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磯輪日記

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石と苔の関係

2023年01月08日 17時40分09秒 | ISOWAの風土改革

 

キヤノン電子会長の坂巻久さんが書いた『左遷社長の逆襲』を読みました。

 

本の内容についてはまた改めて書きますが、その中に、「転がる石に苔は生えない」という

一文がありました。「転石苔むさず」とも言います。

正しい日本語クイズじゃないけど、この言葉を聞いて何を思い浮かべます?

「苔が生える」ってどういう状態? いい意味? それとも悪い意味?

 

本来のこの言葉の意味は、

  ひとつのことにじっくり取り組まなければ、人は大成しない。(1)

というものです。

 

国家の『君が代』でも、

  君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまま

「苔が生えるくらい長く」というようにいい意味の表現です。

 

でも、今の時代、逆に、

  いつも変わり続ければ、錆び付くことはない。(2)

というようにも受け取れます。

 

この一文を読んで、昔、NHKラジオの『実践ビジネス英語』で学んだ

  ” A rolling stone gathers no moss. "

という言葉も思い出しました。

 

この時の解説としては、

 「肯定的(1)と、否定的(2)、両方の意味があるので、その場の文脈で

  判断しないといけません」

と先生が言ってました。

 

ブログを書くにあたって、ネットで調べたら、

  イギリスで生まれた言葉で、もともとは肯定的(1)な表現だったけど、

  その後アメリカでは否定的(2)な意味に変わった。

とありました。

 

でも年齢が若くなればなるほど イギリスでもアメリカでも否定的(2)に捉える人が

多いのかな。 日本でも同じでしょうね。

 

そうなると『君が代』も困った解釈が生まれちゃいますね。

「歌は世につれ、世は歌ににつれ」と言うけど、「言葉も世につれ、世も言葉につれ」か・・・

 

30年くらい先には、地球温暖化で極地の氷が解けて、『氷山モデル』も比喩として成り立た

なくなるんだろうか・・・   そう考えると、やっぱりストップ温暖化!   

 

 


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