今回は「宇宙人ボール(CS)」です。
「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」のサイモン・ペッグとニック・フロストが主演・脚本を務め、「未知との遭遇」「E.T.」など名作SFへのオマージュを散りばめながら、陽気な宇宙人のポールと冴えない青年コンビの珍道中を描くコメディ。
主演:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト
共演:ジェイソン・ベイトマン、クリステン・ウィグ、ビル・ヘイダー、ブライス・ダナー、ジョー・ロー・トルグリオ
その他:ジョン・キャロル・リンチ、ジェーン・リンチ、デビッド・ケックナー、ジェシー・プレモンス、シガニー・ウィーバー、ジェフリー・タンバー、スティーブン・スピルバーグ(声)など
<ストーリー>
SFオタクのイギリス人青年クライブとグレアムは、全米最大のコミックイベント、コミコンと米中西部のUFOスポットをめぐる旅を楽しんでいた。その途中、ネバダ州のエリア51を通りかかった2人は、ポールと名乗る本物の宇宙人と遭遇。ポールを故郷に帰すため奮闘することになる。
2011年の作品である。
「ミッションインポッシブル」でもお馴染みのサイモン・ペッグとニック・フロストという二人のコメディアンが主演の他に脚本も務めたというSFコメディだ。
「E.T.」「未知との遭遇」など数々のSF映画へのオマージュも満載しているということで、最後にはあの「エイリアン」のシガニー・ウィーバーまで出てくる。
今作での宇宙人は、下品なジョークも連発する異様に陽気なキャラだ。
いまだに真実だと思っている人も多いエリア51騒動(?)は、実は本当だった、という前提で物語は始まるのだが、それにしても楽しく話は進む。
あの「E.T.」で、宇宙人の指先が光るというアイデアをスティーブン・スピルバーグに与えたのが、このポールであるという部分も笑ったが、このシーンでは実際にスピルバーグも声だけ参加しているというのも、何ともアメリカ的だ。
コメディということもあるのかも知れないが、本家「E.T.」でE.Tとエリオットが「生体エネルギーを共有」していたという設定も、ほとんど違和感なく受け入れることができた。
実は、本家「E.T.」を見た時、ほとんど感動できなかったのだけど、それは設定だけの問題ではなく、そういう設定を受け入れた上で見た時の回りの大人たちの対応がまったく理解できなかった、ということがある。
そういう意味では、本作では主人公たち以外の登場人物のキャラは、どれも違和感のないものだったし、ポールを追いかけていたゾイル捜査官が、実はポールの味方だったという最後の種明かしも、それまでの行動を振り返ってみて「なるほどね」と思えるものだった。
なので、「E.T.」よりも面白く見ることができました。
ということで、評価は「B」にします。
「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」のサイモン・ペッグとニック・フロストが主演・脚本を務め、「未知との遭遇」「E.T.」など名作SFへのオマージュを散りばめながら、陽気な宇宙人のポールと冴えない青年コンビの珍道中を描くコメディ。
主演:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト
共演:ジェイソン・ベイトマン、クリステン・ウィグ、ビル・ヘイダー、ブライス・ダナー、ジョー・ロー・トルグリオ
その他:ジョン・キャロル・リンチ、ジェーン・リンチ、デビッド・ケックナー、ジェシー・プレモンス、シガニー・ウィーバー、ジェフリー・タンバー、スティーブン・スピルバーグ(声)など
<ストーリー>
SFオタクのイギリス人青年クライブとグレアムは、全米最大のコミックイベント、コミコンと米中西部のUFOスポットをめぐる旅を楽しんでいた。その途中、ネバダ州のエリア51を通りかかった2人は、ポールと名乗る本物の宇宙人と遭遇。ポールを故郷に帰すため奮闘することになる。
2011年の作品である。
「ミッションインポッシブル」でもお馴染みのサイモン・ペッグとニック・フロストという二人のコメディアンが主演の他に脚本も務めたというSFコメディだ。
「E.T.」「未知との遭遇」など数々のSF映画へのオマージュも満載しているということで、最後にはあの「エイリアン」のシガニー・ウィーバーまで出てくる。
今作での宇宙人は、下品なジョークも連発する異様に陽気なキャラだ。
いまだに真実だと思っている人も多いエリア51騒動(?)は、実は本当だった、という前提で物語は始まるのだが、それにしても楽しく話は進む。
あの「E.T.」で、宇宙人の指先が光るというアイデアをスティーブン・スピルバーグに与えたのが、このポールであるという部分も笑ったが、このシーンでは実際にスピルバーグも声だけ参加しているというのも、何ともアメリカ的だ。
コメディということもあるのかも知れないが、本家「E.T.」でE.Tとエリオットが「生体エネルギーを共有」していたという設定も、ほとんど違和感なく受け入れることができた。
実は、本家「E.T.」を見た時、ほとんど感動できなかったのだけど、それは設定だけの問題ではなく、そういう設定を受け入れた上で見た時の回りの大人たちの対応がまったく理解できなかった、ということがある。
そういう意味では、本作では主人公たち以外の登場人物のキャラは、どれも違和感のないものだったし、ポールを追いかけていたゾイル捜査官が、実はポールの味方だったという最後の種明かしも、それまでの行動を振り返ってみて「なるほどね」と思えるものだった。
なので、「E.T.」よりも面白く見ることができました。
ということで、評価は「B」にします。
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