こういうバカが二度と出てこないようにしないと・・・

山口県で、誤って振り込まれたお金を返さなかったことで騒ぎになっている男・田口翔がとうとう逮捕されたそうだ。

容疑は「電子計算機使用詐欺容疑」だとか。

「何で、ATMが電子計算機なの?」と思ったので調べてみたら、「パソコンやＡＴＭなどの電子機器に虚偽の情報を与え、不正な記録を作り利益を得た場合に適用される」と書いてあった。

何か、これだけ見ると、電子機器に虚偽の情報を与えたのは、むしろ町役場の方のような気もするが、誤って振り込まれたお金を自分のものにしようと引出しした、あるいは他口座に振り替えた等の行為そのものも該当するそうだ。

報道などでは、田口は役場から誤って振り込んでしまったという報告を受けた直後から、34回にわたって全額を出金したらしい。

田口の通帳の出納記録まで公開されていたが、まあ律儀に毎日毎日振替や決済処理をしていたようだ。

ネットやテレビのコメンテーターの中には、「田口は被害者だ」みたいな論調で話をするヤツもいるようだが、これを「故意」と言わずして、何と言うのだろうか。

思わぬ大金が手に入ったので「魔が差してしまった」というレベルの話ではない。

こいつに擁護できる部分など皆無だろう。

となると、疑問に思うのが、「田口って、そこまでバカなの?」というものだ。

誤って振り込まれたとは言え、「返してくれ」と言われたその直後からお金の引出しを始めていることから、当初「もしかして、入れ知恵をしたヤツがいるのではないか」と言うヤツもいたのだけど、あまりにも短時間のうちでの実行なので、決断が早すぎる！

「やった、すぐに使っちゃえば、返せって言われても返せないし、大丈夫だろう」と思うほど頭が弱いのか、あるいは元々こういうことをやり慣れている（？）ヤツなのか。

とは言え、いずれにしても、こんなバカが二度と現れないように、厳罰に処すのが一番いい方法だと思う。

https://news.yahoo.co.jp/articles/47afc78a82a4f40a66c6f3fa1cb840e5ae37e355


それにしても、町役場の体制って、いったいどうなってるんだろう。

まあ、小さな組織って、基本的に「性善説」に頼っているようなところがあって、「まさか、そんな間違いはしないだろう」ということが起きたりするのだけど、給付金額×対象者とトータルの振込金額が合っていればOK！みたいなところはあるのかも知れない。

特に金融関係では、やたらと「ダブルチェック」ということを言われるのだけど、そのチェックをちゃんとしているのか、というチェックはいったい誰がやるの？という問題もある。

結局は、機械的（システム的）に何かチェック機能を設けないとダメなんだろうなあ、という気がする。