
今日は愛知県知事選挙の投票日。
投票所である、わが母校飯田小学校へ出掛けました。
投票所の入り口で、案内係の人と投票に来たおばあさんが話していました。
「いらっしゃいませ。投票会場はこちらです」
「私も永くここに来てるけど、もう90歳だからね~」
私たちに続いて、そのおばあさんも、そこから投票所に入り、届いたハガキを受付で示すと、
「〇番の窓口へ行ってください」
指定された窓口に行って、ハガキを出すと、係の人が名簿と照らし合わせて、
「生まれた月と日を教えてください」
するとそのおばあさん、
「私の誕生日かね?」
って、他の人の誕生日聞くはずないじゃん! (笑)
投票が終わってから、
「あのおばあさん、面白かったな。
でも俺たちも、あと何年かしたら、同じこと訊き返してるかも」
「そうね~」
こんな話をツノ坊としていて、ふと、言われてみれば、このおばあさん、極めて真っ当ですよね。
選挙のたびに聞かれるので、当たり前のように自分の誕生日を答えていますが、「お誕生日は?」
との質問には、厳密に言えば、「誰の?」が抜けている。 だからおばあさんの質問は至極当たり
前の質問なんですね。
むしろ、おばあさんを笑った私より、おばあさんの方が論理的。
そもそも尋ねる側が、
「『あなたの』生まれた月と日を教えてください」
って訊くべきなんだよね。
次の選挙でも、きっと同じ質問されるだろうから、念のため「誰の?」って訊いてみようかな。
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