５月１１日四部作・その４（完結編）

やっと四部作の最後にたどり着きました。

一日の内に、ブログに書きたいことが４件もあるとは！
時には、書くことに困るような日もあるのに・・・

人生とは、思うようにいかないものですね。


さてこの日は夜、ＩＳＯＷＡビトのＹさんと二人で食事しました。
Ｙさんと二人だけで食事するって言うのは初めてのことです。

というのも、６５歳を区切りに、新卒入社以来４６年間勤めてくれたＩＳＯＷＡを
卒業されることを決断されたからです。

Ｙさんは、いろんな意味で私にとってとても大切な存在でした。

まずは、

　　　　　　

　　　　　　

私の股割の師匠です。
９年前にＹさんのこの姿に魅せられて、股割を人生の目標にしたのです。
いよいよＹさんが卒業しちゃうのに、それまでに達成できなかったことがとても
心残りです。


また、

　　　　　　

ＩＳＯＷＡ散歩クラブの部長で、昼食後、毎日会社の周りを３０分くらいウォーキング
していて、私もたま～に仲間に入れてもらって、ペチャペチャおしゃべりしながらの
ひと時を楽しませてもらいました。


それ以外にも、Ｙさんは、毎年、私の誕生日に

　「社長、おめでとう！」

ボーナスの支給日には、

　「今年も、たくさんありがとう！」

と必ずひと言声を掛けてくれました。


そして何よりうれしかったのが、

　「社長、何かあったの？
　　下向いて歩いてる。
　　元気出さにゃいかんよ！」

　「社長、俺さ～、頭悪いからよ～分からんけどさ、
　　○○のことは社長ちょっと違うんじゃない」
　
　（我ながら、Ｙさんの雰囲気をうまく表現していると思うけど、
　　どう？　＞Ｙさん　）

たまに、こんな風に、直言してくれたんです。

自分の利害に関係したことを言ってくる人はいても、それとはまったく関係ないことで
私にこんな風にストレートに言ってくれるＩＳＯＷＡビトはほとんどいません。
だからＹさんのこうした何気ないひと言が、毎回、とてもうれしくって、時に涙した
こともあります。


　「最終出社日までに回り切れなかった仕入先さんに
　　その後自分で挨拶に行ったら、みんな、社長の
　　いろんな心遣いにすごく感謝してたよ」

とうれしい話を聞かせてくれました。


そして、何度も、何度も、

　「ホント、俺、ＩＳＯＷＡで働けて、幸せだった・・・」

と言うんで、

　「まだまだ働いてくれればいいのに」

　「いや、いや、いつまでも会社に甘えていてはいけない。
　　昔、社長が最も俺を必要としてくれた時に、その期待に
　　応えられなかった者が、今の様な状態で働き続けるのは、
　　自分は潔しとしない」

　「そんなこと無いって。
　　また気が変わったら、いつでも戻って来てくださいね。
　　待ってるから」

　「社長も忙しいのに、わざわざこんな席を設けてくれて、
　　いろんな話ができ、胸が熱くなったよ。
　　一生思い出に残るわ。
　　くれぐれも体に気を付けて、もっと、もっとＩＳＯＷＡを
　　いい会社にして、ＯＢとして、自慢させてよね」

いや、いや、私こそ、こんなにすばらしいＹさんと一緒に働けたことを自慢させて
もらいます。

やおやのお母さんに写真を撮ってもらったら、

　「また社長のブログ楽しみにしてるわ」

　「申し訳ない、Ｙさん、実は今日は盛りだくさんの一日
　　だったので、時系列的に考えても、今夜のことを
　　ブログに書けるのはちょっと先になると思うの。
　　でも必ず書きますから、楽しみにしていて下さいね」


最後の最後まで、楽しかったです。

Ｙさん、４６年間、本当にありがとうございました。
その内の３３年間を共に働けたこと幸せでした。

股割はこの先も諦めずに、チャレンジして、時々進捗をブログで報告します。

お互い、健康に気を付けて、この先も充実した人生を送りましょう！
ありがとうございました！