磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

愛知学院・・・じゃなくって愛知大学で講演

2006年10月24日 22時34分29秒 | ビジネス・シーン

思い起こせば、今年の2月3日の毎日就職EXPOで、愛知学院大の
岩田先生が私の講演を聴いて下さったのがきっかけでした。

      

その後5月10日の名古屋如水会で岩田先生の講演を聴き、それがご縁で、
先生の授業で講演を引き受けることになり、その日がやって来ました。

しゃべりたいことは山ほどあるのに、1時間の持ち時間で抑えるために、
数回練習したけど、どうしてもちょっとオーバーしちゃうんだな~。
でももうタイムアップ。後は本番でしゃべりながら調節するしかない。

ということで勇んで大学に出かけました。

大学に到着したので、言われた通り先生の携帯に電話を入れました。

 「先生、到着しました」

 「今どこですか?」

 「受付の脇の駐車場です」

 「エーッ、今日は愛大(愛知大学)ですよ」

 「・・・ 愛知学院じゃないんですか~?」 

幸い、愛知大学と愛知学院大学は車で20分程度と近かったことと、パソコンの
セッティングをしようと早めに出発していたことで、何とか滑り込みセーフで
愛知大学に到着。

      

到着して、やっと謎が解けました。

愛知学院の岩田先生は、毎週愛知大でも講義を持っているのでした。
確かに講演後会社に戻って先生からもらっていたメールを読み返してみると、
「愛知大学」と何度も書いてありました。

でも私は岩田先生から依頼された時から、今朝まで、ず~っと、愛知学院で
話をするものと思い込んでいました。思い込みって、本当に怖いですね~ 

そんなんで、バタバタのまま、岩田先生の愛知大学での「中小企業論」での
私の講演、『世界一社風のいい会社を目指して』は始まりました。

教室は、なかなか立派な階段教室で、すでに大勢の学生が席に着いています。

 「おお、結構お客さん(?)いるジャン」

燃えてきます。だってどうせしゃべるなら、大勢の学生相手に話した方が
やりがいがあるじゃないですか。いい感じです。

話していくうちに、予想はしていたものの、やっぱり段々タイムスケジュール
から遅れ気味に。

 「ヤバイ」

話しながら、どこをカットするか、でもせっかくならこの話もしたいしな~と
悩みながら進めました。結局予定を10分程度オーバーしてしまいました。
学生のみんな、ごめんね。

でも自分としては、楽しく話ができました。

冒頭の写真は、講演を終えて、

 「こんな状況で話をしたっていうことがわかるようなブログの写真を
  撮らせてね」

と自分がしゃべった演台から、自分がしゃべりながら見ていた教室の様子を
撮影させてもらいました。

      

いつものようにマインドマップで作ったレジメというか台本を10部くらいは
持参していたので、

 「よかったら今日のレジメ差し上げますよ」

と言ったら、5人くらいの学生が「下さい」って来てくれました。
うれしかったな~ 

その後、控室で先生と一緒にお弁当をご馳走になりました。

岩田先生が、

 「学生が書いたレポートはすべてコピーして後で送ります」

と仰っていたので、とりあえず数枚だけその場で読ませてもらいました。

 「学生にはどうだったかな~?」 

と心配していたけど、私が話したことをちゃんとメモしてくれていたんですね。
それがよく分かる内容だったし、A4のレポート用紙にビッチリ書いてあった
ので、感心すると共に、チョッピリ感動しました。

夜会社から戻り、ブログを書きながら、

 「早くレポート見たいな~」

と思っていたら、岩田先生からお礼のメールが届きました。

その中に、学生のレポートが一部紹介されていたので、みなさんにも紹介
しますね。

 「今日の講演の中には現在私たちが悩んでいる悩みを解決するヒントという
  ものが沢山含まれていました。中でも私の心に一番響いた、私が勘違い
  していたことは、私たちが直接やらせる、提案を出すなどして皆を引っ
  張っていくのではなく、皆に提案させ皆に自発的にそのような気持ちを
  持たせることが大切なんだということです。・・・大学に入って受けた
  講義の中で今日の講義が一番楽しかった」 
   3年男子学生(体育会クラブのキャプテンだそうです)

 「今日の講演を聴いて就職に対する考えが変わり、就職するところはどこでも
  いいから手取りと休日がきちんとしていればいいやと思っていましたが、
  こっちから会社を選んで自分が納得できる会社にいきたいと思うように
  なりました」
   3年男子学生

 「段ボールを卒業記念で渡すというビデオを見ましたが、偶然以前にテレビで
  見ていました。・・・まさかその会社の社長さんの講演だとは思っていな
  かったので、二重の驚きでした」
   3年女子学生


100人を超す学生に講演するなんていうことは、やりたいと思っても、簡単に
チャンスが与えられるものではありません。そういう意味で、こんな貴重な体験を
させて下さった岩田先生、本当にありがとうございました。 

また1時間以上にわたって、私の話に付き合ってくれた愛知大学の学生のみんなも
ありがとう。



12月14日には、今度は名古屋大学のキャリア形成セミナーで講演することに
なっています。また頑張ろっと






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8 コメント

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講演 (KEVIN)
2006-10-25 13:34:59
凄いですね、大学で講義ですか。
愛知大学(千種高)には、先日、久しぶりに行きました。資生堂の中国事業を開拓された原という方の講演を学生と混じって聞きましたが、講義室につくと眠るという癖が抜け切れなくて、前半は完全に夢の中でした。目が覚めた後の話は大変参考になるもので自分の悪癖を恨みました。何と、その直後にSKⅡ問題が起こったのですが・・・。
こんな僕にとって、大学の講義なんて想像を超えたものです。
ところで、時々、出てくるマインド・マップって使い勝手のよいものですか?
今度、ご教示下さい。
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Unknown (村瀬)
2006-10-25 23:03:25
学生に紛れ込んで、先輩の講演を聞きたかったです。^^
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ありがとうございました。 (愛知大学 経営学部3年 男子)
2006-10-26 01:58:44
先日は講演ありがとうございました。大学に入ってからいろいろな社長の講演やゼミ等でも社長さんの話をいくつか聞く機会があったのですが正直、磯輪社長の話にはとても説得力を感じて社長さんの熱い思いが伝わり、とても勉強になりました。「腹に落ちていない言葉は相手に響かない物まね、借り物、形だけを取り入れてもダメであり、ソフト、魂が大事」だという言葉はとても印象的でした。

これから就職活動をやっていくわけですが、今までは自分がやりたい仕事をやりたいと思っていましたが、それもたしかに重要なことだと思います。しかし、社長の考えを理解しそれを分かった上で働くことも重要だと思いました。

またぜひ愛知大学で講演をして下さい。

本当にありがとうございました。



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そのままです (磯輪)
2006-10-26 21:12:53
 KEVINさん



楽しんで話をすることだけをいつも心がけています。ありのまま自分を話しました。

マインドマップは重宝しています。
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またの機会に (磯輪)
2006-10-26 21:14:29
 村瀬くん



聞いて欲しかったな~ またね。
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うれしいよ (磯輪)
2006-10-26 21:27:14
 愛知大学 経営学部3年 男子くん



講演聴いてくれて、ありがとう。その上、ブログにもコメントくれて、とてもうれしいよ。こうやって

ブログにコメントするのって、結構勇気いるでしょ? 実際就活中の学生でも、ブログにコメントしてくる学生って少ないんだよ。だからその勇気に敬意を表します。



何か君の心に残ることがあったなら、話した甲斐が

あったというものです。



> またぜひ愛知大学で講演をして下さい。



ありがとう。これって最高の褒め言葉だね。

また呼んで下さい。



君の就活がうまくいくことを祈ってます。

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社長評価=部門長評価? (岩田)
2006-10-27 14:22:08
 大学を間違えたことを感じさせない、堂々と落ち着いた講演でした。さすが千両役者!

 学生達は一時間熱心に聞いていました。磯輪社長も学生の反応に(講演の)手応えを感じたのでしょうに、次第にヒートアップして、上着を脱いでの熱弁になりました。

 学生だけでなく私にとっても勉強になりました。とくに社長評価(なぜ低下したか)について部門長と話し合ったときに部門長が「社長の評価かもしれないが部門長の私の評価かもしれない。社長が一生懸命やっていることを部門長の私から部下へもっとPRしたい」という話の時は”感激”しました。いい話ですね~。今度の講演のネタにいただきます。
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冷や汗ものでした (磯輪)
2006-10-27 21:47:24
 岩田先生



メールだけでなく、ブログへもコメントありがとうございました。



とにかく大学を間違えたところからのスタートだったので、冷や汗ものでした。



教室内は非常に熱く、上着を脱ぐだけじゃ足りなくて、腕まくりまでして、話しましたが、今度は

本物の汗をかきました。



社長評価結果の部門長との共有は、「相談し合い、信頼し合える人間関係」という我が社の行動指針の実践です。



本当に貴重な体験でした。こんな機会を与えて下さり、本当にありがとうございました。学生のみんなにもよろしくお伝え下さい。
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