、1試合の中で、他は全部三振でも、1本ホームランを打つだけで、チームの雰囲気をがらっと変えてしまう。

昨日の試合は、まさにそんな試合だった。

エルドレッドは、ホームラン以外は、3打席とも三振だったのだから。

だから、投手からしたら、ルナよりもエルドレッドの方がよっぽどコワいと思うぞ。

いずれにしても、これでようやく理想の打線に戻ったと言えるのではなかろうか。

そして、目指すものは・・・・


ちなみに、広島カープ史上最高と言われた1978年の打線。

この年は、チーム全体で実に205本のホームランを打っている。

その打線とは・・・

1.高橋 慶彦 .302 7本塁打  47打点
2.三村 敏之 .249 11本塁打  23打点
3.ライトル  .296  33本塁打  108打点
4.山本 浩二 .323  44本塁打  112打点
5.水谷 実雄 .348  25本塁打  75打点
6.ギャレット .271  40本塁打  97打点
7.衣笠 祥雄 .267  30本塁打 87打点
8.水沼 四郎 .271 7本塁打  46打点


30本以上の打者が4人もいる。

3番から7番までの5人で、何と172本だ。

トンデモない打線だったわけだ。

この打線に近づけ、とは言わないけど、それに近い打線になってくれれば・・・



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