前回を見ていないので少し抜けていますが、実話に基ずくと、イタリアンマフィアのプリモの手に渡ったポール、誘拐は偽装誘拐から、本当の誘拐に切り替わった。
犯人ゲティ1世に1700万ドルの身代金の要求をする。(ドラマでは1600ドルといっていたような?)
しかし元々記者会見を開いて身代金は1セントも払う気はないと言い放ったゲティ1世は世間から激しいバッシングにあう。
そこで、身代金の減額を言い出す。数百万ドルと経費だ。
これが、いわゆる確定申告みたいのをしたときに控除対象になるかららしい。
身代金をケチるドケチ丸出しの1世。
彼は総額で50億ドルの資産を持っている。
ポールはナポリの奥の田舎に監禁されていた。プリモの仲間らしいが彼らの手を借りて脱走に成功するポール、一緒に逃げるアンジェロはナポリじゃだめだ、ローマへ行かないとと彼と列車に飛び乗る。
ポールの追手は町(ってか村?)の鐘が鳴らされることにより、村人総員で探されることになった。
みんなマフィアが怖いからポールを見つけても助けてくれない。むしろ捕まえたら分け前をやるというプリモの言葉に本気で捕まえる気だ。
列車に乗り、また追手から逃げるためにトラックに乗り換える。
ここら辺は若者の自由への脱走劇だ。
乗り込んだ車のルイジに見つかる。彼の家まで来たポールは電話を貸してくれというが、だったら薪を運ぶのを手伝えと言われる。その妻が出てきて、何をしているのかと聞き、電話を貸してくれと言うポールに快く家にあげ、電話を貸してくれるが、繋がらない。風が強いと繋がらないのと妻がいうが、風など強くないとポールは思う。
妻は食事と酒を提供し、若い人が威勢よく食べるのは気持ちがいいという。
ルイジは楽器演奏まで披露してくれる。
1世のところへは身代金を減額したことで、お金がないのかと思われた子供などから数十セントの金が送られてくる始末だ。
1世は金がないんじゃない。払わないんだという。
秘書?のような女性はそれも何かの役に立つかもしれないないからとっておけば?と冷静だ。
そんなとき、いい加減、ルイジ夫妻に気を許したポールに危険が迫っていた――――――。
身代金を減額する爺さん。
マフィアには逆らえず、誘拐された青年が逃げたと判っていても一緒になって探す村人。
怖いわ。
だから誘拐はビジネスって言われちゃうのね。
でも、今、南米で起きるゲリラによる誘拐も身代金と共に経費を払えという。
誘拐した相手にかかった食費や着替えさせれば衣服代を請求する。
ここら辺は、変わってないみたい。
でも南米の誘拐は場所を変え、半年くらいかかって金をとる。
家族は金のことも共に長い誘拐に心身ともにボロボロになる。
確かに人質を生かしておくには金がかかる……。
誘拐なんてしなきゃ、いい。
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